北米エリア(ニューヨーク、ケベックシティー、モントリオールなど)
北米エリアの魅力
ニューヨークやサンフランシスコなどの世界都市、自然と調和した先進都市バンクーバー、手つかずの大自然が残るアラスカなど、文化と自然を楽しめる寄港地が目白押しです。
憧れのあの街を訪ねて
経済、音楽、アート、カルチャー、さまざまな分野で世界の最先端として、日々新たな文化が生まれるエキサイティングな街、ニューヨーク。大都市、サンフランシスコ。米国の東西両岸を代表する世界都市を訪れれば、米国のみならず、世界の「いま」にふれられるでしょう。また、絵本のような街並みが広がるカナダのケベックやモントリオールも、人気・満足度の高い寄港地のひとつです。石畳の細い道や石造りの建物が連なる景観は、まるでヨーロッパのよう。歴史と文化の香りを存分に感じられるスポットです。
コーヒー文化を楽しむ
豊かな自然から「エメラルド・シティ」の愛称で親しまれるシアトル。エスプレッソをベースとしたコーヒーにアレンジを加えた「シアトル系コーヒー」の中心地で、世界的なカフェであるスターバックス発祥の地としても有名です。街のあちこちにカフェがあり、個性豊かで深みのあるフレーバーが味わえます。また、サンフランシスコもコーヒーブームを牽引する街として知られており、街のあちこちで質の高いこだわりのコーヒーを飲むことができます。米国西海岸で花開いたコーヒー文化をお楽しみください。
国際政治の中心地へ
ニューヨークにある国連本部は、加盟している193か国の代表やさまざまな国際機関、NGOなどが集まり、平和、人権、環境といった地球規模の問題を議論する国際舞台です。NGOピースボートは国連の特別協議資格を持ち、さまざまな会議に出席したり、ワークショップを行っています。ニューヨーク寄港時には国連本部を訪れ、国連の組織や取り組みなどについて話を伺うツアーを実施しているほか、ニューヨーク寄港中には停泊中の船内に各国の大使や国連関係者らを招き、「World Oceans Day(世界海洋デー)」の国連公式イベントを開催しています。
北米開拓の足跡をたどる
クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸に到達して以降、幾多の探検家たちがアジアとの交易を夢見てアメリカ大陸を目指しました。北米大陸を越えてアジアへと至る新航路「北西航路」を探す航海、そして新大陸の開拓と発展をめぐる歴史は、光と影を内包するさまざまなドラマを生み出しました。北米大陸各地を海から訪ねる旅は、カナダの国名のルーツから、超高層ビルの密集するマンハッタンの起源、ニューヨーク湾に浮かぶ「希望の島」の裏側まで、この地にまつわる今昔の歴史物語との出会いに満ちています。
[特集記事]ドラマに満ちた北米よもやま話-航海作家が選ぶ歴史航海-
北米エリアの寄港地
クルーズによって寄港・通航しない場所が含まれます。詳しくは各クルーズのご案内をご覧ください。
セントローレンス川の中州に位置する、ケベック州最大の都市。古きフランスの面影を残し、旧市街の重厚な石造りの建物は、まるで17世紀にタイムスリップしたかのようです。
新旧の文化が融合する都市
全長33kmにもおよぶ、北米最大の飲食店街であり、世界最大の地下街「モントリオール地下街」。ホテルやショッピング施設を中心に、地下鉄駅10駅分を繋ぐ巨大な複合施設です。定番のお土産メープルシロップは、専門店などで試食もできます。「ゴールデン、アンバー、ダーク、ベリーダーク」と、4種類に分かれ、色の濃さに比例してより濃厚な味に。本場で味比べをしてみるのも大きな楽しみです。このシロップをはじめ、スモークサーモンやアイスワイン、カウチンセーターと、質の高い土産物が多く揃っています。
アートがあふれる街
モントリオール映画祭や国際ジャズフェスティバル、全世界を魅了する、シルク・ドゥ・ソレイユもモントリオールが本拠地。モントリオールの美しさを象徴する建造物が、「ノートルダム大聖堂」です。コバルトブルーのライトに照らされた黄金の祭壇、街の歴史が描かれたステンドグラスから差し込む光が幻想的な空間を演出します。その美しさには、しばし時が経つのも忘れて見入ってしまうほど。旧市街を飛び出せば、さまざまな文化背景を持つアーティストたちが描くミューラルアート(壁画)が目に留まります。
自然の芸術を堪能する
1年のうち、わずか30日間弱という限られた期間にだけ現れる、美しき自然の芸術――カナダ東部、ナイアガラの滝と大西洋を結ぶセントローレンス川は、秋の訪れとともに色とりどりに染まった木々が岸沿いを埋め尽くす絶景に包まれます。セントローレンス川のような川幅の広い大河を進みながら、山と川、そして紅葉が織りなす大パノラマに包まれるシーニッククルーズは、日本にいてはできない壮大な体験。穏やかな流れの川を滑るように航行しながら、刻々と変化する美しい風景を堪能します。
[特集記事]世界一周で出会う絶景の紅葉