水先案内人

ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。

ビデオメッセージ

これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)

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清原千賀 KIYOHARA Chika

(ソプラノ歌手)

関西フィルハーモニー管弦楽団とのオペラ、アリア、ジョイントリサイタルなど数多くの演奏会に出演。モーツァルト「レクイエム」など宗教曲のソリストとしても活躍。また、独自でモーツァルト作曲オペラ「魔笛」の公演をプロデュースし大好評をおさめる。2005年から毎年ザ・フェニックスホールにて、中田喜直「マチネ・ポエティック」、柴田南雄「優しき歌」、團伊玖磨「五つの断章」などの日本歌曲とピアノの弾き歌いを開催し、大成功をおさめ話題を呼んでいる。

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田中優 TANAKA Yu

(環境活動家)

1957年東京都生まれ。地域での脱原発やリサイクル運動を出発点に、環境、経済、平和などさまざまなNGO活動に関わる。2012年末には岡山に移住。 2013年5月、自宅と電力会社との電線をカットし電力会社に頼らない太陽光パネルと独立電源システムの生活、「オフグリッド生活」を始めた。現在「未来バンク事業組合」「天然住宅バンク」理事長、「日本国際ボランティアセンター」理事、「ap bank」監事、「一般社団法人 天然住宅」共同代表を務める。横浜市立大学、恵泉女学園大学非常勤講師。著書に『電気は自給があたりまえ オフグリッドで原発のいらない暮らしへ』(合同出版)など多数。

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アンドリ・マグナソン Andri MAGNASON

(作家)

33歳で2度のアイスランド文学賞を受賞。最初の受賞作となった『青い惑星のはなし』(学習研究社)は児童書としては初の受賞作に。20カ国語に翻訳され、世界的にも大きな注目を集める。2度目の受賞作『ドリームランド』(和題『よみがえれ! 夢の国アイスランド』(NHK 出版))では「開発の代償に自然を失うことは、民族のアイデンティティを失うこと」と訴え、アイスランドの環境政策をも動かすベストセラーになる。近年、深刻な金融危機に陥ったアイスランドにおいて、自然との共生による新しい「豊かさ」をめざすアイデアは、大きな注目を集めている。

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斉藤由美子 SAITO Yumiko

(ブリッジ・フォー・ピース 取材チー)

ブリッジ・フォー・ピース(BFP)は、フィリピンの戦争犠牲者と元日本兵の方々の体験を聞き取り、ビデオメッセージによって両者を結ぶ活動から始まった。戦争のない平和な社会を実現するために、「過去」そして「現在」「未来」と向き合い、アジアを中心に懸け橋を築き、国境を越えて多様な世代とのつながりをもつ場づくりに取り組んでいる。

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桃井和馬 MOMOI Kazuma

(写真家、ノンフィクション作家、桜美林大学特任教授)

これまで世界140ヵ国を取材し、「紛争」「地球環境」などを基軸に、独自の切り口で「文明論」を展開。講演・講座の他、テレビ・ラジオ出演多数。第32回太陽賞受賞。日本写真家協会会員。また市民発電事業「多摩市循環型エネルギー協議会」では代表理事を務める他、「多摩グリーンライブセンター『がん哲学外来』カフェ」などの運営にも関わる。著書に『もう、死なせない!』(フレーベル館)、『すべての生命(いのち)にであえてよかった』(日本キリスト教団出版局)、『妻と最期の十日間』(集英社)、『希望の大地』(岩波書店)、共著に『3・11メルトダウン』(凱風社)、『東日本大震災ー写真家17人の視点』(朝日新聞出版)など多数。

公式ホームページ http://momoikazuma.com/

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千田善 CHIDA Zen

(国際ジャーナリスト、通訳・翻訳者/セルビア・クロアチア語など)

日本で旧ユーゴスラビア問題について最も詳しいジャーナリストの一人。紛争取材など、のべ10年の旧ユーゴスラビア生活後、外務省研修所、一橋大学、中央大学、放送大学などの講師を経て、イビツァ・オシム氏の日本代表監督就任にともない、オシム氏の日本サッカー協会アドバイザー退任まで専任通訳を務める。著書に、日本代表通訳としてオシム氏の日本での足跡を記したドキュメント 『オシムの伝言』(みすず書房)のほか、『ワールドカップの世界史』(みすず書房)、『ユーゴ紛争はなぜ長期化したか』(勁草書房)など多数。

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ラティール・シー Latyr SY

(ジャンベアーティスト)

セネガル・ゴレ島出身。1998年、トラディッショナルパーカッションバンド「Africa Djembe」を結成し、ソリスト、リードボーカル、リーダーとして活躍。ネルソン・マンデラコンサート、2002年サッカーワールドカップの開催式典、サッチャー首相やミッテラン大統領などの歓迎式典など、世界各国の公式式典で多数演奏。民族音楽・ラテン・ジャズ・ロックから日本の古典芸能に至るまでの幅広いジャンルで活躍している。また、アフリカンパーカッションのワークショップや、全国の小中学校にてアフリカの音楽と文化を紹介するなど、アフリカ音楽と文化の普及に大きく貢献し、テレビ番組にも多数出演している。

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サンディー Sandii

(シンガー、ウニキ・クムフラ(正統なフラの継承者))

10代を主にハワイで過ごしフラと出会う。1980年代から日本での歌手活動を開始、サンディー&ザ・サンセッツとして多くの作品を国内外でリリース。1996年から自身のルーツであるハワイと向き合い、フラやハワイのスピリチュアリティから自ら編み出した哲学「アロハテラピー」をもとに2001年サンディーズ・フラスタジオを設立。2005年フラ・カルチャーを伝道する最高位である「ウニキ・クム・フラ」の称号をハワイの先人達から授かる。伝統的なフラを受け継ぐ一方で、日本のポップスなど幅広くフラの振付をし、フジロックフェスティバル等の数々のフェスにも出演。フラ・カルチャーの裾野を広げ日本に定着させたパイオニアである。

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新 雅史 ARATA Masafumi 

(社会学者)

1973年福岡県北九州市生まれ。明治大学法学部卒業後、東京大学大学院にて社会学を学ぶ。産業社会学、地域社会学、スポーツ社会学を専門とする。現在、東洋大学などで教鞭をとりつつ、沖縄県那覇市などで商店街を中心としたフィールドワークを行っている。著書に『商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道』(光文社新書)、『「東洋の魔女」論』(イースト新書)、共著に『東日本大震災と〈復興〉の生活記録』(六花出版)、『大震災後の社会学』(講談社現代新書)などがある。

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山田 英治 YAMADA Eiji 

(ソーシャルクリエイティブプロデューサー、映画監督)

博報堂入社後、コピーライター、CMプランナーを経て、2018年4月に独立。2000年頃より映画やテレビ、ラジオの仕事も手がける。2005年に「鍵がない」で劇場デビュー。2008年から2009年にはNHK中学生日記の脚本を担当。2018年春、「長崎県川棚町こうばる地区」を舞台にしたドキュメンタリー映画「ほたるの川のまもりびと」を発表。2年かけて、半世紀もの間ダム建設に抗いふるさとを守り続ける人々、美しい里山に暮らす13世帯を追った。

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