乗船者インタビュー
楽しみを見つけて、毎日自由に過ごすことができました。
加藤勇さん(愛知県 / 85歳 / フリー)
初めては南半球クルーズ
商事会社勤務を経て、新聞販売店を30年ほど経営していましたが、現在は好きな旅行を楽しむ日々を送っています。ほとんどが飛行機を使った旅行で、これまでに140〜150ヶ国は訪れましたね。以前、名古屋の大学に通っていたときに、図書館でピースボートに乗船した方の体験本を見たことがあって。それを読んで船に乗りたいと思っていました。その後妻が亡くなりしばらくは仕事をしていたんですが、2011年の冬に「南半球に行くのはなかなかない。」と思い、そこで初めてピースボートクルーズに乗船しました。
いろいろなことに挑戦
今回は、北極圏の寄港地を訪れることと、前回通れなかったスエズ、パナマの二大運河の通航を楽しみにしていました。船内ではいろんなことをやりたいと思い、社交ダンスや花笠音頭を始めました。歌うのが好きなので夏祭りでうたったり、中文講座にも参加しています。また、中国の楽器である二胡を演奏できるので、最後の発表会にも伴奏で参加する予定です。
寄港地の楽しみかた
パナマやグアテマラなどの中米の国々は、昔は危険と言われていて、自由に旅行ができませんでした。今クルーズでそれらのまだ訪れたことのない場所に行けたので楽しかったです。北極圏では白夜を経験できたのもすごくよかったです。寄港地では、歩行が少なめのオプショナルツアーに参加していることが多かったですが、一度行ったことある場所は、自由行動で自分のペースでぶらぶらと街歩きをしました。そんなときにタクシー運転手の方とお話をするのが楽しかったです。
国際色豊かなクルーズ
今回のクルーズで訪れる寄港地は、以前に来たことがあるところも多いのですが、自身で日本から訪れるツアーとは異なり、短い滞在時間を中でめいっぱい楽しむようにしています。船内は、世界各地から乗船している方々が増えたなという印象です。そのため、船の中が国際色豊かになったと思います。