済州島
済州島
世界遺産
カルチャー
個性的な自然と文化を合わせ持つ島
韓国本土から南へ90キロメートル、本土とは異なる独自の文化や温暖な気候に恵まれた豊かな自然の広がる、人気の観光地です。
自然豊かな火山島
約10万年前の海底噴火によって生まれた巨大岩山で、済州島を代表する景勝地のひとつが、2007年に世界遺産登録された「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」。海際にそびえる急峻な岩山は、遠くから眺めると王冠のようなユニークな形をしています。頂上からの眺めも格別です。城山日出峰とあわせて世界遺産に登録さている世界最長の溶岩洞窟「万丈窟(マンジャングル)」には、溶岩流線や溶岩鍾乳、溶岩石柱が連なる壮大な景観が広がります。火山島が創り出したダイナミックな地底の世界を楽しめます。
文化が根付く島
韓国本土とは、また違う独自の文化が育まれた済州島の歴史を伝える「済州民俗村博物館」は、島の昔の生活を再現した野外文化施設です。柱や石垣など実際に島民が暮らしていた家の資材を使い、19世紀の伝統家屋が100棟以上復元されています。生活用品や農具などもあり、当時の人びとの暮らしぶりが伝わってきます。また伝統的な音楽劇、「サムルノリ」や「タルチュムノリ」と呼ばれる仮面劇など、島に伝わる風習も鑑賞できます。「西帰浦毎日オルレ市場」では、活気ある市場を散策してこの島ならではのグルメを味わいましょう。