誰もが対等に学び合える、幸せな船旅
まるで夢のなかにいるよう!感動の南極
ルイーザさん:ピースボートにはじめて乗船したのは、3年前の春に出航したVoyage114で、北半球をめぐる旅でした。このとき、下船すると同時に「また乗ろう!」と決めて、今回のVoyage122に参加したんです。私たち夫婦の夢のひとつは南極に行くことだったので、Voyage122ではオーバーランドツアーに申し込み南極にも訪れました。南極では、もう…、言葉ではうまく表現できないほどの感覚を味わいました。クジラやペンギンがいて、氷山、氷河、氷の海という、毎日違う景色が広がっていて、まるで夢のなかに住んでいるよう。「Oh my god!」と何度言ったかわかりません。あの驚きと感動は忘れられません。
文・構成 田中亜希
旅行メインのはずが、船上が一番楽しくて
プーンさん:クルーズにこれほど長い期間乗ったのは、ピースボートがはじめてです。もともとの目的は旅行がメインだったのですが、実際に乗ると船上での生活が一番楽しくて。世界全体を理解する機会を与えてくれて、私たち夫婦と相性がとてもよいです。たとえば、水先案内人はそれぞれの寄港地の情報を教えてくれるので、乗船者は自分の認識を変化させた状態でその土地を訪れられます。そうした環境のもと、今回訪れたなかで最も印象的だったのはイースター島です。今までは「何もない島」と思っていたのですが、そこに実際に住んでいる方たちの生活を見ることができて勉強になりました。
ピースボートで「recharge」「rethink」「reshape」
ルイーザさん:ピースボートには、最初はただ世界一周旅行をするという感覚で乗船したんです。でも乗船して3ヶ月が経ってみると、これはただの観光ではない、もっと奥深いものだと気づかされました。今まで自分が目を向けてきたことは人生のほんの一部に過ぎない、もっと多くのことに目を向けるべきなのだと。私がピースボートに乗って得た感情は、3つの「R」で始まる英単語で表せます。それは、「recharge(リチャージ)」「rethink(リシンク)」「reshape(リシェイプ)」です。充電ができて、物事を再度考えられて、自分自身の形を変化させられる。このような感情をいただけて、とても感謝しています。
乗船客やスタッフとの交流から多くの学びを
プーンさん:船内では、水先案内人の方が行う講座だけでなく、乗船している方々による自主企画も頻繁に開催されました。なかには、ご自分のストーリーをシェアしてくださる講座もあって、そこで知らない世界にふれる時間は、私たち俳優にとっては大変ためになるものばかりです。また、さまざまな国の出身の乗船客だけでなく、レストランやハウスキーピングのスタッフの方など、船上で働いている人を含め実に多様な方々とたくさん会話ができたことも有意義でした。テレビや本から学ぶのではなく、実際の交流を通して大きな影響をいただきました。
人生に役立つ、自分を進化させる旅
ルイーザさん:私がピースボートで得た3つの感情について、もう少し説明させてください。仕事の合間を縫って旅を楽しみ、リフレッシュして“養分”を得られた「recharge」。そして、講座で社会的な問題を伝えてくださる方々がいて、異なる国や人種に関する問題を見つめ直すことができた「rethink」。さらに「reshape」とは、たとえば「平和とは何か」という問いをくれる講座に参加した際、普段は改まって考えないことに向き合い、自分からも質問を生み出せる感覚を味わいました。このように自分自身を進化させることができた経験は、今後の私の人生に役立ち、絶えず鼓舞してくれると確信しています。
たくさんの「水」をもらい、新しい自分に
プーンさん:私はこの旅を通して、大きな自由と多くの学びの機会を得ました。そして、世界と自分自身をより理解することの大切さと、世界をどのように見るべきか、自分は今後どう生きるべきかについて深く考えさせられました。植物に水をあげると、活き活きと育ちますよね。それと同じように、私自身もこの船でたくさんの水をいただき、もうひとつの新しい自分が見つかる感触を得られたのです。ピースボートは、誰でも学べる環境が素晴らしいです。ここでは皆が対等で平等。すべての人びとがこのように交流するべきです。そうすれば、誰もが幸せな世界を見つけられると思います。
ルイーザ・ソー(蘇玉華)
香港を代表する実力派女優。2026年2月には、出演映画『正義廻廊』が日本でも公開された。
プーン・チャン・リョン(潘燦良)
香港の舞台俳優として、数多くの受賞歴あり。演出家としても精力的に活動中。
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