水先案内人
ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。
ビデオメッセージ
これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)
ニーナ・ウン Nina NG
(看護師、NGO Help Me Live USA創設者)
ニューヨーク生まれの中国系アメリカ人看護師。救急医療の正看護師、病院管理者、人道的指導者として15年以上勤務。ハイチ、イラク、バングラデシュ、メキシコ、ウクライナ、シエラレオネ、ガザなど、多くの紛争地や紛争地域で働いた。数年前、彼女は人道支援に専念するため米国の病院を辞職し、恵まれない人々を助けたいという強い使命感から2023年に自身の非営利団体Help Me Live USAを設立。子ども、自然、動物を愛し、現在は仕事の合間を縫って世界各地を移動しながら活動している。
北丸 雄二 KITAMARU Yuji
(ジャーナリスト、作家)
東京新聞(中日新聞社)ニューヨーク支局長を経て独立。在ニューヨーク25年、その後2018年から東京。東京新聞「本音のコラム」連載中。ラジオ及びネットメディアなどでニュース解説を行う一方で文学・映画評論も。性的マイノリティの視座からの日米文化比較論『愛と差別と友情とLGBTQ+~言葉で闘うアメリカの記録と内在する私たちの正体』(人々舎)で「紀伊國屋じんぶん大賞2022」2位。その他、『LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』(ジェローム・ポーレン著、サウザンブックス社)などの訳書やブロードウェイ日本公演台本の翻訳も多数。
公式ホームページ http://www.kitamaruyuji.com/
デビッド・ミッチェル David MITCHELL
(トリニティ・カレッジ・ダブリン助教授)
トリニティ・カレッジ・ダブリン(ベルファスト)紛争解決と和解学の助教授であり、コーディネーターを務める。専門は平和構築、北アイルランド政治、北アイルランドの平和構築経験の比較論。4冊の本の共著者または編集者であり、本への執筆や、国際的な主要ジャーナルへの寄稿など、多数の記事を発表している。北アイルランドの動向について国際メディアから定期的に取材を受け、政策立案者や市民社会組織からなる国際的なグループのメンバーとして、アイルランドの平和構築について頻繁に講演を行っている。
竹内 貴康 TAKEUCHI Takayasu
(TRUE BLUE 共同オーナー)
北海道富良野市出身。幼少期から山や川が遊び場で、2011年から地元富良野にて、夏はラフティングやキャニオニング、冬はバックカントリースキーのアウトドアツアーカンパニー「Navo」を立ち上げる。そして2014年に飲食部門として「vegan restaurant bar Navo」をオープン。国内外から訪れた、数多くの利用者に地球環境や自然の美しさ、楽しさを身体を使って伝え続ける。2021年には家族でキャンピングカーに乗り、旅をしながら沖縄へ移住。沖縄の海ゴミを目の当たりにし、2050年の海洋プラスチック問題に一石を投じるべく、2023年に海洋プラスチックのアップサイクルプロジェクト「TRUE BLUE」共同オーナーに就任。地球上の海ゴミを、アップサイクルして、宝物へ変えるべく活動中。
TRUE BLUE 公式ホームページ https://wds.world/trueblue
ジュリオ・ポンペイ Giulio POMPEI
(「Doyouspeakscience」創設者)
環境と科学コミュニケーションに情熱を持ち、科学が誰にでも身近なものになるように働きかけている。数多くのテレビ番組や科学フェアに参加し、2010年には「Doyouspeakscience?」というプロジェクトを立ち上げる。高校や中学校で科学を教えたり、教育ボランティアプロジェクトに携わる一方で、ピースボートVoyage115に乗船。現在はテンプル大学で環境の持続可能性について教鞭を執る。教育、平和、持続可能性の推進をテーマのひとつとしている。今クルーズでは、ピースボートの船旅ならではのエネルギーを乗船者と共感し、自分自身の物語を通じて人々がお互いの理解を深め、自然界の美しさにより感謝できるようになることを願っている。
朱 明 チュウ・ミン ZHU Ming
(華東師範大学歴史学部教授、上海市「曙光」学者)
パリ高等師範学院(ENS)およびハーバード大学ルネサンス研究センターの客員研究員を経て、イタリア・ボローニャ大学の客員教授を務める。専門研究分野はヨーロッパ史、都市史、グローバルヒストリーなど。主な著書に『極簡フランス史』(2025年)、『狼と雛菊:時空で読むイタリア都市』(2022年)、『パレルモ:グローバルヒストリーの視座から』(2021年)、『ヨーロッパ中世都市の構造と空間』(2019年)、『地図で読み解くフランス史』(2014年)、『ルネサンス期ヨーロッパ経済圏の興亡』(2012年)、『世界通史(第一編)』(2018年)などがある。学術誌に50本以上の論文を発表。中国航海博物館、上海博物館、上海図書館をはじめ、各種大学・教育機関で数十回にわたり講演活動をおこなっている。
ナディーム・ナズラリ Dr. Nadeem NAZURALLY
(モーリシャス大学農学部准教授)
環境科学者(海洋科学、海洋水産養殖、廃棄物管理)として高い評価を得るモーリシャスの著名人。現在、モーリシャス大学農学部准教授として勤務(2014年~現在)する傍ら、エコモード協会と呼ばれる環境保護NGOの会長も務める。世界を牽引する研究者たちと共同でサンゴ養殖(サンゴガーデニングとマイクロフラグメント技術)を手がける。また、モーリシャス海洋学研究所理事長、西インド洋海洋科学協会カントリー・コーディネーター、モーリシャス研究イノベーション評議会評議員も務める。
岡 真理 OKA Mari
(早稲田大学文学学術院教授、京都大学名誉教授)
専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題。パレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニ-の小説を通してパレスチナ問題と出会う。パレスチナ問題を人間の普遍的な思想課題として考察し、植民地主義やレイシズムを今も克服できずにいる日本社会の課題についても発信を続けている。著書に『棗椰子の木陰で』(青土社)、『アラブ、祈りとしての文学』、(みすず書房)、『ガザに地下鉄が走る日』(みすず書房)、『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』(大和書房)、共訳書にエドワード・サイード『イスラム報道』(みすず書房)、サラ・ロイ『ホロコーストからガザへ』(青土社)など。
中村 一成 NAKAMURA Ilsong
(ジャーナリスト)
大阪府寝屋川市生まれ。1995年、毎日新聞に入社。2011年からフリー。在日朝鮮人や移住者、難民を取り巻く問題や、死刑が主なテーマ。中東でパレスチナ難民との出会いも重ねている。著書に『声を刻む 在日無年金訴訟をめぐる人々』(インパクト出版会、2005年)、『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件―<ヘイトクライム>に抗して』(岩波書店)、『ルポ 思想としての朝鮮籍』(岩波書店)、『映画でみる移民/難民/レイシズム』(影書房)、『「共生」を求めて 在日とともに歩んだ半世紀』(編著、田中宏著、解放出版社)、『ウトロ ここで生き、ここで死ぬ』(三一書房)など。
ティンティン Ting Ting
(中国琵琶演奏家、音楽人類学者)
中国西安出身。両親ともに音楽家で、6歳から琵琶を始める。国立西安芸術学校を首席で卒業。1997年留学生として来日。2001年、日中国交正常化30周年記念ディナーショーでアグネス・チャンさんと共演したほか、東大寺大仏開眼1250年慶讃コンサートで東儀秀樹さんと共演。2005年に加藤登紀子さんと日本縦断の旅に出掛け、新曲「この星を庭として」を愛・地球博会場で発表。同年5月ジュディ・オングさんのコンサートにゲスト出演。2007年、中部大学大学院にて言語文化博士号を取得し、同大学国際関係学部准教授に就く。2008年TBS『世界ウルルン滞在記』、BS朝日『中国神秘紀行』にてテーマソングを演奏。現在大学で教鞭を執りながら、音楽人類学の研究者と音楽家として確実に人気を集めている。