クルーズレポート
夜空に浮かぶ幻想的な夜景
夜のシンガポールでは、昼間とはまた趣きのちがう光景が見られます。自然、テクノロジー、環境マネジメントの共存をコンセプトにした「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」では、最大で高さ50mもあるスーパーツリーと呼ばれる人工樹木が美しくライトアップされています。SF的な建築デザインと、サステナブルなシステムが生み出す幻想的な夜景を、じっくりと堪能しました。
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[クルーズコレクション]ピースボートでゆく世界の寄港地 -シンガポール編-
シンガポールに入港しました
東京23区ほどの国土にたくさんの見どころがひしめく、シンガポールにやって来ました。エリアごとに雰囲気がガラリと変わる、多国籍な街並みや文化が魅力のシンガポール。リトルインディアやアラブストリートで異文化を体験したり、ホーカーズと呼ばれる屋台で多国籍グルメを味わい、もちろん“街の顔”マーライオンとの記念撮影も!ジャンルを超えた、さまざまな楽しみ方が叶う街です。
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[クルーズコレクション]異国情緒あふれる魅惑の国
世界が笑う!サイレントコメディ
広い舞台でたった一人、言葉を使わず、身体ひとつで表現するパントマイムを披露してくださったのは、水先案内人でスタンダップコメディアンの松元ヒロさん。最初に丁寧な前説で物語をナビゲートしてくださるなど、はじめての人にも親しみやすく、観ている人たちも一緒になって動作を真似るシーンも。言葉の壁を越えて、心に響くパフォーマンスを見せてくださいました。
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[水先案内人紹介]松元ヒロさん
記憶を超えて、「生きる」ということ
戦後80年を迎えた今年、ピースボートは世界の平和を改めて希求する「TIME FOR PEACE」と題したプロジェクトを実施しています。被爆者の方たちとともに世界をまわり、船内でも被爆証言を行っています。本日は、生後7か月のときに長崎で被爆し、ご家族から聞いたお話や交流証言者として活動されている水先案内人の福島富子さんがご登壇くださいました。「記憶がなくても自分ができることを」と、被爆証言を継承し語り継ぐ福島さん。記憶をつなぎ平和を訴える福島さんのお話に、会場に集まった方々は静かに耳を傾けていました。
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[水先案内人紹介]福島富子さん
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(NGOピースボートのサイトへ移動します)
中国琵琶の音色
水先案内人としてご乗船いただいている、中国琵琶演奏家のティンティンさん。「音楽で表現する取り組みは、研究者としての社会活動のひとつ」と語るなど、音楽人類学の研究者としての顔をもつティンティンさんは、多くの演奏や講座で私たちを楽しませてくださいました。最終日となったこの日も、繊細でありながら力強い中国琵琶の音色をたっぷりと聴かせてくださいました。
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[水先案内人紹介]ティンティンさん
脱原発弁護士
これまで数々の大型経済事件を担当し、逆転勝利へと導いてきた水先案内人で弁護士の河合弘之さん。ビジネス弁護士として活躍する一方、脱原発訴訟では徹底的に勝利にこだわり、その傍ら自然エネルギーを広める活動や映画製作も手掛けてきました。会場を埋めた方たちは、河合さんが語る自らの活動や日本の未来についてのお話に熱心に耳を傾けていました。
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[水先案内人紹介]河合弘之さん
中東情勢を紐解く
この日の講座にご登壇いただいたのは、テレビやラジオのコメンテーターとしてもお馴染みの、水先案内人で国際政治学者の高橋和夫さん。今年6月のイスラエルと米国によるイラン攻撃以降、イスラエル、イラン両国は停戦には応じたものの、依然不透明な状況が続いています。鋭く、かつわかりやすい高橋さんの解説によって複雑な中東情勢を紐解き、学びを深める有意義な時間となりました。
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[水先案内人紹介]高橋和夫さん
深圳(中国)に入港しました
今クルーズ初めてとなる寄港地、深圳に到着しました。中国・広東省の南部に位置する深圳、「アジアのシリコンバレー」と呼ばれるなど発展したビル群が建つ一方、1700年の歴史をもつ古代都市遺跡「南頭古城」や、随一の繁華街・東門歩行街などレトロな街並みも広がります。ショッピングや屋台での食べ歩きも楽しみながら、深圳の“今昔”を堪能しました。
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[クルーズコレクション]中国をリードする、未来都市
ウェルカムセレモニー
皆さまのご乗船を歓迎する、船長主催のウェルカムセレモニーが開催されました。船長のスピーチやクルーの紹介のあとは、ウェルカムドリンクで乾杯!会場となったアトリウムには、思い思いの華やかな装いに身を包んだ方々が大勢集まり、旅のはじまりを祝う素敵な時間となりました。
船旅で眺める夕陽
船旅でやってみたいことのひとつに、「夕陽を眺めること」を挙げる方もいらっしゃいます。毎日同じように昇り、沈んでゆく太陽。しかし、旅をしながら洋上で体感する自然現象は、少し特別なものに感じます。これから毎日どんな光景と出会えるのだろうか――旅のはじまりに美しい夕陽を眺めながら、旅への期待も高まってゆきます。