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乗船者インタビュー

親子でとことん向きあうことができ、思い出深い船旅でした。

菅谷和加子さん 菅谷陽輝くん(愛知県 / 44歳・5歳 自営業)

「旅に出よう」と思い立ちました

海外や旅行が大好きで、子どもが生まれる前はよく行っていたんです。子育てが始まってからは忙しくなってしまったけれど、いろんな国をもう一度歩いてみたいと思っていました。息子も来年は小学校。そんな時、急に「旅に出よう」と思い立ったんです。家族も後押しをしてくれたので、3ヶ月半のあいだ、家を開けることができました。また、日本で支援物資を集めたことおあり、スリランカの孤児院を訪問するツアーへの参加も目的のひとつでした。

「子どもと世界を歩こう」

ハイキングや国立公園など、自然の中を歩くツアーに積極的に参加しました。日本では森の近くに暮らしているのですが船旅は海の上が多いので、陸地についた時には自然や古代遺跡に触れたいなと思ったんです。テーマは「子どもと世界を歩こう」でした。中でもベルゲンで、息子と一緒にフロム鉄道に乗って6キロのハイキングをしたのが思い出深いです!!景色が一番美しかったのは、アイスランド。空の色、反射する空気の色..。すべてが今まで見てきた風景と違いました。

子どもと向き合う旅

こんなに子どもと向き合ったことはありませんでした。一緒に過ごす時間も長いし、船という限られた空間でお互いにたった一人の家族です。ましてや大人と違って、子どもは素直に自分の気持ちをぶつけてくる。たとえば食事でも、自分でつくると子どもの好みにアレンジできますが、レストランではそうはできません。日常の小さなことで、息子と気を遣い合ったり、ケンカをしたり。本気で向かい合ったからこそ、そのなかで見せる彼の優しさも知りました。今では息子のことがより可愛く思えます。

まだまだ続く冒険

息子にとっては、いろんな場所に行って、母親ととことん向き合った旅。いつか彼が人生の帰路に立った時、目の前にある選択肢が増やせた旅になったんじゃないかと思います。ここで旅は終わりではなく、まだまだ続く冒険の途中。親子で広い地球を見て歩き、やはり私たち人間は自然に生かされ、人の優しさに助けられ生きていると改めて感じる旅になりました。すべてのものに「ありがとうございました」と言いたいです。

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