クルーズレポート
ナプキンアート
船のレストランで行われていたのは、ナプキンアートの教室。参加された皆さんは、クルー(乗組員)に教わりながら、お食事の際に使用するナプキンを美しい形へと折っていきます。一枚のナプキンが立体的で美しい飾りへと変身するさまは、なんだか魔法のよう。ご自宅でのおもてなしに活用したいと話される方もいて、皆さん手順や飾り方などを熱心に学んでいました。
マダガスカル・サイクロン被害報告会
先日寄港したマダガスカルでは、約一ヶ月前に発生したサイクロン「ゲザニ」の影響で、深刻な被害が発生している状況を目の当たりとすることとなりました。ピースボートクルーズも、寄港したトアマシナの病院に船で保管している毛布やシーツなどを緊急支援物資として届けるなど支援活動を行いましたが、未だ国際的な支援が必要である状況に変わりはありません。この日は、あらためて被害の実態が報告されるとともに、ツアーで訪問した現地NGO「SOS子どもの村」の様子なども紹介され、企画終了後には被災地支援のための募金活動も行われました。
シップツアー
普段は専門部門の乗組員しか立ち入ることのできないブリッジやエンジンコントロールルーム、食材庫や主調理室などをめぐることのできる、有料のシップツアーが開催されました。たくさんの機器が並ぶ、まさに“航海の中枢”となるようなエリアや、存在すら知らなかった場所から海を眺めるなど特別な体験も。ツアーの最後には本ツアーのためのスペシャルランチをいただく機会もあり、パシフィック・ワールド号の舞台裏を存分に堪能する時間となりました。
日中関係の過去、そして未来
本日の水先案内人講座にご登壇いただいたのは、中国出身の作家・ジャーナリストである莫邦富(モウ・バンフ)さん。40年前に来日して以降、多数の著作を世に送り出し、また親日ジャーナリストとして、政治経済から社会文化にいたる幅広い分野で発言を続けています。この日は、かつて日中交流のパイプでもあった北京の太平学校の存在や外交秘話などを交えながら、知日派のジャーナリストである莫さんならではの視点で日中関係の過去、そしてこれからについてお話しいただきました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]莫 邦富 モウ・バンフさん
アトリウムで過ごす時間
パシフィック・ワールド号の“顔”ともよべるアトリウム。5階から8階までの吹き抜けが緩やかな階段でつながり、レセプションやカフェ、ショップなど、クルーズライフには欠かせない主要施設が揃います。階ごとにインテリアや装飾にも個性があり、乗船中に自分のお気に入りスポットを見つけられる方も。おひとりでゆっくりと、お友だちと楽しみながら――各所に配されたソファでは、思い思いの時間を過ごす皆さんの姿が見られました。
街の市場へ
トアマシナでは街の市場へ。新鮮な野菜やフルーツ、名産のバニラなどがうず高く積まれ、地元の人びとが買い物を楽しんでいました。私たちにも馴染みのあるものもあれば、初めて見るような食べ物との出会いも。どんな味がするのか、どのように調理するのかをお店の人に聞きながら、その土地に根付く食文化の一端にふれる、貴重な体験もできました。
トアマシナ(マダガスカル)に入港しました
インド洋を航行中の船は、世界最古の島国のひとつである、マダガスカルのトアマシナに寄港しました。マダガスカルには数多くの国立公園や自然保護区があり、固有種をはじめとした希少な生き物たちと出会えます。特異な生き物たちが独自の進化を遂げた“自然の博物館”マダガスカルで、この地ならではの体験を楽しみました。
マダガスカルの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]神秘の木バオバブがある風景
中医、西医とはなにか
30年以上に渡って中国の医薬品管理政策に対する研究を行うほか、中国における伝統医学発展の歴史的・現代的課題を研究している水先案内人の王波(ワン ボー)さん。この日の講座では、2000年以上の歴史をもつ中国の伝統医学である「中医」、そして現代の西洋医学である「西医」の両者の理念や、診察における考え方の違いを紹介してくださいました。比較と考察を通して、両者がどのように融合と発展をめざせるかのお話もあり、会場に集まった方々は熱心にメモを取るなど王波さんのお話に耳を傾けていらっしゃいました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]王 波(ワン ボー)さん
ノーベル平和賞洋上特別展
現在船内では、世界初となる「洋上ノーベル平和賞展」が開催されています。これは、2024年にノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)を祝し、オスロのノーベル平和センターにて展示されていた特別展『世界人類へのメッセージ(Message to the Humanity)』と同内容のもの。
船上の展示会場では、航海中の勉強会で知識を深めたボランティアガイドが、来場者へ展示の詳細を案内しています。
原爆や今も続く核被害の実相を伝える写真、そして切実なメッセージを通して、歴史から学ぶことの意義や、核兵器という存在について改めて考え直す大切な場となっています。
自主企画最後の発表会
ピースボートクルーズならではの催しである「自主企画」。趣味や好きなことを通じて交流を深め、練習を重ねるなど、クルーズライフの楽しみには欠かせないものです。この日はその自主企画の最後の発表会が開催され、ステージ上でさまざまな演目が披露されました。客席の方々も出演されている家族やお友だちに声援を送るなど、それぞれの充実した旅の日々を感じる、心に残る時間となりました。