スワード
起伏の激しい山々と、光輝くリザレクション湾に挟まれた美しい町スワード。厳しくも美しいアラスカの大自然と、そこにある人びとの暮らしにふれられる寄港地です。
穏やかな波が打ち寄せる町
広大なアラスカの中南部、アラスカ湾のさらに奥に位置する穏やかなリザレクション湾に面した港町、スワード。1903年のアラスカ鉄道の開通とともに生まれた町は、周辺のフィヨルドへと向かうクルーズの出発点としても知られています。毎年夏に開催されるアラスカ最大規模の釣り大会「シルバー・サーモン・ダービー」には、州内外から多くの観光客が訪れます。もちろんサーモンは地元の特産品。脂がのった、濃厚な旨味が特徴で、グリル・サーモンやサーモン・バーガー、サラダに寿司など、さまざまな味わい方が楽しめます。
鉄道ファン憧れの地
スワードの町を起点に走るのが、鉄道ファン憧れのアラスカ鉄道です。港町スワードから、北極圏に近い内陸の街フェアバンクスまでの約756kmを結ぶアラスカの大動脈は、今から約100年前に完成したもの。建設の歴史はアラスカのゴールドラッシュと密接に関わり、夏は原野、冬は極寒や雪崩と闘いながら走行する姿が、フロンティア・スピリットをかき立てます。不凍港であるスワードから内陸の町への貨物輸送が中心ですが、少ないながら客車も走行しています。特にスワードから最大都市アンカレジを結ぶ路線は人気で、アラスカの大自然を満喫できます。
海と山、双方の自然と出会う
ゴールドラッシュ時代の面影を感じさせるダウンタウンから、町の南端にあるアラスカ・シーライフ・センターへ。アラスカ近海の生物を集めた本格的な海洋生物の教育機関で、アラスカで唯一の海棲哺乳類の保護・リハビリセンターを兼ねた水族館です。スワードの町と森の境界には、2つの小さな湖を囲むトゥー・レイクス・パークがあります。小さな滝をめぐり、ツガやトウヒなどが茂る針葉樹林の中で森林浴を楽しむなど、海以外でもアラスカのもつ魅力的な自然と出会えるでしょう。