アーカイブ: 寄港地
南太平洋の島嶼国家サモア。首都アピアの位置するウポル島には、どこまでも続くラグーンと豊かな熱帯雨林が広がっています。あたたかな人びととの出会いも見どころです。
雄大な自然に囲まれた島
ゆったり、のんびりとした雰囲気が流れるウポル島は、海底火山によって生まれました。沿岸にはターコイズブルーのラグーンと白砂のビーチがどこまでも続き、内陸部には木々が生い茂る大自然が広がります。 ときに”サモアでもっとも美しい場所”と呼ばれる、溶岩流によってつくられた天然プール「トスア・トレンチ」や異なる趣のある美しいいくつもの滝、ポリネシアならではの植物など”緑のサモア”に身を置いてみるのも貴重な体験です。
伝統を受け継ぐ人びと
「ポリネシアン・トライアングル」にあるサモアは、紀元前に航海をしながらこの地に渡って来た人びとによって、豊かな独自の文化が形成されました。その後、さまざまな国の植民地支配を乗り越え、独立を果たしたサモアには、苦難の中でも、人びとが守り続けてきた、伝統文化がいまも息づいています。 現在も、受け継がれた文化を守り、有機農業やマイクロファイナンス、フェアトレードを通じ、持続可能な生活を営んでいます。伝統的な焼き石を使ったウム料理を一緒に食べながら島の人たちとの交流は、忘れられない思い出となることでしょう。
海がつなぐ歴史と文化
ハワイ、イースター島、ニュージーランドを結ぶ太平洋一帯は、”ポリネシアン・トライアングル”と呼ばれます。この広大な海域の内側に位置する島々は、互いにかなりの距離があるにもかかわらず、さまざまな文化を共有するひとつの広大な文化圏を形成しています。ビーチリゾートとしての南太平洋だけではなく、それぞれの島で育まれた多様な文化を体験し、その”つながり”にふれられるのもピースボートクルーズならでは。島々に伝わる歴史と伝統を見つめ、ポリネシアの”いま”を知る旅へと出掛けます。
[特集記事]ポリネシアン・トライアングルを旅する
かの大戦の激戦地としての爪痕が今も残り、その記憶を静かに語り継ぐ島ガダルカナル島。豊かな自然や、ピースボートが来るのを心待ちにしている人びととの出会いも楽しみです。
激戦地ガダルカナルの戦跡をたずねて
ソロモン諸島最大の島、ガダルカナル島。首都ホニアラのあるこの島は、第二次世界大戦中、日本軍と米軍の激戦地となり、ここで多くの人びとが命を落としました。当時の記憶を今に繋ぐアウステン山の平和記念碑や、「血染めの丘」、ヘンダーソン(ルンガ)飛行場などが今も残り、点在する戦跡は、現在もその記憶を静かに語り継いでいます。空と海の青、ほぼ全土を覆う熱帯雨林、気温や湿度、年月が過ぎても変わらない景色を五感すべてを使って感じながら、かつての大戦に思いを馳せます。
ソロモン諸島で暮らす人々と出会う
美しい海を臨む首都ホニアラは活気あふれる中央市場や国会議事堂などの見どころもありますが、何より印象深いのは、そこで暮らす人びととの出会いです。ソロモン諸島の伝統的な暮らしを紹介するコミュニティでは、焼き石とバナナの葉を使って作る伝統の蒸し料理や、葉っぱを使った編み物、伝統ダンスなどが見られます。また、実際に島の子どもたちが通う学校に訪問しての交流では、海外の人との出会いに慣れていない子どもたちとの体当たりの交流が、忘れられない思い出となるでしょう。ピースボートが来ることを心待ちにしてくれている人びととの出会いもぜひお楽しみください。
ハネムーンにも人気のタヒチは、美しいビーチ以外にも深い緑の渓谷や雄大な滝など豊かな自然が広がります。自然はもちろん、ポリネシア文化や伝統も体験できる寄港地です。
自然豊かな南洋の楽園
タヒチ島はフランス領ポリネシア最大の島。透き通る青い海や水量豊かな清流、咲き誇る熱帯の花々など、美しい自然に恵まれるタヒチは「南洋の楽園」というイメージそのままの世界的なリゾートアイランドです。画家のポール・ゴーギャンが「古城のようだ」と称した、雄大な景観の広がるモーレア島の訪問も楽しみです。透き通ったエメラルドグリーンの海に水上コテージが浮かぶ、絵葉書のような美しい景色をお楽しみください。また四輪駆動車で山間部に分け入ると、緑あふれる熱帯の美しい渓谷を楽しむことができます。
豊かな島の伝統文化
タヒチはポリネシア文化の発祥の地ともいわれており、雄大な自然とともに豊かな文化にふれることができます。美しい楽園のイメージが強いタヒチですが、その背後には、宗主国フランスによる植民地支配の歴史があり、現在も住民の暮らしに大きな影響をもたらしています。先住民族マオヒの価値観を学ぶ文化体験ツアーでは、有機農園の運営を通してポリネシア伝統文化の継承に取り組む人びとにフォーカスします。ポリネシア伝統の音楽や料理など日本ではなかなかできない貴重なマオヒの文化体験をお楽しみください。
[特集記事]タヒチの素顔にふれる旅 -1- ~穏やかな時間の流れる太平洋の楽園へ~
タヒチの素顔にふれる
南国らしい、心地よく穏やかな空気が流れるタヒチ。船の寄港するタヒチ本島はもちろんのこと、かのポール・ゴーギャンも愛したモーレア島や”太平洋の真珠”と称されるボラボラ島など、訪れる先々で色鮮やかな景観と出会うことができます。先住民族の伝統農法を未来へとつなぐ有機農園を訪れ、ポリネシア伝統文化の継承に取り組む人びとと出会う文化体験ツアーも、ピースボートクルーズならではの交流プログラムです。
[特集記事]タヒチの素顔にふれる旅 -2- ~島の伝統がつなぐ地球の未来~
ラグーンの神秘的な青いグラデーションと、そこに映えるオテマヌ山の景色から「太平洋の真珠」ともいわれるボラボラ島では、南太平洋の美しい自然をお楽しみいただけます。
青い海でとっておきの時間を
画家ゴーギャンがこよなく愛し、晩年を過ごした島としても知られるボラボラ島。深い青や澄んだ青、濃い緑、浅い緑と、さまざまな色のグラデーションからなる海はどこまでも透き通り、その美しい風景から「太平洋の真珠」とも呼ばれています。そんな美しい海を眺めるだけではなく、ヘルメット・ダイビングで海中散歩するプログラムでは珊瑚が広がる海を散策し、色とりどりの魚たちと触れ合います。ほかにも、船底がガラス張りになったボートで海中世界を楽しむプログラムも人気です。
島の大自然に触れる
豊かな森林、美しい渓谷、そびえるオテマヌ山──ボラボラ島の大自然を四輪駆動車に乗って体感できるジープサファリでは、険しい山道を駆け抜けて絶景スポットへ。小高い丘からのぞむ海は言葉にならない美しさです。白砂の美しい砂浜でゆったりと過ごすなら”マティラビーチ”へ。トラックを改造して作られたバス「ル・トラック」で島をめぐるのもおすすめです。モトゥ(小島)の浅瀬のテーブルで水上ランチを楽しめる贅沢体験も!島の大自然に触れることができるプログラムは人びとを魅了してやみません。
[特集記事]タヒチの素顔にふれる旅 -1- ~穏やかな時間の流れる太平洋の楽園へ~
タヒチの素顔にふれる
南国らしい、心地よく穏やかな空気が流れるタヒチ。船の寄港するタヒチ本島はもちろんのこと、かのポール・ゴーギャンも愛したモーレア島や”太平洋の真珠”と称されるボラボラ島など、訪れる先々で色鮮やかな景観と出会うことができます。先住民族の伝統農法を未来へとつなぐ有機農園を訪れ、ポリネシア伝統文化の継承に取り組む人びとと出会う文化体験ツアーも、ピースボートクルーズならではの交流プログラムです。
[特集記事]タヒチの素顔にふれる旅 -2- ~島の伝統がつなぐ地球の未来~
先住民族の言葉で「護られた入り江」の意味をもつ土地、ホノルル。太平洋の海運の要所として栄え、現在は世界屈指のリゾート地として知られています。
オアフ島の雄大な自然
オアフ島の大自然を体感できるホノルルには、訪れたいスポットが盛りだくさん!ワイキキの海を一望できる火山の噴火口「ダイヤモンドヘッド」は、オアフ島のランドマークともいうべき場所です。頂上から海や街並みを見渡せば、この島の自然の豊かさとパワーを存分に感じられるでしょう。また、世界的なリゾート地として有名なワイキキビーチをはじめ、ラニカイビーチやハナウマ湾などでは、ハワイの美しい海が心ゆくまで楽しめます。テレビCMでも有名なモンキーポッドの木があるモアナルアガーデンにも注目です。
ハワイの文化を楽しむ
フラやハワイアンミュージックなど、ハワイの地で育まれた文化もぜひ体験したいところ。新鮮な魚介を載せた「ポキ丼」やボリューム満点の「ロコモコ」など、ハワイアンフードにチャレンジするのも楽しみです。また、南太平洋の文化と歴史にふれることができるビショップ博物館もぜひ訪れたいスポット。太平洋ポリネシア全域の美術・工芸品など2,400万点以上の収蔵品を誇り、なかでもハワイ諸島にポリネシア人が移住してきた時代からハワイ王朝時代にかけての貴重なコレクションは必見です。
魅力に満ちた虹の島へ
南太平洋に広がる”ポリネシアン・トライアングル”。ハワイ諸島は、その広大な文化圏の北端に位置しています。世界有数のリゾート地として知られるホノルルは、先住民族の言葉で「護られた入り江」を意味し、その名の通り、荒波の影響を受けにくい地形から太平洋の海運の要衝として栄えてきました。南の楽園で育まれたポリネシア文化や先住民族の伝統を受け継ぐ人びととの出会い、そして美しい海に彩られた雄大な自然――リゾートアイランドの側面だけではない、ハワイのさまざまな魅力にふれる旅へと出掛けます。
[特集記事]虹の島ハワイに導かれて