サウサンプトン
サウサンプトン
風光明媚な美しい港町へ
世界遺産
自然
11世紀ごろから貿易港として栄えたサウサンプトンには、街を守るために城壁が築かれました。現在でも、いたるところで歴史深い街並みや当時の面影を見ることができます。
歴史を感じる街をゆく
タイタニック号が出航した街としても知られるサウサンプトンは、ヨーロッパきっての港町です。貿易で栄えた中世に街を防御するために築かれた城壁は、「バーゲート」と呼ばれ、 今も街の象徴として人びとに親しまれています。もうひとつ、中世の生活を知ることができる「チェダーハウス」も街を代表する歴史的建造物です。当時の生活道具や街の様子を知ることができる博物館として多くの人が訪れています。空に向かって伸びる大きな時計台が特徴の「シーシティ博物館」には、タイタニック号に関する展示が並んでいます。まるでタイムスリップしたかのような世界が広がっています。
謎の巨石建造物
平野にこつぜんと現れる巨大環状列石・ストーンヘンジが作られたのは、紀元前3000年~前1500年ごろ。最大で50トンにもなる 石は約30km離れた場所から運ばれてきており、さらに石が倒れないように高度な技術が用いられていたこともわかってきています。しかし、造られた年代や製造方法は少しずつ解明されつつあるものの、誰が何のために造ったのか、いまだに多くの謎が残されています。神秘的な空間にそびえたつ巨石と残された謎──ストーンヘンジは、多くの人びとを魅了しつづけています。