クルーズレポート
南極半島へ
壮大な山々と美しい氷の世界が広がる神秘の大陸、南極。澄み渡る空気の中、パシフィック・ワールド号はゆっくりと進んでいきます。地球が創り出した青と白の絶景を心に焼き付けようと多くの人がデッキや窓辺にたたずみ、その素晴らしい光景に時間を忘れて眺めていました。
サウスシェトランド諸島
ドレーク海峡の南端に位置するサウスシェトランド諸島は、11の島々が連なる美しいエリアです。見どころに差し掛かるとアナウンスが入るので、カメラを持って急いでデッキへと向かいます。冷たい南極の風が頬をかすめる中、巨大な氷山が現れると、どよめきと歓声があがりました。その圧倒的なスケールに、誰もが息をのむ瞬間でした。
南極とコスタリカから語る平和
国際ジャーナリストの伊藤千尋さんに、国境のない南極大陸とコスタリカの歴史から知る平和について伺いました。内戦をきっかけに1949年に常設軍が廃止されたコスタリカでは、非武装・中立を貫いてきました。講座では、コスタリカの教育や医療、環境保護、南極との共通点などについてお話いただきました。
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[水先案内人紹介]伊藤千尋さん
ドレーク海峡へ
世界一荒れた海として知られ、穏やかに晴れ渡った空の下、かつて多くの探検家たちが越えてきたドレーク海峡を航海するパシフィック・ワールド号。天候に恵まれ、穏やかな海峡をゆっくりと進みます。遥かなる南極、その神秘の大地が少しずつ近づいてきます。
南極大陸を目指して
ウシュアイアの大自然を楽しみ、パシフィック・ワールド号は多くの人が心待ちにしている南極に向けて出港しました。遥かなる青と白の世界へ─。静寂に包まれた神秘の大地でどんな絶景と出会えるのか、今から楽しみです。
ウシュアイア(アルゼンチン)に入港しました
大自然が生み出す美しい景観が広がるウシュアイア。ここでは、「世界最果て号」に乗ってティエラ・デル・フエゴ国立公園を訪れたり、パタゴニアの豊かな自然の中をトレッキングしたりと、ウシュアイアならではの楽しみ方ができました。
ウシュアイア(アルゼンチン)の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]冒険心をかきたてる、世界の果ての街
フットサル大会
スポーツコートでフットサル大会が行われました。白熱した試合展開に大盛り上がり。年齢や国籍、経験の有無など関係なく、一緒に楽しみ、ひとつのボールをともに追いかけたひとときは、たくさんの充実感と輝く笑顔をのこして幕を閉じました。
ブエノスアイレス・ユース・オーケストラ
現在、アルゼンチンのブエノスアイレスで活動する「ブエノスアイレス・ユース・オーケストラ」のメンバー7名にご乗船いただいています。船内では、彼らが所属する団体の活動紹介やラテン音楽を楽しむコンサートなどを行っていただきました。
ようこそ、南極へ
多くの人が楽しみにしている南極遊覧の日が近づいてきました。船内では、南極旅行の安全や大自然への影響を考慮してツアーの計画などを行う南極エクスペディションリーダーのスーザン・エイディさんによる講座が何度か行われ、基本情報や南極に生きる動物たちについてお話いただきました。
コラボレーションステージ
4層吹き抜けのアトリウムで、二胡奏者の張艶(チョウ・エン)さんと、専属ミュージシャンによるスペシャルステージが開催されました。二胡が奏でる繊細な音色に、フルートの澄んだ旋律とギターならではの温かい響き。その美しいハーモニーを心ゆくまで楽しみました。
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[水先案内人紹介]張艶(チョウ・エン)さん