乗船者インタビュー

来年も再来年も、まだまだ船旅を楽しむつもりです。

来年も再来年も、まだまだ船旅を楽しむつもりです。

上里俊一さん・上里敦子さん(大分県 / 72歳・69歳)

来年も再来年も、まだまだ船旅を楽しむつもりです。

7年越しの乗船

俊一さん:ピースボートを知ったのは7年くらい前です。たまたまテレビを観ていたらテレビショッピングで紹介されていて、面白そうだなと思いました。そのあとピースボートのことを調べたら、いろいろと平和活動をしているのを知って、ぜひ乗りたいなと思ったんです。説明会に行って乗船を決めたのですが、私の体調のことやいろんなことがあり、先延ばしにしました。乗船のタイミングが難しかったですね。

来年も再来年も、まだまだ船旅を楽しむつもりです。

乗船前から寄港地の下調べを

俊一さん:当初予定していたクルーズには乗船できませんでしたが、これから行く寄港地のことを調べたりしていろいろ勉強しました。何も知らないまま行ったって面白くないじゃないですか。テレビで旅番組をやっていたら録画したり。そのせいか、行っていないのに北欧は詳しくなれましたね。北欧の電気や明かりの使い方に興味が出て、調べて参考にして自分の家でも試してみたり。乗船中の今も、持参したDVDプレイヤーで訪れる場所のことを調べています。ツアーに参加するのですべて叶う訳ではないですが、観ているだけでも楽しいし、寄港地調べは僕の仕事ですね。

来年も再来年も、まだまだ船旅を楽しむつもりです。

乗船前の顔合わせで不安を解消できた

敦子さん:日本にいる間に乗船が決まっている方たちと集まる機会がありました。それに参加したら、どんな物を持参したらいいとか、他にもいろいろと相談できて。お近くの方だけでの集まりでしたが、参加される方の顔がわかって、何となく「こういう人たちが乗るんだ」ってわかったのが良かったですよね。安心できました。/ 俊一さん:そのとき出会った人でお話をしてくださった人がいて、それからずっとお付き合いがあるんですよ。今回は別クルーズになりましたが、2年後はお互いに行きたいと思っていたヨルダンに寄港するクルーズに、一緒に乗船する予定です。

来年も再来年も、まだまだ船旅を楽しむつもりです。

若者たちが新しい風を吹き込んでくれる

俊一さん:今回はオーロラを楽しみに乗りました。オーロラの出現を待ちながらその場で仲良くなった方と朝4時頃まで粘ってましたね。オーロラは気まぐれでしたが、待っている間もホットワインなどあって、待つのも楽しかったです。乗船して感じるのは若い方と知り合えて、本当に親切にしてくれるし、みんなしっかりしているということ。若い方も結構乗っていますしね。/ 敦子さん:若い方は新しい考え方を吹き込んでくれるし、普段家にいるとそういう機会ってなかなかないですよね。新しい風が少しずつ入ってきたようで、そういう感じが見受けられてすごく嬉しかったですね。

来年も再来年も、まだまだ船旅を楽しむつもりです。

何でも聞けるから不安はありません

俊一さん:実際に乗船してみて感じるのは、やっぱり船が大きくなってゆとりがある。のんびりできますよね。乗船前にもいろいろ教えていただいたので部屋でも快適に過ごしています。わからないことがあれば、ジャパングレイスやピースボートセンターを訪ねるのが一番です。今、不安はないですね。来年も再来年も安心して乗船できます。/ 敦子さん:次回乗船するときは、もう少し荷物を減らそうかなとは思います。初めてだったので不安で多めに持ってきましたが、2人分だとすごい量で。次はもっと減らせることが勉強できました。

来年も再来年も、まだまだ船旅を楽しむつもりです。

それぞれにお気に入りの場所がある

敦子さん:船室のバルコニーでコーヒーや紅茶を飲みながら、のんびりゆったり過ごすのがお気に入りです。普段できない“非日常”というか、縁側みたいな使い方もできますし。海をそんなに見ることがないので、すごくゆとりがあっていいなって。/ 俊一さん:僕は5階のダイニングですね。そこでお酒飲んでいます。ワインボトルもキープしていてゆっくり飲んでます。あと、「すし処 海-kai-」ですね。外からよく見えるから、知っている人が通ると「ちょっとおいで~」って、だんだん人が増えていっちゃう(笑) 敦子さん:でも楽しいですよね。いろんな話はできるし。

来年も再来年も、まだまだ船旅を楽しむつもりです。

夫婦で船内ウォーキングに参加

敦子さん:音楽に合わせてウォーキングをする企画に参加しています。難しくないし、夫はおかげで歩くのが良くなったって言うんですよね。ウォーキングの企画に参加しだしてしっかり歩けるようになった。先生もいつも楽しそうでお話も上手だし、曲のセンスも良くって、毎回楽しみにしています。/ 俊一さん:この船ものすごく自由ですよね。「何をしてもいい」って特徴があって、でも僕は何もしていなくて、ただもう海を見ているだけ。最初は不安でしたがすぐ慣れてきますし、今はこれが普通の生活。そんなに心配することもないし、もう本当に何に参加するかも自由ですしね。

来年も再来年も、まだまだ船旅を楽しむつもりです。

地球って大きいんだな

俊一さん:寄港地はすべての場所が思い出ですね。初めての寄港地ばかりでしたし。初めて乗られた方は、そういう思いがあるんじゃないでしょうか。私は飛行機があんまり得意ではないのですが、船だと移動時間も動き回れるし楽しめるし、時差を調整することも含めて地球の大きさがわかりますよね。飛行機だったら数時間で行けるところを何日もかけて行く。地球って大きいんだな、だから「地球一周」っていうんだね、と。他の方と話していると、北半球行ったら南半球も行きたくなるって言う方も多いですよね。

来年も再来年も、まだまだ船旅を楽しむつもりです。

自分の知らない世界に出会える

敦子さん:残りの船旅も今までと変わりなく、健康に楽しく過ごしたいですね。最終的に船を降りるときにいい思い出を作りたい、それだけです。/ 俊一さん:僕は興味をもって「乗りたいな」と思ったのが、もうチャンスじゃないかと思うんです。実行に移したあとに成功も失敗もあるから、「今でしょ」とそれに参加してみる。 敦子さん:自分の知らない世界をたくさん見れるっていうのが一番ですよね。もう年取ったら、いつどうなるのかわからない。だからその前に自分のやりたいことを少しでも多く、自分のためになることを少しでも早く、するのが一番かな。間違いないですね。

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