乗船者インタビュー

たくさんのきっかけやヒントに満ちた旅でした。

西島希さん(富山県 / 21歳)

SNSで広告を見て

乗船前は塾で英語の先生をしていました。ピースボートと出会ったのは大学生の頃で、その頃からボランティアスタッフを始めていました。もともと海外に興味があったので、SNSでワーキングホリデーとか短期留学のことを調べていたときに、ピースボートの広告が出てきておもしろそうだなと。そこからまずボランティアスタッフを始めました。平日は大学があるので週末だけだったんですが、1年くらいがんばって、乗船費全額分の割引を貯めました。

自分の進路を考え直すなかで

コロナで大学も2年半くらい行けない状況で、授業もずっとオンラインだったので、地元に帰りお金を節約しながら大学生を続けようと思っていましたが、結局中退することを選びました。海外の大学の日本校に通っていたので勉強がすごく難しくて。もともと海外に行くことや留学を希望していたので、ピースボートに乗りたくて辞めた訳ではないんです。単純に海外に行きたいっていう欲が結構あったから、ピースボートに乗るだけで20か国以上行けるならいいなと思って。卒業後に乗るとか卒業旅行としても考えていましたが、いろんなことが中止になり、自分の進路もいろいろ考え直しましたね。

寄港地では王道の体験をしました

特にこれという旅のテーマはなかったけれど、見るよりも体験したいと思っていました。ローカルな屋台に行ったり、すごくベタだけど、ニューヨークでは現地の人みたいにピザ屋で大きいピザとコーラを頼んで食べてみたり。その国ならではの王道の過ごし方をしましたね。文化的に興味深かったのはグアテマラ。商品を買うときに「いくらですか?」と聞いたら、逆に店員さんから「いくらだったら買うの?」と言われて。今までそういうやり取りをしたことはなかったけど、「そういうビジネスだから」と言われてこんな文化もあるんだと驚きました。

友人たちとのショートトリップ

フランスでは船でできた友だちと一緒に宿を借りて1泊して、モン・サン・ミシェルまで行きました。7人で行動したんですが、船内でWi-Fiを使って宿を予約していろいろ調べて話し合って。宿でもみんなで食事を作って、お酒を飲みながらいろんな話をして夜を明かしましたね。乗船前は何してた?とか、なんで船乗ったの?とか。目的はモン・サン・ミシェルだったけれど、みんなで話をしていたときが一番楽しかったかもしれません。個人的に、寄港地では毎回ちがう人と行動しようと心がけていました。一緒に過ごすことで仲良くなって、船内でも話ができるきっかけになるなと思いました。

裏方としての楽しさ

船内では、イベントなどの企画をする役割を体験しました。もともと裏方としてやるのが好きだったし、案を出し合って意見をまとめて0から1を創り出すのがすごく好きで。船内ではとても自由にできた感じがありますね。どんどんいろんなことに挑戦して、ちょっと難しいかなということも「それを実現するにはどういうアプローチでやろうか」とみんなで考えてやるのが楽しい。運動会でも夏祭りでも、たくさんの人が参加してくれて、楽しそうにしているのを見ると、もうそれだけで十分だなと思いました。楽しんでくれる人がいるっていうのが、一番大きかったかな。

海外に目線を向けて

この旅が終わってからのことはノープランです。もともと海外志向は強かったから、海外で働いたり、行ったことのない国にも行ってみたいし。30歳くらいまでは、経験を積むためにもフラフラしようかなって。やりたいことをやってみて、そこでいいものがあれば落ち着けばいいし、もしダメだったとしても自分には語学ができるというアドバンテージがあるから語学の先生として頑張ろうかなと思っています。今回の旅で文化の違いは知れたけれど、現地の人たちの普段の生活は見えづらかった。だからローカルな文化を求めて海外の街を転々とするのも楽しそうだなとは漠然と思っていますね。

最終的にはいい方向に転がっていく

自分がすごく変わったとは感じないけど、気づけるきっかけやヒントがいっぱい落ちてたなとは思っています。水先案内人の方や通訳スタッフの話、当事者の方の話を聞く中で、知らないことがたくさんあったし勉強しないといけないなと思いました。学びたい意欲がさらにアップしましたね。行くか行かないかで迷ってるんだったら行った方がいい。行ってみて良かったことも、ちょっとあれだなということも両方吸収して、最終的にはいい方向に転がって行く気がすると思います。私はピースボートが出るのを待っていた人だから、行きたいと思ったときがタイミングで、逃したらいけないなと思いますね。

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