乗船者インタビュー

気楽に過ごせる友人ができたことも、嬉しい驚きでした!!

山西勇輝さん(岡山県 / 28歳 / 公務員)

乗船のキッカケは友人の存在でした

海外旅行が好きでいつも日本の不満を言っている友人がいるんです。僕は海外に行ったことはなかったけれど、日本が好きだからその友人がなぜ海外が好きで、なぜ日本に住んでいるのか気になっていました。でも知るためには実際に行ってみないとと思い、海外に行くことを決めました。ピースボートを選んだのは、どうせなら一度にまとめて世界を見てみたかったし、いろんな国を知りたかった。気に入った国があればあとでゆっくり行けばいいかなと思いました。

寄港地でたくさんの初めての体験ができました

スリランカでは、初めて海外で一人行動!!テンションが上がりすぎて、トゥクトゥクの運転手に多めに料金をとられたけど(笑)それもいい経験かな。バミューダ諸島では趣味のランニングをしながら観光をしたり、カリブ海を泳いだり。リガでは船でできた友達と街を歩いたことも、一人行動が多い自分では考えられないことでした。一日中一緒にいて気楽に過ごせる友人ができたことも、ピースボートならではの嬉しい驚きでした。

おりづるプロジェクトへの参加

ショートムービーコンテストやラップバトルなど、初めてのことにたくさん挑戦しました。少しでも気になったことは体験してみたいと思ってましたが、さすがになんの知識もないラップを人前で披露するのは、今思い出してもよくやったなと思います(笑)。一番長く関わったのはおりづるプロジェクトです。プロジェクト担当者がヒバクシャの証言を世界に伝えることに一生懸命に取り組んでいたんです。背負わなくてもいいだろうものをあえて背負って頑張っている姿を見て、僕もおりづるプロジェクトになら自分の時間を使おう、と思えました。

海外も好きだけど、日本だってすごくいい

5年間勤めていた消防士を辞めて乗船しましたが、出発前から船でやりたいと思うことを決めて乗りました。やりたかったことは全部できたから、大満足!!海外を見たいという漠然とした目的で船旅に出るのもすごく楽しいだろうけど、あらかじめ自分の目標を決めて船に乗るのも達成感が得られていいと思います。そして、実際に地球一周してみて確信したこと。それは、いろんな国に触れたけれど、僕はやっぱり日本に住みたい。「海外も好きだけど、日本だってすごくいいよ」と、不満ばかり言っていた友人に伝えたいです。

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