アーカイブ: 寄港地

オスロ
自然に抱かれた北欧屈指の「芸術の都」
世界遺産
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カルチャー
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緑あふれ、首都でありながらも静かで落ち着いた佇まいのオスロの街。自然を愛し、温かなつながりを重んじる人びとが生んだ芸術が、街のあちこちにちりばめられています。

街を彩る数々のアートを訪ねて

首都としては比較的小さなオスロの街では、隣り合う自然と、街に点在するアートな空間が心地よい雰囲気を生み出しています。ヴィーゲラン彫刻公園は、彫刻家グスタフ・ヴィーゲランが造ったユニークな彫刻が園内を彩る、観光客にも人気のスポット。画家のムンクが生涯を過ごしたオスロには、代表作『叫び』など多数の作品が展示されたムンク美術館もあります。フィヨルドに浮かぶ氷山をイメージして建てられたオペラハウスからは、自然に根差した北欧デザインと現代建築が融合する、オスロらしさが感じられます。

平和について考え、気付きを得る

オスロ市庁舎に隣接するノーベル平和センターでは、ノーベル平和賞の歴史や歴代受賞者の功績を称える資料などが展示されています。映像や写真、光などを駆使した展示は、世代や国籍を問わず全ての人が平和への思いを深く掘り下げられるよう考えられたもの。ダイナマイトの発明者でありながら、平和賞を設けたアルフレッド・ノーベル自身にまつわる展示も行われています。建物の入口に置かれた、『The Best Weapon』と題されたベンチ型のオブジェ。これは受賞者であるネルソン・マンデラの名言「最高の武器は座って話すこと」を体現したものであり、実際に座ってみることができます。

地元の味と豊かな文化にふれる

漁業大国のノルウェーでは、サーモンやムール貝などの新鮮な海の幸が日々の食卓に並びます。トナカイなどのジビエ、厳しい気候風土の中で育ったキノコやベリーも料理に欠かせません。また、コーヒー好きが多いといわれるオスロにはたくさんのカフェがあります。豆本来のフルーティーさを活かした「ノルディックロースト」が好まれ、定番のワッフルやカルダモン風味の丸パンとの相性も抜群です。家庭や職場でコーヒー休憩を大切にするノルウェーの人びと。コーヒーは人と人とのつながりを生む大切な飲み物として、暮らしに根付いています。

オスロの位置


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スタヴァンゲル
豊かな自然が広がる街
自然
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カルチャー
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ノルウェー南西部、北海に面した港町スタヴァンゲル。油田の採掘で発展した街には17世紀から残るカラフルでかわいらしい街並みが広がり、和やかな雰囲気が漂います。

目にも鮮やかな旧市街巡り

1970年代に北海油田の基地として急成長を遂げた街は、港を中心に魚市場やマーケットが並びにぎやかな雰囲気が辺りを包みます。港の西側にある旧市街には歴史を感じさせる白壁とオレンジ屋根の木造家屋が並び、17世紀に建造された可愛らしい街並みは、家屋を飾る花々の美しさも相まって散策するだけでも心躍ります。
また「カラフルな旧市街」と名付けられたアッパーホームゲートは、ノルウェー中でもっともカラフルと称される通りです。2005年に始まった新たな試みとして建物を鮮やかな色に塗り替え、北欧らしいおしゃれで温かみのある街並みが迎えてくれます。

ノルウェー統一の地へ

スタヴァンゲル大聖堂は12世紀に建造され、現存する大聖堂ではノルウェー最古と言われています。プレイア湖を見下ろす丘の上に建つ石造りの堅牢な大聖堂の内部には、ゴシック様式の美しいステンドグラスが配され、立派なパイプオルガンとともに一見の価値があります。
また、近郊のハフルスフィヨルドには、岩盤に刺さった3本の「岩の剣」のモニュメントが建っています。872年のハーラル1世のノルウェー統一を祝したもので、その高さは実に10m。3本の剣はそれぞれ「平和、統合、自由」を表し、空に向かって林立する姿には神々しさを感じます。

街の成り立ちを知る

まるで石油採掘基地のような出で立ちのユニークな建物は、ノルウェー石油博物館です。北欧にしては珍しい油田が採掘されたことにより、北海油田の基地として発展したスタヴァンゲル。博物館では主に基幹産業である石油とガスの歴史や、油田開発に関する設備を展示しています。3D映像で石油採掘の方法を体験できたり、基地内での生活風景を再現したブースもあり、観光客にも人気のスポット。また、埠頭に建つとあって見晴らしも良く、館内で上演されている街の生い立ちを紹介する映像を観てから街歩きに出かけるのもおすすめです。

スタヴァンゲルの位置


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北極圏
厳しくも美しい北限の地へ
自然
自然
通過通航
通過通航

多くの野生動物が生きる北極圏。氷の芸術的な風景、そこに生きる多くの野生動物達の生き生きとした姿は、訪れる人びとを惹きつけてやみません。

極北の自然が広がる

厳しくも美しい北限の地へ

地球の最も北、北緯90度に広がる北極。ユーラシア・北米の両大陸が囲む北極海を中心に、グリーンランド、シベリア北部、カナダ領のクイーンエリザベス諸島、ノルウェー領のスヴァールバル諸島、ロシア領のフランツ・ヨーゼフ諸島などが北極圏内を構成します。永久凍土に覆われた大地は冬には強風が吹き荒れますが、夏にはわずかに溶けた表層をコケ類や草木が覆うツンドラ地帯が出現し、トナカイなどの大型動物が繁殖活動をおこないます。極北の自然が生み出す目を見張るような絶景や北の果てのロマンに誘われ、多くの冒険家や旅行者が訪れる地です。

先住民との出会い

極北の地で生きる人びと

北極圏にはイヌイットやサーミと呼ばれる、さまざまな先住民が居住しています。領土開拓のためにヨーロッパ圏から北極圏にやって来た人びととは異なり、彼らは1万年以上も前から居住する、固有の文化をもった人びとです。先住民同士でつながりをもち狩猟や採集を生活の手段としていますが、近年の温暖化とそれに伴う環境の変化でその生活に深刻な影響を受けているとも言われています。これらの人びとの生活を守ることが、北極圏を構成する各国の政策課題となっています。

北極圏の位置


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ノルウェーフィヨルド
まるで絵本の中のような世界
自然
自然
遊覧
遊覧

ノルウェー語で「入り江」を意味するフィヨルド。船で訪れるからこそ堪能できる、荒々しくも美しい、そして神秘的な光景が目の前に広がります。

フィヨルドの絶景が待つ地

世界有数のフィヨルド地帯であるノルウェー。南北に細長い国土の海岸線は、すべて入り組んだフィヨルドになっています。なかでも代表的なものが、ソグネ、ガイランゲル、ノール、ハダンゲル、リーセの「5大フィヨルド」。特に、ベルゲンの北東に位置するソグネフィヨルドは、長さ204km、最深部は1,308mとヨーロッパ全土で一番の長さと深さを誇る、ノルウェーフィヨルドの代表格といわれています。何百万年も前に氷河による浸食で形成された海岸線が内陸へ延び、先に行くほどより細いフィヨルドに枝分かれしているのが特徴です。

大自然の競演

フィヨルドは、遥か何百万年も昔に氷河の浸食によってつくられたU字やV字型の谷に、海水が進入して形成された入り江のこと。高いところで約千メートルもの崖が海から垂直に立ち上がり、断崖絶壁のダイナミックな光景を生み出します。また、青や緑色の水面は、氷河から流れ出た鉱物を含むことで生まれた色。美しいグラデーションを見せる水面や、氷河の雪解け水が流れ落ちる名もなき滝――壮大な年月をかけて地球が生み出した、言葉にならない光景の数々が、ノルウェーのフィヨルド地帯に広がっています。

フィヨルドと刻む優雅な時間

フィヨルドの遊覧中は、船に乗りながら自然や景色を堪能できる「シーニック・クルーズ」が楽しめます。船の右手に緑に染まる山々が現れたかと思うと、前方には氷河を抱いた険しい峰がそびえる――船のデッキを自由に行き来しながら、あちこちでフィヨルドの姿を目に焼きつけることができます。さらには、船室のバルコニーや船内の窓から眺めるフィヨルドも格別の美しさ。クルーズという日常を楽しみながら、フィヨルドという非日常を体験できる優雅なひととき――時間の流れに逆らわず、ゆっくりと時を刻むクルーズならではの体験です。

ノルウェーフィヨルドの位置


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コングスフィヨルド
訪れる人びとを圧倒する「王のフィヨルド」
自然
自然
遊覧
遊覧

スヴァールバル諸島でも最も美しいフィヨルドのひとつであり、26キロにわたり広がるコングスフィヨルドは、「王のフィヨルド」を意味し、訪れる人びとをその美しさで圧倒します。

スピッツベルゲン島

風格ただようフィヨルドへ

北極海に浮かぶスピッツベルゲン島は、ノルウェー領スヴァールバル諸島最大の島です。北緯78度前後の高緯度に位置し、北極点までの距離は1,300km。文字通り世界最北の島と言えるでしょう。この島には数多くのフィヨルドが点在しますが、なかでも最も美しいと言われるのがコングスフィヨルドです。26kmにも及ぶフィヨルドの奥には雪を頂く3つの岩場がそびえ、まさに「王のフィヨルド」にふさわしい姿を見せてくれます。これらの岩場にはそれぞれ、スカンジナビアの3ヵ国にちなみ、“Svea”(スウェーデン)、”Dana”(デンマーク)、”Nora”(ノルウェー)の名が付けられています。

海鳥たちの楽園

凍てつく大地に生きる命

スピッツベルゲン島は野生動物の宝庫としても知られ、保護区や国立公園も多数点在する場所。コングスフィヨルドのあるキングス湾でも、北の大地でたくましく生きる野生動物たちの姿をとらえることができます。水辺にたむろするセイウチやアザラシ、ハシブトウミガラスたちが岩壁にとまる姿も。大西洋暖流と北極からの寒流が出会う海は、栄養豊富で海鳥たちの営巣に適した環境だと言われています。諸島全体に15ある鳥類保護区のうち、3か所がコングスフィヨルド周辺に集まり、まさに海鳥たちの楽園となっています。

コングスフィヨルドの位置


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オーロラ鑑賞
美しい光のカーテン
自然
自然

夜空に揺らめく、美しい光のカーテン「オーロラ」は、いつの時代も私たちを魅了してやみません。世界一周クルーズで出会う奇跡の絶景は、一生忘れられない思い出となることでしょう。

光のヴェールを鑑賞 オーロラ鑑賞

船上でオーロラを望む

北緯60~70度付近の「オーロラベルト」と呼ばれる一帯は、極地の夜空を彩るオーロラを鑑賞するのに適したエリア。アイスランドは国土の大半がその圏内に入っており、オーロラシーズンの訪れとともに、レイキャビクでも観測のチャンスが連夜訪れます。オーロラの出現する晴れ間を追いかけ移動できる船は、フットワークが軽くチャンスにも恵まれているうえ、周囲を360度見渡すことができる真っ暗な海の上はオーロラ観測に最適です。ひとたびオーロラが姿を現せば、理想的な環境でその姿を目に焼き付けることができます。

洋上でオーロラ

オーロラ観測には船が最適

オーロラ観測といえば、陸地のポイントでオーロラの出現を待つスタイルが一般的です。しかし天候の影響を受けることも少なくないうえ、雨雲ひとつで観測が中止になることもしばしば。氷点下の気温のもとで待ち続ける、身体的負担も気がかりです。その点、洋上では雲が流れやすく、晴れ間を求めて遭遇チャンスを増やすことができます。また、オーロラの出現まで、温かい船内で待機できるというメリットも。ときに激しく瞬き、ときにゆっくりと揺らめくオーロラ。夜空を彩る幻想的な光景に、言葉にはできない感動を覚えます。

オーロラを求めて

オーロラを追いかけて

オーロラの観測に適したオーロラベルト圏内を航行する際には、“オーロラハンター”と呼ばれる観測のスペシャリストが乗船し、出現の可能性が高い晴れ間を求めてリアルタイムで進路を選びます。オーロラに関する講座も開催され、発生の仕組みに関するレクチャーやオーロラを撮影するためのテクニックなど、豊富な内容で観測をバックアップ。いざオーロラが出現したら、船内放送でアナウンスが入ります。オーロラ観測に照準を合わせ、オーロラを追いかけていく旅もまた、忘れられない思い出となるでしょう。
[特集記事]クルーズから見る神秘のオーロラ

オーロラ鑑賞の位置


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オンダルスネス
フィヨルドの奥深くに広がるおとぎの国のような風景と出会う
自然
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カルチャー
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景勝路線「ラウマ鉄道」の発着地でもある、フィヨルドのほとりの小村。急峻な山々と深い渓谷が織りなす絶好のロケーションは、息を呑む美しさです。

オンダルスネス

「フィヨルドのアルプス」と呼ばれる地

ロムスダール渓谷の北に位置し、ロムスダルフィヨルドの最深部に広がる港町オンダルスネスでは、ゆったりとした時間が流れる中、町を散策したり、フィヨルドの風景を眺めながら一息ついたり。オンダルスネスでしか見ることのできない、地球が創り出す絶景と迫力ある雄大な自然をお楽しみください。

オンダルスネス

知られざる秘境

ラウマ川の河口に広がる町は、ときに「フィヨルドのアルプス」と呼ばれる急峻な山々に囲まれた、秘境の雰囲気たっぷりの場所。緑が生い茂る牧草地、荒々しい谷など、大自然が生んだ豊かな景観に目を奪われることでしょう。雪を被った山並みと緑の大地、そして青い水を湛えたフィヨルドの共演は、北欧の自然が造り出した圧巻の光景です。

オンダルスネス

ノルウェーに伝わる妖精トロール

ノルウェーは、北欧の伝説の妖精”トロール(troll)”の暮らす国。定番のノルウェー土産としても大人気で、街のあちこちで見ることができます。トロールは変身能力があると信じられているため、巨人のトロールから小人のようなトロールまでさまざまな形態のお土産があり、とてもユニーク。現在でも日常生活でふっと物が無くなった際には「トロールのいたずら」と言われるそうで、ノルウェーの人びとの暮らしの中にトロールの存在が浸透しているのが伝わります。

オンダルスネスの位置


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ホニングスヴォーグ
美しい森林とフィヨルドに囲まれた街
自然
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カルチャー
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ホニングスヴォーグはノルウェーで三番目に大きな港で、夏になると多くのクルーズ船が訪れます。街を散策したり、ノールカップを訪れたりと、さまざまな楽しみかたができます。

ホニングスヴォーグ

雄大な光景へと手招く町

北極圏に位置するホニングスヴォーグは、北ノルウェーにおける重要な漁港として知られています。夏になると多くのクルーズ船も寄港し、ノールカップを目指す大勢の観光客でにぎわいます。町には第二次世界大戦でドイツ軍から唯一破壊を免れたホニングスヴォーグ教会があり、のどかな雰囲気と、色とりどりの民家が立ち並ぶ可愛らしい景観を楽しむことができます。

ホニングスヴォーグ

北極圏にそそり立つ岬

ホニングスヴォーグを訪れた人たちが目指すのが、ノールカップ(北岬)。大航海時代にイギリス人探検家によって「ノールカップ」と名付けられた、北極海にそそり立つ断崖絶壁の岬です。海に面して建つ、アイコンでもある大きな地球儀のモニュメントは絶好の写真スポット。ピースボートクルーズで訪れる5月中旬~7月の間は、真夜中でも太陽の沈まない「白夜」の時期。島影ひとつ見えない、見渡す限り続く水平線の上を、太陽がなぞるように進んでいくーー最果ての地でロマンあふれる光景に出会えます。

ホニングスヴォーグ

最果ての地を堪能する

ノールカップ岬の先端には、レストランやカフェ、ショップなどを併設した大型ホールが建っています。光や音を駆使してノールカップの歴史を体感できるシアターや、ヨーロッパ大陸最北端のチャペルまであります。また、施設内の郵便ポストからハガキを投函すると、ノールカップ限定の消印を押してもらえるという、この場所ならではのサービスも。目の前の絶景を堪能し、ハガキにしたためて投函すれば、旅の思い出にもなります。

ホニングスヴォーグの位置


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フロム
おとぎの国のような場所へ
世界遺産
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自然
自然

「険しい山の間の小さな平坦な地」を意味する小さな町フロム。ソグネフィヨルドの分岐のひとつ、アウルランフィヨルドの最も奥に位置する、フィヨルド観光の拠点の町です。

フィヨルドの町へ

フィヨルドの奥深くに可憐に咲く町フロム。この小さな町には毎年およそ45万人もの観光客が訪れます。もちろん目的は、ヨーロッパ本土で最長・最深を誇るソグネフィヨルドです。「世界で最も美しい鉄道の旅」と呼ばれ険しい山間を走るフロム鉄道の車窓からは、息を呑むような素晴らしいフィヨルドの景色を目にすることができます。急峻な山々と深い緑、その合間から海へと流れ込む滝、フィヨルドの谷間に点在する牧歌的な村――まるでおとぎの世界に入り込んだかのような、美しい風景をお楽しみください。

フロム

フロム渓谷を散策する

山々を分け入るように広がる、西ノルウェーのフィヨルドの魅力がつまったフロム渓谷。数百万年にもわたる氷河期を経て、現在のフロム渓谷やアウルランフィヨルドの雄大な景観が生まれました。悠久のときが創り上げた大自然の中を散策するのも、フロムの楽しみ方のひとつ。1時間程度の手軽な散策から片道3時間の本格的なハイキングまで、いくつものコースが設けられています。ひっそりとたたずむ17世紀に築かれたフロム教会や可愛らしいルンデ地区の民家、小さな滝など、どこをとっても絵になる風景が広がります。

フロムの位置


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ヌーク
地球最大の島、北極の世界へ
自然
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カルチャー
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壮大な北極圏の景色が見られる地球最大の島グリーンランド。自然と伝統的な生活、現代的な要素が合わさるヌークの街では、先住民族のデザインを引き継ぐ独自のアート作品がお土産に人気です。

ヌーク

北極の世界へ

島全体の約85%が氷に覆われ、日本の国土の約6倍にもなる世界最大の島グリーンランド。ゴッドホープ・フィヨルドにあるヌークは、北極圏までわずか240キロメートルにせまるグリーンランド最大の街。最古24万年にも及ぶ氷床の厚さは3,000メートルにもおよび、桁違いの大自然に圧倒されます。岩肌の見える大地にカラフルでコンパクトな家が点在する景色は、地球の果てに来たことを肌で感じさせます。この極地に広がるフィヨルドが織り成す、美しい入り江や山影の壮大な光景をお楽しみください。

美しい街を歩く

氷の大地のわずかな沿岸部に4000年以上前から住み、厳しくも豊かな大自然の恵みを、狩猟によって享受してきたイヌイットの人たち。人口約17,000人のこぢんまりとした雰囲気が持つ素朴な街の風景に、彼らが紡いできた伝統と歴史が溶け込みます。オーロラをモチーフにした「カトゥアック文化センター」や絵になるように美しい「オールドハーバー」、希少価値の高い古代スカンジナビア人やイヌイットの遺物が展示される国立博物館など、観光スポットもありますが、ただ街を歩くだけでも見るものすべてが新鮮で飽きることがありません。

ヌークの位置


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