アカバ

アカバ
世界遺産
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自然
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多様な文化の交差点

国土の大半を砂漠や荒野に覆われたヨルダンの最南端に位置する、紅海に面した港町アカバ。約5,000年前からアジア、アフリカ、ヨーロッパをつなぐ要所として栄えてきました。

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厳しくも雄大な景観

映画「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」のクライマックスの舞台として知られ、未だ発掘が終わらないほどに壮大なスケールをもつ、ペトラ遺跡。「スーク」と呼ばれる断崖絶壁の狭間を歩いてたどり着いた目の前にそびえ立ち、見る者に圧倒的な存在感を放つ「宝物庫」を意味するエル・ハズネが最大のハイライトです。自然の岩をくり抜いてできたこの遺跡は、光の加減によって岩の色が何色にも変化し、よりこの場所を神秘的に演出してくれます。紀元前からの古い歴史をもつ聖書ゆかりの地も多く、文化的な見どころが点在しています。

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古代から続く神秘な場所

海抜はマイナス430mと地表で最も低い場所にあり、世界一高い塩分濃度によって得られる強力な浮力を体験できる「死海」。ミネラルを豊富に含んでいることから健康に良いとされ、古代ヘロデ大王やエジプトの女王クレオパトラをも魅了してきました。そして、月の谷とも呼ばれ、砂岩と花崗岩でできた谷「ワディラム」。どこまでも続く赤い砂漠と長い年月をかけて形作られた奇岩の数々に自然の驚異を感じずにはいられません。中でも高さが15mにもなる石橋は驚嘆の一言。映画「アラビアのロレンス」の舞台としても有名です。

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世界をもっと身近に

1948年イスラエル建国に伴い、当時70万人以上のパレスチナ人が周辺諸国に逃れました。ヨルダンにも多くのパレスチナ人が逃れ70年以上が経つ今でも故郷へ帰ることができていません。ヨルダンの人口の約7割以上がパレスチナ系住民と言われるほど、ここには多くのパレスチナの人びとがいます。交流コースでは難民キャンプを訪問し、当時逃れて来た方の証言や若い世代の想いを伺います。彼らとの交流を通して、パレスチナ難民の問題が遠くの世界の出来事ではないことを感じることでしょう。メディアで報道されるだけではない現実や歴史を学ぶプログラムです。

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砂と岩に彩られた王国

中東に位置するヨルダン王国は、ピースボートクルーズでも人気の高い寄港地のひとつ。船が寄港するのは、紅海きってのリゾート地としても知られるヨルダンの海の玄関口・アカバです。ここから向かうのは、土地の大半を砂漠や荒野に覆われた内陸部。映画の舞台にもなった大迫力の世界遺産ペトラ遺跡や、別名「月の谷」とも呼ばれる絶景の砂漠地帯ワディラム、不思議な浮遊体験ができる死海など、私たちの冒険心をおおいに刺激する雄大な景観の数々が私たちを待ち受けます。大自然と人類の叡智にふれる旅へと出かけます。
[特集記事]砂漠に隠された魅惑の地へ

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