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2019年夏 日本一周クルーズ(日本一周クルーズ)

クルーズレポート

2019年8月23日 ピースボート2019年夏「日本一周クルーズ」神戸帰港

九州から韓国、ロシア、北海道を訪れ、20日間の船旅を終えたオーシャンドリーム号は、神戸港へと帰港しました!ターミナルにはお迎えに来た方も。次々と船を降りるみなさん。「ありがとう」「さようなら」と最後の挨拶を交わします。まだ知らなかった日本の魅力と、船旅でしか見ることのできない景色、そしてさまざまな船内企画を楽しんだ今クルーズ。みなさん、またぜひ船の上でお会いしましょう!

2019年8月21日 石巻寄港

本船は、最後の寄港地、石巻に入港しました。朝早くにも関わらず、地元の方々が太鼓の演奏で出迎えてくれます。ピースボートにとって石巻は、東日本大震災時に、たくさんのボランティアとともに、震災復興のお手伝いをしてきたとても深い縁がある場所。その石巻に、たくさんの参加者と船で訪れることができ、とても感慨深い想いです。オプショナルツアーでは、震災の遺構をめぐり、当時の震災を体験した語り部の方の体験を聞き、石巻市街を一望できる日和山公園から震災前と震災後の写真を見ながら、実体験を想像することができました。そして出港時には、花火が打ち上げられ、今クルーズを彩ってくれました。

2019年8月20日 明子さん合唱団『花は咲く』被爆地から被災地へ

広島から船に乗り、私たちとともに旅をしている「明子さんの被爆ピアノ」。船内では「被爆地から被災地へ平和への願いを込めて」という想いで、参加者が有志で集まり、約200名の合唱団を結成しました。明子さんのピアノを伴奏に、東日本大震災の復興支援ソングである『花は咲く』を歌うため、今日までたくさんの練習を重ねてきました。原爆が落ちたあの日から74年。東日本大震災から8年。どんなに時を経ても、忘れたくない大切な感情を抱きながら、溢れる想いを声にのせます。ひとつになった歌声、平和への願いは、石巻へ。さらには大海原を飛び越えて、世界中に響き渡ったことでしょう。

2019年8月17日 とまと&Mr.フレイムのマジック教室

小樽から乗船された水先案内人、マジシャンのとまと&Mr.フレイムのお二人。過去にピースボートの乗客として参加していたとまとさんは、船の中でマジックと出会い、それをきっかけにマジシャンを志し、現在ではプロマジシャンとして多数の賞を受賞しています。ミステリアスな雰囲気が印象的なMr.フレイムさんは、Mr.マリックから唯一認められ、正式に“Mr.”の称号を得た実力派マジシャン。二人が登場するやいなや、あっという間にトランプを使ったマジックを成功させると会場は歓声に包まれます。とまとさんのように、未来のマジシャンが生まれる瞬間となったのではないでしょうか。

2019年8月15日 重松清のこの人を見よ-石巻災害ボランティアの現場から

金沢から乗船された水先案内人、作家の重松清さん。2001年に『ビタミンF』で直木賞を受賞。テレビドラマにもなり話題となった『流星ワゴン』や『きみの友だち』『その日のまえに』など、ストーリー性豊かな多数の著書の中には「震災」や「被災地」をテーマにした作品も。東日本大震災の際に宮城県石巻市でボランティアコーディネーターを務めたピースボート災害ボランティアセンター理事の上島安裕さんとの対談で、震災後、何度も石巻を訪れたという重松さんが語る“想像”という言葉の中には、人を想う優しさが溢れているように感じます。石巻寄港を前に、皆さんの心を揺さぶる対談となりました。

2019年8月11日 洋上のヒトコマ-洋上ビアガーデン-

本日は洋上ビアガーデン。青い空、青い海、真夏の日差し、爽やかな潮風、360度を海に囲まれた船の上でググッと飲み干すビールは格別です。のんびりと海を眺めながら、ビールを片手に船で出会った仲間と語り合う贅沢な時間。船旅ならではの特別な体験に、皆さんの太陽のようにまぶしい笑顔が輝いていました。

2019年8月10日 釜山(韓国)寄港

船は韓国の海の玄関口、釜山にやってきました。まず腹ごしらえ!韓国名物サムギョプサルをいただきます。サンチェの爽やかな香りが広がり、次の瞬間、ジューシーな豚肉の旨味が口中に溢れます。次は、釜山博物館へ。古くから日本との交易や争いがあった釜山。双方に紡がれてきた歴史があり、そこに確かにあるのは、時代の中で息をする人びとの営みです。私の視点、あなたの視点、多くの視点から歴史をみつめることの大切さを実感します。最後は、青い空にすっと伸びていくシルエットが美しい釜山タワーの展望室へ。船でたった1日と想像よりも日本から近い釜山。素晴らしい眺めを堪能することができました。

2019年8月9日 長崎寄港

長崎港を目前にした早朝、デッキに歓声が響きます。目の前に現れたのは、明治から昭和にかけて海底炭鉱によって栄えた軍艦島。まるで軍艦のような島の外観、どこか幻想的な廃墟の数々、不思議な世界観が人気の観光地となっています。長崎の街には多くの二つの穴がまるで眼鏡のような美しいアーチ橋が架かっています。今日8月9日は、長崎に原爆が投下された日。原爆投下時刻の11時2分には黙祷が捧げられました。 74年前、この場所で起きた悲劇を想像することすらできません。けれども悲しみの中で平和を祈り続けた人びとがいて、美しい長崎があることを私たちは忘れてはいけません。

2019年8月8日 鹿児島寄港

オーシャンドリーム号は、鹿児島県に寄港しました。鹿児島中を見渡すように堂々とそびえ立つ桜島。その力強い山容は眺めているだけで、守られているような安心感を覚えます。鹿児島を代表する偉人、西郷隆盛は、度量が広く、情愛溢れる人物だったといわれ、今も多くの人に愛されています。幕末から明治維新にかけての日本の歴史を辿り、壮大で力強い鹿児島の美しさにふれる旅となりました。数え切れない人びとの想いがつながり、私たちの歴史が今へと紡がれていることを実感します。今を生きる私たちに何ができるか、どんな想いで時代を紡いでいくのか、そっと胸に問いかけるような一日となりました。

2019年8月6日 平和と音楽の船旅-被爆ピアノ・バイオリンの船上コンサート

74年前、ここ広島に原子爆弾が投下された時刻の8時15分、船内でも黙祷が捧げられました。原爆の被害により、19歳の若さで亡くなった河本明子さんが愛用していたピアノ。その後修復され、一般社団法人HOPEプロジェクトが各地で平和教育活動として、「被爆ピアノ」コンサートとして使われてきました。また明子さんが在籍していた広島女学院に音楽教師として赴任していたロシア人のセルゲイ・バルチコフさんのバイオリンも原爆により破損し、長い間演奏されませんでした。今日この船で、2つの楽器がピアニストの萩原麻未さん、バイオリニストの成田達輝さんにより74年ぶりに再会します。

2019年8月5日 洋上のヒトコマ-瀬戸内海の島々-

古来から近畿地方と九州地方を結ぶ航路として栄えた瀬戸内海。行く手に現れる幾多の島々をすり抜けながらオーシャンドリーム号は航海を続けています。瀬戸内海にはなんと、3000以上の島があるそう!大きさ、形、個性豊かな島々が鮮やかなブルー色の海に浮かぶ美しい景観。普段は眺めることができない海からの景色を堪能できることも、船旅ならではの醍醐味です。瀬戸内海の島々をくぐり抜け、広島の街が見えてきました。海から訪れる日本の港。船に乗って日本を旅することで、改めて私たちが海に囲まれて暮らしていることを実感します。海から見る日本。美しい日本を再発見する旅になりそうです。

2019年8月4日 ピースボート2019年夏「日本一周クルーズ」大阪出航!

真夏の太陽がまぶしい大阪港。本日、いよいよ「日本一周クルーズ」が出航します。これからはじまる船旅に期待いっぱいの皆さん。その表情も晴れやかです。乗船口ではピアノとバイオリンの演奏がお出迎え。いよいよ出航セレモニーの始まり。「いってきます!」「いってらっしゃい」の声が響き、ゆっくりと船は動き出します。胸を揺さぶる感動の瞬間です。汽笛が響き渡り、オーシャンドリーム号はぐんぐん大海原へと進んでいきます。いよいよ始まった「日本一周クルーズ」は、九州から韓国、ロシア、北海道まで、10ヶ所の寄港地をめぐる20日間の旅。皆さんの期待と夢をいっぱいに乗せ、いってきます!!

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