水先案内人

ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。

ビデオメッセージ

これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)

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ナズリ・エイブラハムズ Nazli ABRAHAMS

(デズモンド&リア・ツツ・レガシー財団プログラム責任者)

20年以上にわたりコミュニティ開発の分野で国際的な経験を持つ。児童・青少年ケア分野における次世代の実践者の育成など、プログラム運営や戦略アドバイザーとしての経歴が現在の彼女のアプローチの土台となっている。デズモンド・ツツ大主教が残した深い遺産(レガシー)を、具体的なアクションを伴うプログラムへと昇華させることに注力しており、正義、平和、そして共通の人間性に根ざした未来の構築を信念として活動している。

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出口 真紀子 DEGUCHI Makiko

(上智大学外国語学部英語学科教授)

ボストンカレッジ人文科学大学院心理学科博士課程修了。専門は文化心理学。日本とアメリカにほぼ同年数滞在した経験をもとに、東洋と西洋の心理的差異や差別の心理を研究。上智大学では「文化心理学」「立場の心理学―マジョリティの特権を考える」などを担当。多様性と社会的公正をテーマに、国内外で講演・研修をおこない、対話を通じた変革を目指している。監訳書に『真のダイバーシティをめざして――特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育』(上智大学出版)、『心理支援とマイクロアグレッション』(日本評論社)、共訳書に『世界を動かす変革の力――ブラック・ライブズ・マター共同代表からのメッセージ』(明石書店)がある。

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張 克明 チョウ コクメイ ZHANG Keming

(ドキュメンタリー映画監督)

創作力と学術的深度を兼ね備えたドキュメンタリーの専門家。西南大学所属。ドキュメンタリー研究所「鏡界」やシンクタンク「重慶科創映像」を創設し、デジタル技術と映像を融合させ、都市の文化観光発展の手助けをしている。また「中国デジタル・リアル融合映像専門家委員会」主任など多くの要職を兼任し、業界に深い影響力を有する。元「NHKスペシャル」のディレクターとして、代表作『緑色包囲』で地球環境映像祭大賞を受賞したほか、国際的な映画祭で多くの栄誉に輝いた。北京五輪や蔡國強を題材とした作品を撮るなど、芸術的で伝播力の高い作品を数多く手がけている。また北京電影学院客員教授も務め、ハーバード大学等で無形文化遺産の映像保護をテーマとして講演をおこなうなど異文化コミュニケーション研究でも顕著な成果を上げている。

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パトリシア・ブリエグ Patricia VLIEG

(歌手、ピアニスト、作曲家、異文化間の「架け橋」)

国際的に高く評価されるパナマ出身の歌手、ピアニスト、ギタリスト、作曲家、編曲家、詩人。バークリー音楽大学卒業。クインシー・ジョーンズ賞受賞者。ラテンアメリカの伝統音楽、ジャズ、ワールドミュージックを織り交ぜ、心に響くパフォーマンスを披露する。創価大学にて国際関係と平和学の修士号を取得。2011年以来、パナマと日本の間の文化の架け橋となり、日本大使館からは文化外交への貢献を表彰されている。これまでの作品には、メルセデス・ソーサに捧げた賞賛作『A una Cantora』や、日本でもリリースされた『Cabanga』などがある。分野を超えたアートコラボレーションを通じて、音楽が異文化理解、共感、そして多様なコミュニティにおける平和構築の触媒(カタリスト)となることを示す。

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ヴィルマ・エスキベル Vilma ESQUIVEL

(音楽療法士、クラシックギタリスト、エグゼクティブプロデューサー、「イン・ハーモニー・アカデミー」創設者)

音楽、平和構築、そして紛争転換などの分野に学際的に携わる研究者。実践者としての顔も持つ。創価大学で国際関係と平和学の修士号を取得。音楽で得られた体験的な知識をいかに平和構築へ活かせるかを探ることで、「音楽すること(musicking)」とメディエーション(調停)をつなぐ新しい研究領域を模索中。パナマ出身の音楽療法士およびクラシック・ギタリストであり、パナマ音楽療法協会の創設者・会長、また「イン・ハーモニー・アカデミー」の創設者でもある。30年以上の経験を持ち、UNDP(国連開発計画)、UNICEF(国連児童基金)、国連スポットライト・イニシアチブなどの国際機関を通じて、社会変革のためにアートを軸としたアプローチを活用している。パトリシア・ブリエグのエグゼクティブ・プロデューサーとして、中南米と日本における文化プロジェクトのコーディネートも務める。

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渡部 久仁子 WATANABE Kuniko

(特定非営利活動法人ANT-Hiroshima 理事)

広島生まれ。広島を拠点に、核兵器廃絶、国際協力、平和教育活動など草の根のさまざまな活動を通じて国際平和構築を目指す特定非営利活動法人ANT-Hiroshima理事。原爆を生き抜いた被爆樹木を紹介する案内もおこなっている。漫画「はだしのゲン」の作者である中沢啓治のドキュメンタリー「はだしのゲンが見たヒロシマ」(2011)製作プロデューサー。祖父母が広島で被爆。現在、被爆当時15歳の広島赤十字病院救護看護婦養成部の学生だった祖母・上野照子の家族伝承者になるべく研修中。

特定非営利活動法人ANT-Hiroshima https://www.ant-hiroshima.org/index.html

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陳 天璽 ちん・てんじ CHEN Tien-Shi

(早稲田大学国際学術院教授、無国籍ネットワーク発起人)

1971年、横浜中華街生れ。1972年、日中国交正常化と日華断交に翻弄され、生後間もなく無国籍となる。移民、無国籍者に注目した研究に従事し、筑波大学大学院を修了(国際政治経済学博士)。ハーバード大学フェアバンクセンター研究員、日本学術振興会(東京大学)研究員、国立民族学博物館准教授を経て現職。華僑・華人問題をはじめ、移民・マイノリティ問題、国境・国籍問題に取り組む。著書に、自身の半生を描く「無国籍」(新潮文庫)を始め、「華人ディアスポラ─華商のネットワークとアイデンティティ―」(明石書店)、「忘れられた人々 日本の「無国籍」者」(明石書店)、「無国籍と複数国籍 あなたは『ナニジン』ですか?」(光文社新書)、「Stateless」(NUS Press)など。

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微笑唸歌團 ビショウネンカダン Smile Folksong Group

(パフォーマンスグループ)

伝統的なメロディーに合わせて物語を語る台湾の演芸「唸歌」を継承するべく、月琴奏者の故・楊秀卿に師事した儲見智と林恬安夫妻によって2011年に結成された。月琴と大廣弦を使い、西洋古典からジャズ、ポップス、フラメンコまで、ジャンルを超えたコラボレーションを展開。脚本、演出、出演をすべて自ら手がけるオールラウンドな実力で、伝統と現代性を融合させる稀有な存在として唸歌の普及に尽力している。2014年からは、赤字を恐れずに毎年台中市で「台湾唸歌フェスティバル」を主催。多くのベテラン演奏家を招き、唸歌の舞台を通じて世代間の交流を促進している。このフェスティバルは熟練したパフォーマンスの記録・保存する貴重な場であるとともに、若手にも活躍の場を与える重要な役割を担っている。

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永井 玲衣 NAGAI Rei

(作家)

人々と考えあい、ききあう場を各地でひらく。問いを深める哲学対話や、政治や社会について語り出してみる「おずおずダイアログ」、せんそうについて表現を通して対話する写真家・八木咲とのユニット「せんそうってプロジェクト」、Gotch主催のムーブメントD2021などでも活動。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)『世界の適切な保存』(講談社)『さみしくてごめん』(大和書房)など。第17回「わたくし、つまりNobody賞」受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。

公式HP https://www.nagairei.com/

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黒井 秋夫 KUROI Akio

(『PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会』代表)

1948年山形県生まれ。山形大学人文学部入学後、学生運動を主導したとして退学処分に。その後は地域の生活協同組合や全国生協連の職員などを務め、2010年に退職。2018年に「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会」を設立、2020年には、東京都武蔵村山市の自宅敷地に復員兵問題や戦争に関する資料を集めた「PTSD日本兵と家族の交流館」を開設した。2023年に会の名称を『PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会』に改称する。著書に『PTSDの日本兵の家族の思いと願い』(あけび書房 2023編著)。

PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会 https://www.ptsd-nihonhei.com/

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