クルーズレポート
オールミュージシャンライブ
旅のはじまりから今日まで、クルーズのさまざまなシーンを彩ってきた音楽の数々。普段はそれぞれのステージで個性を放つ本船専属ミュージシャンたちが、今宵はジャンルを超えて集結し、素晴らしいライブパフォーマンスを届けてくれました。ステージ上のスクリーンには旅の思い出のシーンも映し出され、超満員の会場はさらに感動的な雰囲気に。ミュージシャンたちの熱量が会場を包み、旅の終わりにふさわしい特別な時間を過ごすことができました。
ピースデイ
ピースボートクルーズは、国連が定める“この日だけは戦闘を止めるよう世界に呼び掛ける”『国際平和デー』の理念に共感し、毎クルーズ「ピースデイ」を設けています。この日の船内では、世界を旅している今だからこそ感じられる平和への想いを共有する場をつくろうと、さまざまな催しが行われました。本クルーズ出航以降も、世界では紛争や災害など、人びとの穏やかな暮らしを脅かす出来事が続いています。この旅で出会った世界中の人たちとの思い出を振り返りながら、あらためて“平和”について学び、語り合い、想いをめぐらす一日となりました。
ワールドカルチャーファッションショー
航海中の楽しみのひとつである、クルージングパーティー。毎回さまざまなテーマで催され、ドレスアップした非日常のひとときを楽しみにされている方も多いイベントです。この日は「ワールドカルチャーファッションショー」と題して、今回の旅で訪れた寄港地や、ご自身のルーツである国や地域にまつわる衣装を身に着けた皆さんが、華麗にランウェイを歩きました。会場となったアトリウムは、集まった観客からの拍手や歓声に包まれ、笑顔あふれる華やかな時間となりました。
スタッフより感謝をこめて
本クルーズにご乗船いただいた皆さまへ、これまでの感謝の気持ちをお伝えしようと、クルーズスタッフが総出演するエンターテインメントショーが開催されました。ステージでは、ダンスやコーラス、力強い太鼓の演奏に加え、ユーモアあふれる寸劇など多彩な演目が次々と披露され、会場は大盛り上がり。スタッフの思いが詰まった手作りのステージで、皆さまに笑顔あふれる特別なひとときをお楽しみいただきました。
能登半島地震から2年
2024年1月1日に発生した能登半島地震。その翌日から現地に入り、以後さまざまな災害支援をおこなってきた公益社団法人ピースボート災害支援センターの活動を紹介する企画が行われました。発災直後の避難所での炊き出しの様子や、2年経った今はどのような支援を行っているかなど、実際に現場を体験した職員だからこそ語ることのできる被災地でのお話に、会場に集まった方々は熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
戦争の傷に寄り添う
水先案内人としてご乗船いただいている黒井秋夫さんは、『PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会』の代表を務めるなど、帰還兵とその家族が抱えるトラウマやさまざまな問題と向き合い、同じ境遇にある方々と連帯して活動を続けてこられた方です。この日の講座では、黒井さん自身がこの活動を始めるに至った背景や、過酷な戦争体験を持つお父様への思いなどを語っていただきました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]黒井 秋夫さん
カルチャースクール発表会・社交ダンス
続いて午後から行われたステージの部では、社交ダンスの発表会が行われました。ワルツ、タンゴ、チャチャチャ、マンボと、多彩な演目で、パートナーと息の合った踊りが披露されました。これまでのレッスンでともに汗を流し、ステップを刻み続けてきたメンバーの皆さんのがんばりに、満員となった会場からは惜しみない拍手が送られました。
カルチャースクール発表会・水彩画
この日行われたのは、日々大勢の方が参加するカルチャースクールの発表会。これまでのレッスンの集大成を、「Beyond words, when art speaks(言葉を超えて、芸術が語るとき)」というテーマにのせて各所で発表会が行われました。メインフロアである7階では、水彩画教室の作品が展示され、多くの方が観覧に訪れていました。参加された皆さんそれぞれの心に残った、旅の風景――その多様さの向こうに、旅することの素晴らしさを感じる時間となりました。
色彩のグラデーション
夕方ごろデッキへと出ると、早くも月の姿が。日没直後に、太陽と反対側の空に見られる淡いピンク色の帯状の光「ビーナスベルト(Belt of Venus)」も見られ、ぽっかりと浮かんだ満月とともに幻想的なシーンを演出してくれます。凪いだ海と美しいグラデーションを見せる空の競演は、いつまでも眺めていたくなる贅沢なひとときでした。
ナプキンアート
船のレストランで行われていたのは、ナプキンアートの教室。参加された皆さんは、クルー(乗組員)に教わりながら、お食事の際に使用するナプキンを美しい形へと折っていきます。一枚のナプキンが立体的で美しい飾りへと変身するさまは、なんだか魔法のよう。ご自宅でのおもてなしに活用したいと話される方もいて、皆さん手順や飾り方などを熱心に学んでいました。