水先案内人

ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。

ビデオメッセージ

これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)

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ロベルト・サモラ Roberto ZAMORA

(弁護士)

コスタリカの独立弁護士として、主に憲法問題や人権保護に関連した訴訟に取り組んでいる。コスタリカの「永世中立」と「平和への権利」を強固に支持しており、この原則に違反したとして2人の元大統領を訴え、勝訴した。これにはパチェコ大統領(当時)が米国と英国主導のイラク侵攻を支持したことへの異議申し立て、およびアリアス大統領(当時)がコスタリカ国内での核燃料と原子炉の製造を許可したことへの異議申し立てが含まれる。国際連合平和大学にて国際法と人権の修士号を取得しており、世界社会フォーラムや世界平和フォーラムなど、数多くのフォーラムで講演を行っている。2014年から2015年には駐韓コスタリカ大使を務めた。2018年には、コスタリカにおける同性婚禁止を覆す裁判で勝訴し、公証人として同国初の同性婚を執り行った。

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八木啓代 YAGI Nobuyo

(音楽家、作家)

京都外国語大学から交換留学生としてメキシコに留学中、オペラ歌手としての才能を認められクラシックを学ぶ。また、メキシコ・中米を放浪し、ガイドブックの執筆に加わるなど、バックパッカーとして伝説的な存在になる。その後、ポピュラーに転向。中南米各地でも公演し、その心を癒す美しい声と深い表現力で、「絹の声」と異名をとり、多くの著名作曲家らからの楽曲提供を受け、メキシコで4枚のアルバムを発売。著書に『禁じられた歌』(晶文社)、『ラテンに学ぶ幸せな生活』(講談社)、『キューバ音楽』(青土社)など多数。また、2010年頃からは、ネットを駆使して日本の司法問題に斬り込むアクティビストとしても活動している。
公式ホームページ http://nobuyoyagi.com/

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松元 ヒロ MATSUMOTO Hiro

(スタンダップコメディアン)

1952 年鹿児島生まれ。鹿児島実業高校在学中、全国高校駅伝で区間賞。法政大学在学中に陸上の道から芸の道へ進む。NTV「お笑いスター誕生」で優勝するなど、多数のテレビに出演。1988年コントグループ「ザ・ニュースペーパー」の結成に参加。1998年に独立し、スタンダップコミックでのソロ活動に入る。以後、お笑いや政治風刺のピン芸人として活動。2005年「立川談志 日本の笑芸百選」(NHK)に選ばれる。絵本『憲法くん』(講談社)を出版。松元ヒロ特集『テレビで会えない芸人』(鹿児島テレビ)が「第29回FNSドキュメンタリー大賞」を受賞。
公式ホームページ http://www.winterdesign.net/hiropon/

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四角 大輔 YOSUMI Daisuke

(作家、森の生活者、環境保護アンバサダー)

ニュージーランド湖畔の森でサステナブルな自給自足ライフを営み、場所・時間・お金に縛られず、組織や制度に依存しない生き方を構築。レコード会社プロデューサー時代に、10回のミリオンヒットを記録。Greenpeace JapanとFairtrade Japanの日本人初アンバサダー、環境省アンバサダーを務める。会員制コミュニティ〈LifestyleDesign.Camp〉主宰。ポッドキャスト〈noiseless world〉ナビゲーター。『超ミニマル・ライフ』(ダイヤモンド社)、『超ミニマル主義』(ダイヤモンド社)、『人生やらなくていいリスト』(講談社)、『自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと』(サンクチュアリ出版)、『バックパッキング登山大全』(エイ出版社)など著書多数。
公式ホームページ https://daisukeyosumi.com/

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結城 幸司 YUKI Koji

(アイヌアートプロジェクト代表 )

現代に生きるアイヌとして、版画、ロック、語りなど、様々な形でアイヌ文化を表現する活動を続けている。ライブや講演活動の他、アイヌの儀式の祭司なども行い、自由が丘のギャラリー喫茶「るなん」にて、縄文~アイヌをテーマとした「二人展」を友人の平田篤史と毎年開催、東京京橋のギャラリーモーツァルトにて年に一度の個展を開催している。2011年、ノーベル文学賞受賞者であるフランスの小説家ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオの招待により、パリのルーブル美術館で行われたイベントRumeurs du Louvre / Rumeurs du Monde で、アイヌアートプロジェクトの結成メンバーと共にストーリーテリングを披露した。共著に『イランカラプテ アイヌ民族を知っていますか?』(明石書店)。版画掲載歴:『別冊太陽』扉絵、『家庭画報』トワトトワト挿絵、『婦人の友』挿絵と物語など。
ミナミナク・アートプロジェクト https://sapporo-minami-artfes.jp/artists-file/1650

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ガクエムシー GAKU-MC

(ラッパー)

旅とフットボールをこよなく愛し、アコースティックギターを弾きながらラップする日本ヒップホップ界の先駆者であり、冒険家。これまでにソロラッパーとして10枚のオリジナルアルバムと1枚のベストアルバムをリリース。2013年、桜井和寿(Mr.Children)と音楽ユニット「UKASUKA-G」を結成。音楽とフットボールをキーワードに人と人を繋ぐ「MIFA(Music Interact Football for All)」を立ち上げる。キャンドルの灯りと音楽で日本を元気にするイベント「アカリトライブ」発起人。年間約60本のライブに出演する傍ら、ラジオやTVへの出演、作詞作曲もおこなう。
公式ホームページ http://www.gaku-mc.net

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宮台 真司 MIYADAI Shinji

(社会学者、首都大学東京教授)

大学院在学中からサブカルライターとして活躍し、1990年代に入るとメディアにもたびたび登場、行動する論客として脚光を浴びた。その後は国内の新聞雑誌やテレビに接触せず、インターネット動画番組「マル激トーク・オン・デマンド」など自らの媒体を通じて社会に発信を続ける。著書に『14歳からの社会学』(筑摩書房)、『正義から享楽へ』(垣内出版)、『どうすれば愛し合えるの』(KK ベストセラーズ・共著)、『ウンコのおじさん』(ジャパンマシニスト)など多数。

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ジョゼ・ラモス=ホルタ Jose RAMOS-HORTA

(元東ティモール大統領)

ノーベル平和賞受賞者であるジョゼ・ラモス= ホルタ氏は東ティモールの人々の代弁者であり、老練な外交官、平和活動家である。祖国から30年近く亡命している間、残忍な政権に苦しむ東ティモールの人々の声となり、世界に訴え続けた。1996年に東ティモールのカルロス・フィリペ・シメネス・ベロ司教と共に、平和的紛争解決への貢献が評価され、ノーベル平和賞を受賞。2007年5月東ティモールの大統領に選出される。在任中には世界級のマウンテンバイクレース「レース・フォー・ピース」をはじめ様々な貧困対策・平和構築のプログラムを自ら手がける。2012年に大統領としての任期を終え、2014年に世界中の国連平和・仲裁活動を評価する、平和活動に関する国連ハイレベル・パネルの議長を務めた。

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松田 美由紀 MATSUDA Miyuki

(俳優、写真家、歌手、映画監督、アートディレクター)

1979年から映画を中心に多数の作品に出演。ドラマ「探偵物語」「北の国から」「新・天までとどけ」、映画「ちはやふる」。映画「2つ目の窓」(‘14/河瀬直美監督-第67回カンヌ国際映画祭コンペティション作品)では抜群の表現力が世界から称賛される。近年では、連続ドラマ「フォレスト」に出演。クリエイターとしては、俳優松田優作のアートディレクターとして全てを制作する。2025年は短編映画を監督し、同年中に公開予定。平和活動としては、2011年の東日本大震災の頃より、岩井俊二(映画監督)や小林武史(ピアニスト)らと、表現者が環境問題を考える「69(ロック)の会」を立ち上げ5年間活動する。多彩な芸術的才能で、新しい挑戦を今も続けている。
公式プロフィール http://www.office-saku.com/artists/miyuki_matsuda.html

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安冨 歩 YASUTOMI Ayumi

(東京大学東洋文化研究所教授 )

京都大学経済学部を卒業後、大手銀行に勤務。2年半で退行し、京都大学大学院経済学研究科修士課程を修了。名古屋大学助教授などを経て、2009年より現職。学位論文『「満洲国」の金融』(創文社)で第四十回日本経済新聞経済図書文化賞を受賞。2013年より、自身がトランスジェンダーであることを知り女性装で過ごしている。もともとは経済学者だが、文系理解を問わず様々な分野の研究を行い、作詞作曲、絵画制作などにも精力的に取り組む。著書に『ありのままの私』(ぴあ)、『生きる技法』(青灯社)、『老子の教え あるがままに生きる』(ディスカバー21)など多数。

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