クルーズレポート
世界を舞台に学ぶ
ピースボートクルーズには10代のユース世代から高齢の方たちまで、さまざまな年代の方々が乗船しています。この日行われていたのは、18歳から34歳までを主な対象者とした「学び舎(まなびや)」。せっかくの海外体験をただの観光で終わらせるのではなく、寄港地での体験はもちろん、洋上でゲストの話を聞いたりワークショップで思考を深めたりと、体験を通して自ら考え学ぶ場として定期的に開催されています。
日本語教室
さまざまな国や地域から来られた方が乗船するピースボートクルーズ。船内では定期的に日本語教室が開催されており、数の数え方や簡単なあいさつ、文法や発音などを楽しく学んでいます。この日のレッスンでは、「お誕生日はいつですか?」など、お互いを知るきっかけになるようなフレーズを練習しました。旅がはじまって間もなく1か月。少しずつお友だちの輪が広がる船内では、言語の壁を越えて会話を楽しむ姿も見られるようになってきました。
洋上カルチャースクール水彩画
クルーズ中の楽しみのひとつとして、多くの方が参加されるのが「洋上カルチャースクール」。社交ダンスやノルディックウォーキングなどアクティブなプログラムも人気ですが、旅の思い出をかたちに残したい!という方に好評なのが水彩画教室です。筆を持つなんて学生時代以来・・・という方でも、専任の先生がデッサンから彩色までていねいに教えてくれるので安心。皆さん、寄港地で撮った思い出の写真やご自身の好きなものをテーマに、夢中になって色を重ねていく姿が印象的でした。
ピックルボール
船の最上階にあるスポーツコートで、何やらラケットのようなものでボールを打ち合う人たちの姿が――これは「ピックルボール」という、テニスとバドミントンと卓球の要素を併せ持つスポーツなんだそう。穴の開いたボールを使用するのでスピードも緩やかでラリーも続けやすく、この日もさまざまな年代の人たちが楽しむ様子が見られました。
星座のいろは
天文教育の第一線で活躍をされている、関西モバイルプラネタリウム代表を務める水先案内人の小関高明さん。この日の講座では、星空の魅力や、観察をより楽しむための基礎知識をやさしく解説してくださいました。後日実施予定の企画では、実際に星の姿を見ながら解説してくださるとのことで、これから続く南太平洋上での航海では、いつにも増して星空を眺める楽しみがありそうです。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]小関 高明さん
マハーニさんピアノコンサート
水先案内人としてご乗船いただいている、ピアニストのマハーニ・テアーウェさんによるコンサートが開催されました。故郷・イースター島出身者で唯一のプロのクラシック演奏家であるマハーニさんは、アーティストとしてのキャリアはもちろん、島で初となる音楽学校「トキ・ラパ・ヌイ」を設立するなど、人道支援活動家としての顔もお持ちです。マハーニさんの奏でる繊細で美しいピアノの調べが会場を包み、集まった皆さんはじっくりとその音色に聴き入っていました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]マハーニ・テアーウェ Mahani TEAVEさん
負担の少ない時差調整
船旅では次の寄港地での時間に合わせるため、1時間単位の時差調整を行っていきます。飛行機の旅とは違い、少しずつ調整を行うため時差ボケがなく、旅の日々を快適に過ごせます。時差調整のある日は、船内新聞はもちろん、レストランなどの公共施設にも時差調整を知らせるボードが掲示されるので安心。今回は東回り航路のため、就寝前や24時を迎えたタイミングで、身の回りの時計を1時間進めれば完了です。
「旅と平和」エッセイ大賞
NGOピースボートでは、旅を通じて世界を学び、未来の国際社会をつくる若者たちを応援するため、「旅と平和」エッセイ大賞を設けています。大賞受賞者には、地球一周の船旅への乗船券が贈られます。この日、第16回の大賞受賞者の井戸静星さんによるトークイベントが行われました。ご自身の作品やこれまでの歩み、そしてまさに今、大いなる旅をしている中でさらにふくらむ「平和」への想いについてお話しいただきました。今後の展望も含め、井戸さんのさらなる活躍が期待される、充実した時間となりました。
「旅と平和」エッセイ大賞についてはこちら
緑うるわしい島で
タヒチの魅力は海だけではありません。緑が覆う渓谷や山肌、海辺に茂るヤシの木、街角で木陰をつくる常緑樹など、たくさんの自然が私たちを迎えてくれます。また、ポリネシア文化発祥の地であるタヒチでは、先住民族の人びとが守り継いできた伝統音楽や舞踊との出会いも。訪れたからこそわかる、リゾートという概念を超えた奥深い魅力が、この島の美しさを一層際立たせているようでした。
パペーテ(タヒチ)に入港しました
2026年最初の寄港地である、フランス領ポリネシア最大の島タヒチ島のパペーテに寄港しました。美しいラグーンに囲まれた透明度の高い海や、こぼれるように咲く熱帯の花々など、目に入るものすべてが南国気分を盛り上げてくれます。「南洋の楽園」とも呼ばれるタヒチの魅力を、全身で存分に堪能しました。
パペーテの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]タヒチの素顔にふれる旅 -1- ~穏やかな時間の流れる太平洋の楽園へ~