クルーズレポート

パナマ運河通航

クリストバルを出港した船は、いよいよクルーズのハイライトのひとつであるパナマ運河の通航へ。またとない通航シーンを見ようと、船のデッキには早朝から大勢の人たちが集まりました。全長約80kmのパナマ運河は、内陸部との標高差を越えるための「閘門(こうもん)」と呼ばれる開閉式の門が数カ所設けられ、水を注水して船を浮かせるなどシステマティックな通航劇が魅力。船のデッキやお部屋のバルコニーから、クルーズならではのパナマ運河の通航をたっぷりと楽しみました。

パナマ運河の掲載記事はこちら
[クルーズコレクション]海と海をつなぐ、パナマ運河を渡る

2025.10.25 更新
美しい手工芸品「モラ」

パナマの地では、繊細な手仕事が生んだ美しい手工芸品との出会いもありました。先住民族であるクナの人びとが生み出す「モラ」と呼ばれる手工芸品は、彼らの伝統衣装にも使われる美しい布製品。幾重にも布を重ね、絵を描くように糸で模様を縫い留め作られたモラは、お土産にもぴったりです。ひとつひとつデザインも異なるため、選ぶ楽しみも味わいながら美しいモラをお土産に購入しました。

2025.10.24 更新
クリストバル(パナマ)に入港しました

中米パナマのカリブ海側の港町、クリストバルに寄港しました。参加したのは、先住民族であるエンベラの人たちのコミュニティを訪問するツアー。ジャングルの中をボートに乗って向かい、到着すると鮮やかな民族衣装を身にまとったエンベラの人びとが出迎えてくれました。伝統楽器の演奏やダンスを披露してもらい、途中からは参加者も一緒になって踊る場面も。環境も文化も異なる人びとと共有した楽しい時間は、忘れられない思い出となりました。

2025.10.24 更新
アウシュヴィッツを訪ねて

テネリフェ島から本船を一時離脱し、ポーランドにあるユダヤ人強制・絶滅収容所である「アウシュヴィッツ強制収容所」や関連施設を訪れたツアー参加者による、船内報告会が開催されました。ナチスドイツ政権下で実際に虐殺の現場となっていた収容所を見学し、生存者の方たちの証言を聞くなど貴重な体験となった本ツアー。報告会では、参加者自身が自らの言葉で、現地で感じたことや印象に残ったことを語り、再び悲劇を繰り返さないために私たちにできることを考える場となりました。

2025.10.23 更新
リバークルーズとラム工場見学へ

モンテゴベイ寄港時には、ボートに乗ってラム工場を訪問するオプショナルツアーに参加しました。カリブ海へと流れ込むブラックリバーを屋根付きのボートで遊覧し、川沿いに密生するマングローブ林や、さまざまな生き物との出会いも楽しみました。ジャマイカではじめて砂糖精製とラムの蒸留を手掛けた「アプルトン・エステート蒸溜所」を見学したあとは、香り高くまろやかな味わいのラムのテイスティングも。ジャマイカの豊かな自然と、この地で育まれた伝統の味を堪能しました。

2025.10.22 更新
モンテゴベイ(ジャマイカ)に入港しました

美しい海と白いビーチ、陽気な雰囲気が魅力のジャマイカにやって来ました。寄港したモンテゴベイでは自然の中でアクティビティを楽しみ、名物のジャークチキンを味わうなど現地の味も堪能しました。お土産物屋さんをのぞくと、ラスタカラーのウェアがずらりと並ぶ光景が。いつもは手にしないようなインパクトのある色彩も、旅先では魅力的に映ります。現地の雰囲気を閉じ込めたとっておきのお土産を手に、モンテゴベイの街歩きも楽しみました。

ジャマイカの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]クルーズのメッカ、カリブ海

2025.10.22 更新
世界最高峰に挑む

世界的な偉業である『探検家グランドスラム』を達成した中国人初、そして世界で2人目の探検家である張樑(ジャン・リャン)さん。世界の8,000メートル峰14座の完全登頂、七大陸最高峰の制覇、北極点・南極点への到達などさまざまな挑戦を続けてきた張さんに、過酷な挑戦を続ける意義、挑戦の先に得たものについてお話を伺いました。張さんが目にしてきた素晴らしい景色も写真や動画でご紹介いただくなど、貴重な機会となりました。

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[水先案内人紹介]張 樑(ジャン・リャン)さん

2025.10.21 更新
アンデス文明史

長年ペルーに在住し、古代アンデス文明にまつわる発掘現場での記録撮影を25年以上続けている、写真家の義井豊さんの講座が行われました。文字をもたなかったアンデス文明はどのように発展し、なぜ高度な文明を築くことができたのか――義井さんの丁寧な解説と豊富な写真によってアンデス文明の全体図を読み解く有意義な時間となり、皆さんペルーへの訪問がますます楽しみになったようです。

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[水先案内人紹介]義井豊さん

2025.10.20 更新
ペルーの美しい海とその多様性

世界遺産マチュピチュ遺跡やアンデス山脈など、“山の自然”のイメージが強いペルー。しかし、約2,500kmにも渡って海岸線が伸び、豊かな海洋生態系が存在していることはあまり知られていません。水先案内人でペルー出身の海洋生物学者であるダニエル・カセレス・バルトラさんの講座では、ペルーの美しい海とそこに広がる生態系、そしてそれらの豊かな生態系が脅かされている現状についてお話しいただきました。

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[水先案内人紹介]ダニエル・カセレス・バルトラさん

2025.10.20 更新
学んで使える語学

ピースボートクルーズでは、日本語を母語としない参加者に向けて日本語教室を開催しています。レッスンでは、簡単なあいさつや日常生活で使えるフレーズなどを、文法のしくみから発音まで丁寧に学んでいます。旅の開始から2ヶ月近くが経ち、お友だちの輪が広がりつつある船内。国籍や出身地などの枠を超えて、旅の間に覚えた言葉で会話を楽しむ場面も見られます。

2025.10.19 更新
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