水先案内人
ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。
ビデオメッセージ
これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)
上村 英姫 KAMIMURA Eiki
(ワールド・エデュケーション・センター(W.E.C)代表)
1972年、ソウル大学卒業後、文部省奨学生として日本に留学。その後、1975年に留学生をサポートする「SAKURA HOUSE」を設立。1977年、簡単な旅行会話からプロの通訳をめざす人まで、希望に沿ったカリキュラムで楽しく学べる語学教室、ワールド・イングリッシュ・エデュケーションセンター(W.E.C)を設立。さらに、千葉県警察本部での通訳センター立ち上げに協力し、国際犯罪に関する翻訳・通訳を専門、担当する株式会社 JACCK International を設立。また、料理好きが高じて料理教室や料理本も発行。「食」を通じて人と繋がることも楽しみにしている。
ノ・ヨンシム ROH Youngsim
(ピアニスト、作曲家、音楽監督)
クラシックをバラードのように、バラードはクラシックのように、自然を演奏する演奏家。楽譜で詩を書き、ピアノでその詩を聴かせてくれる、真率で暖かいピアノ詩人。大学時代、歌のサークルの友達から依頼され作曲した初めての曲、「ウィッシュリスト」が韓国でミリオンセラーを記録し、名が知られる。小劇場での独特な音楽公演「ノ・ヨンシムの小さい音楽会」が KBS(Korean Broadcasting System、韓国国営放送)TVでも作り上げられ、このプログラムの形式は、今も様々な名前で継がれている。多様な新しい公演芸術で作曲と演奏活動をする中、暖かい心とその視線で社会の文化疎外地域を訪れ、音楽を届け続けている。
矢野 敏広 YANO Toshihiro
(ギタリスト、マンドリン奏者)
中学時代にフォークソングの洗礼を受け、高校卒業後上京。ライブハウスを中心に活動を始める。現在、李政美、趙博、盧佳世のギタリスト・マンドリン奏者として、日本各地、韓国でのライブ活動を行う。また、豊田勇造、中川五郎、よしだよしこ、キム・ドゥス等のサポートも手がける。2012年4月、ボーカルのnoburoと結成したグループ「うまかしゅう」として、CD「きらめく星座のように」を発表。2013年3月には韓国の国民的歌手・張思翼(チャンサイク)のサポートを務め、好評を博す。最近は、昭和歌謡を題材に、ソロ・ボーカリストとしても活動中。北海道在住。
中原 一歩 NAKAHARA Ippo
(ノンフィクション作家)
1977年生まれ。高校卒業後、博多の屋台で働きながら、地方紙や週刊誌で執筆活動をはじめる。現在はフリーランスの記者として週刊誌、雑誌、ウェブなどの媒体に、社会や政治の問題を中心に寄稿している。AERA『現代の肖像』では多くの著名人を密着取材しルポルタージュを発表。また、「Yahoo! ニュース」では特集記事の編集、執筆に携わる。その他、テレビやラジオのコメンテーターとしても活動している。著書に『奇跡の災害ボランティア「石巻モデル」』(朝日新書)、『「最後の職人」 池波正太郎が愛した近藤文夫』(講談社)、『小林カツ代伝 私が死んでもレシピは残る』(文春文庫)、最新刊『マグロの最高峰』(NHK 出版)など。
西村 典芳 NISHIMURA Noriyoshi
(日本観光教育ネットワーク代表、神戸山手大学現代社会学部観光学科教授)
1962年熊本県生まれ。早稲田大学人間科学学術院健康福祉学科卒業。病気を予防し、心と体の健康のための新しいツーリズム、「ウエルネスツーリズム」を研究、日本ウエルネス学会、日本観光経営学会の理事をつとめる。他、日本ウエルネスウォーキング協会会長や一般社団法人日中健康寿命促進協会理事、食育インストラクターなどさまざまな顔を持ち、幅広い年代に向けて健康づくりのノウハウを伝える活動を行っている。著書に『ヘルスツーリズムによる地方創生』(カナリアコミュニケーションズ)、『中小企業と環境ビジネス』、『イタリアの中小企業はなぜ元気か?』(共に兵庫県中小企業家同友会)など多数。
深津 高子 FUKATSU Takako
(ピースボート洋上保育園「子どもの家」アドバイザー、国際モンテッソーリ協会公認教師、一般社団法人「AMI友の会NIPPON」副理事長)
1980年代、東北タイで緊急救援に関わる。毎朝、国境に辿り着くインドシナ難民の支援に携わる中、難民の流入が止まらない現実に直面し、「物をあげる援助」から「自立援助」へと視点が変化する。その頃、国連で働くことが最も平和に近い仕事だと思っていたが、カンボジア難民キャンプ内の保育園で「平和は子どもから始まる」という答えに出会い、幼い子ども時代に関わることこそが「恒久的な平和運動」と確信に至る。2009年の第66回クルーズより洋上保育園の「ピースボート子どもの家」の立ち上げに関わり、現在はそのアドバイザーを務める。船内では「子どもから学ぶ『平和学』」や「地球で未発掘の宝物:子どもと高齢者」などのテーマでお話いただく。今年8月発刊予定の「モンテッソーリ建築」(ミルグラフ)の翻訳者として、不登校児が急増する日本で「月曜日が待てない楽しい学校」や、「子どもが自由に席や課題を選べる『脱大人中心の学び舎』」を提案している。
アン・マエダ Ann MAYEDA
(甲南女子大学准教授)
米国、シアトル生まれ。自身が英語教育の研究者となったのは偶然の賜物であり、30年以上も日本に暮らすことや大学の教員になるとは想像もしていなかったと話す。シアトルにあるワシントン大学及びバーミンガム大学を卒業後来日し、現在は准教授として甲南女子大学で児童英語教育と学習者のオートノミー(自律学習)を専門としている。また、ネパールにも拠点を持ち、カトマンズ大学教育学部の「英語多読プログラム」を通じ現地の学校への調査研究などを行う。各地のコミュニティと長く関わる中で、持続可能な教育や女性と児童の教育と権利拡大、ボランティア・ツーリズムがもたらす影響などを真摯に受け止め、解決したいと考えるようになった。
アン・ライト Ann WRIGHT
(平和活動家、元米国上級外交官、元米国陸軍大佐、平和のための退役軍人の会)
米軍において大佐になり29年間の米陸軍と米陸軍予備役の経歴を持つ。陸軍を退官後、ニカラグア、ソマリア、シエラレオネ、アフガニスタン、ミクロネシアなどの世界中の米国大使館で外交官として務めるも、米国のイラク戦争の参加に対する抗議として2003年3月に米政府の仕事を辞職。イスラエルのガザ地区の違法包囲に対する抗議としてガザ船団に参加し、アフガニスタン、パキスタン、イエメンなどにて米軍のドローンによって殺害された被害者の家族との対話も行う。日本の憲法9条を支援するために日本でも活動し、2015 年の Women Cross DMZの参加者として北朝鮮に渡った。海外の米軍基地の課題についてキューバ、沖縄や済州島で講演をし、ニカラグア、エルサルバドルやチリなどでも米国の中南米における軍事活動と移民への影響について講演した。
伊高 浩昭 IDAKA Hiroaki
(ジャーナリスト、デモクラシータイムス「ラテンアメリカNEWSダイナミクス」解説者、立教大学ラテンアメリカ研究所学外所員、元共同通信記者)
1967年以来、ラテンアメリカ(ラ米)、イベリア半島、南部アフリカ、沖縄など世界各地を取材。日本人記者としては最も長くラ米に携わり、政治・軍事・歴史・文化など幅広い分野に精通している。著書に『チェ・ゲバラ 旅、キューバ革命、ボリビア』(中央公論新書)、『詳解-チェ・ゲバラ ボリビア日記』、『ラ米取材帖』(ラティーナ)、訳書に『フィデル・カストロ−みずから語る革命家人生』(岩波書店)、『チャベス−ラテンアメリカは世界を変える!』(作品社)など多数。『チェ・ゲバラと共に戦ったある日系二世の生涯~革命に生きた侍~』(キノブックス)も監修している。
ウォルター・チャン Walter CHANG
(写真家、映像ディレクター)
米国、ニューヨーク在住。ニューヨーク大学芸術学部を卒業後コロンビア大学で音響映像技師として働く。2011年に辞職後バックパッカーとして世界を旅する。元々3ヶ月で戻ってくる予定の旅が3年に延び、その間訪れた60以上の国と地域を写真と映像で記録した。2015 年には "We Call This Home"と呼ばれる映像・写真出版プロジェクトの資金を Kickstarter のクラウドファンディングで募集しUS$30,000以上の資金が集まる。現在は映像監督兼編集者として短編映像のプロジェクトにいくつか関わっている。