第76回地球一周の船旅(待望の北極航路!)

2012年5月 出航 船名:オーシャンドリーム号

クルーズレポート

2012年8月17日 第76回ピースボート「地球一周の船旅」帰港

5月8日に横浜を出航してから102日目。オーシャンドリーム号は地球をぐるっと一周して、再び横浜港へと帰ってきました。旅の「スタートライン」となったベイブリッジが今度はゴールラインに。いよいよ、旅の終着地、横浜港大さん橋国際客船ターミナルが見えてきました。下船の時。共に旅をしてきた仲間たち、そして”我が家”オーシャンドリーム号に別れを告げ、それぞれの帰途につきます。「本当に楽しかった」、「ぜひまた、同じ船の上で」そんな挨拶を交わしながら船を降ります。102日間を共にした仲間ですから、その繋がりはそう簡単には切れません。ここからまた新しい旅の始まりです。

2012年8月4日 「おみせやさん」OPEN

フリースペースに「おみせやさん」がOPEN!!これはピースボート洋上の保育園「子どもの家」の子どもたちによるもの。この日のために子どもたちが中心となって準備してきた”商品”は、折り紙や、布で作ったアクセサリーや鞄、箱など。もちろん、商品の陳列や売り子も子どもたちが務めます。現金のやりとりこそありませんが、会計は洋上の売店やバーと同じようにIDカードを提示して行います。「いらっしゃいませ」、「カードをお願いします」しっかり声をかけ、商品を渡すときはきちんと相手の目を見て「ありがとうございます!」、巷の商店顔負けの接客に、参加者からも「いい店だ」と高評価です。

2012年8月2日 エンセナーダ(メキシコ)寄港

76回クルーズ最後の寄港地、メキシコ・エンセナーダに寄港したオーシャンドリーム号。訪れたのは、バハ・カリフォルニア自治大学のエンセナーダキャンパスです。美食学や醸造学を勉強している学生たちと交流し、メキシコの伝統料理を教えていただきました。いよいよ調理実習の時間。少人数のグループに分かれ、学生たちに教わりながらレシピ片手にメキシコ料理を作ります。トルティーヤにさまざまな具を載せて食べるメキシコ料理の定番タコスをはじめ、美味しそうな料理が並びます。今日の料理に合う、バハ・カリフォルニアワインの楽しみ方も教えていただき、にぎやかで楽しいひとときとなりました。

2012年8月14日 福島×ベネズエラ オーケストラ・メモリアルコンサート

福島のジュニアオーケストラに所属する高校生と、ベネズエラ青少年オーケストラ(エル・システマ)のメンバーによるコンサートが開催されました。今回のプロジェクトは、歌手の加藤登紀子さん、医師の鎌田實さんらの呼びかけで始まったもの。福島の子どもたちに、楽しい夏休みをめいっぱい楽しんで欲しい、音楽を通じて世界と出会う機会を持ってほしい——そんな思いから生まれたものです。ベネズエラのジュニアオーケストラメンバーやピースボート参加者との洋上での日々は、子どもたちにとって忘れられない夏休みとなったよう。彼らの音楽の旅、まだまだ続きます。

2012年7月29日 マンサニージョ(メキシコ)寄港

本船はマンサニージョに寄港、今回はサッカー交流の様子をレポートします!対戦相手は、マンサニージョ港湾局の皆さんと、地元の学生チーム。港湾局のチームがあるなんて、さすがサッカー大国メキシコです。ガッチリ握手を交わし、キックオフ!ピースボートチーム、果敢にゴールに挑みますがなかなかシュートが決まりません。一進一退の攻防が続いたものの、結果はメキシコチームの勝利!!本当にいい試合でした。ここからはメキシコチームとピースボートチーム、メンバー混成のゲームを行います。言葉が通じなくても大丈夫。スポーツは国境を越える——そんな言葉を体感する時間となりました。

2012年7月28日 広島・長崎から世界へ「ヒバク証言」-おりづるプロジェクト紹介-

2008年から始まった「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」、通称・おりづるプロジェクト。広島、長崎の被爆者を地球一周の船旅に招待し、寄港地や船内での被爆証言を通じて非核を訴える活動を続けています。今日の企画は、このプロジェクトの紹介と、今クルーズにおける報告会。イギリス、ノルウェーなどで行った証言会について、報告がありました。企画では、被爆体験の証言の時間も設けられました。原爆投下から67年。ヒバクシャの高齢化に伴う、被爆体験の伝承の必要性が訴えられるいま、今回の企画はたいへん貴重なものとなりました。

2012年7月28日 メキシコの人間安全保障

メキシコ在住の水先案内人パブロ・ロモさんに、メキシコの歴史と自身の活動についてお話しいただきました。講座はメキシコが辿った歴史と現在の社会についての解説から。16世紀頃に始まったスペイン統治時代、19世紀の独立運動から始まった長い紛争の時代、米国との関係を深め経済発展を遂げながらも多くの問題を抱える現在までを振り返ります。パブロさんが自身の活動を紹介する中で重視したのは「歴史を振り返る」意義。欧米列強に翻弄された歴史を有する中南米諸国の歴史に触れながら、「歴史を知ることで尊厳を取り戻すことができる」と語るパブロさんの言葉が印象的な講座となりました。

2012年7月26日 プエルトケツァル(グアテマラ)寄港

グアテマラに寄港。今回は、現地の小学校を訪れるプログラムよりレポート。小学校に到着すると、子どもたちが笑顔で迎えてくれました。お互いの文化紹介に続いてみんなで歌ったのは、「幸せなら手をたたこう」。実はこの曲、スペイン民謡が原曲となっているため、スペイン文化が伝わっているベネズエラでは、耳にしたことがある、という方も多いんです。身振り手振り、そして時折スペイン語も交えながらの大合唱。そしてこの日一番盛り上がったのは、「じゃんけん列車」です。ルールは簡単ですから、言葉が通じなくても大丈夫。長い長い列車に笑顔が咲き、国や言葉、世代の壁を越えてみんなで楽しみました。

2012年7月23日 コリント(ニカラグア)寄港

中米ニカラグアに寄港。今日は首都・マナグアでピースボートと、地元の人たちによるフェスティバルが開催されます。ピースボートの参加者はもちろん、地元の皆さんもたくさんご参加いただき、会場は4階席までぎっしり!お互いの文化紹介に続き、大きな拍手に包まれる中登場したのは、ダニエル・オルテガ大統領(写真中央)。「今日この場所に集まった皆さんの表情から、平和を願う強い力を感じます」——スピーチをそんな言葉から切り出したオルテガ大統領。「ニカラグアは、世界から核をなくすために、国をあげて力を尽くします」、力強い言葉で締められたスピーチに、大きな拍手が起こりました。

2012年7月20日 パナマ運河通航

クリストバルを出港してまもなく、船はパナマ運河の入口にやってきました。全長約80km、太平洋と大西洋を繋ぐパナマ運河通航がいよいよ始まります!パナマ運河の構造や歴史はこれまでの船内企画でも扱ってきましたが、実際に通航してみると灌漑もひとしお。これほどカメラやビデオが大活躍の1日も珍しいのでは?……というくらい、皆さん夢中でカメラを構えていました。運河通航の様子を満喫できるように、と今日はほとんどの船内企画はお休み。皆さん、デッキで運河通航の様子を見守ります。船で運河を渡る——船旅でしか体験できない1日を満喫しました。

2012年7月19日 パナマ(クリストバル)寄港

パナマ運河の大西洋側の港・クリストバルに寄港。船を降り、まずはパナマ運河に沿って走るパナマ運河鉄道に乗ります。かつて、パナマ運河の完成までは物流において大きな役割を担っていたというこの鉄道。現在は大西洋側の町コロンと、太平洋側のパナマ・シティの間を1日1往復しています。ちょっとレトロな感じが何ともオシャレな車内と、車窓からのぞむ緑豊かなパナマの景色——海外で乗る電車って、ちょっとワクワクしますよね。コロンからパナマシティまで、船で運河を行く場合は8時間ほどかかりますが、運河鉄道では1時間ほど。橋を渡り、森を抜け……皆さん、車窓の景色に釘付けです。

2012年7月18日 八弦ギターの世界へようこそ

八弦ギター奏者、小林隆平さんによるコンサートが開催!!10代で単身スペインに渡った小林さん。スペイン、イタリアなどのコンクールで数々の賞を受賞し、1978年からはエクアドルの音楽院教授として教鞭を執っています。世界でも珍しい「八弦ギター」で、そしてエクアドルで活躍する小林さんの演奏に、多くの参加者が足を運びました。演奏したのはバッハの『プレリュード』や、エディット・ピアフの『愛の賛歌』など全10曲。演奏の合間のトークもたいへん面白く、小林さんの人柄に魅了されたという方も多かったよう。小林さんの奏でる、深く柔らかな音色に酔いしれる贅沢な一夜となりました。

2012年7月17日 ALBAの若者がやってきた!

ベネズエラから本船に合流した、7名のピースボート国際奨学生(International Students/通称:IS)。ラテンアメリカ諸国の大学やNGOで、平和構築や国際関係を学ぶ若者たちで、船内で「ALBA IS(アルバ・アイエス)」と呼ばれています。中南米諸国が構成する「米州ボリバル主義同盟(Alianza Bolivariana para los Pueblos de Nuestra America/ALBA)」の若者たちとピースボート参加者が交流し、共に旅をするのがALBA ISプロジェクト。まずはお互いの自己紹介企画が行われました。皆さん本当にエネルギッシュ。そして明るい!ALBA ISの皆さん、今日の企画ですっかり船内の人気者に。今後の企画が楽しみです。

2012年7月17日 ベネズエラ情勢

日本人記者として最も長く中南米に携わってきた、中南米のスペシャリスト・伊高浩昭さんが船内企画に登場。テーマはベネズエラ、先日寄港したばかりとあって多くの参加者が集まりました。今年10月に大統領選挙が行われるベネズエラ。「21世紀型社会主義」を掲げ、貧困問題への対応や国際社会へのアプローチなど、これまでの”功績”とさらなる改革を掲げ、強い人気を持つチャベス大統領。しかし、昨今は健康への不安や長期政権への批判の声も挙がっています。中南米諸国を代表する存在となるチャベス大統領とベネズエラ。この国の今後を左右する選挙とあって、世界の注目が集まります。

2012年7月16日 ラグアイラ(ベネズエラ)寄港

地球一周の船旅はベネズエラへ寄港、今回はエネルギー政策を学ぶプログラムに参加します。世界有数の石油産出国として知られるベネズエラですが、限りある石油資源に頼り切るのではなく、近年は再生可能エネルギー導入にも積極的に取り組んでいます。ツアーでは、首都カラカスのファブリシオ・オヘダ経済発展特区を訪れました。私たちを迎えてくれたのは、電力省副大臣のエクトル・コンスタントさん。「ベネズエラは革命後、人びとが積極的に声をあげ、主体的に政治参加する国になりました。ピースボートの皆さんに私たちの取り組みを紹介できて、本当に嬉しい」と笑顔で話してくれました。

2012年7月10日 非暴力的抵抗の力-SOAWの草の根運動-

水先案内人、リサ・サリバンさんによる講座。中南米の歴史や米国との関係、1946年に米国が設立した軍事訓練学校「スクール・オブ・ジ・アメリカズ(SOA)」についてお話しいただきました。東西冷戦下、中南米諸国では次々と米国の支持する軍事政権が生まれました。抵抗する人びとに対する虐殺や拷問が繰り返され、エクアドルでは15万、グアテマラでは20万もの市民が軍事政権下で”失踪”。これを「実行」したのがSOAの卒業生たちです。写真は、船内で作成した、SOAの閉校を求めるバナー。これは、毎年11月にリサさんたちの団体が行っているデモで、ピースボート有志からのメッセージとして掲げられます。

2012年7月9日 ノルディックウォーキング

年齢・性別を問わず、気軽に続けられるエクササイズとして大注目されているノルディックウォーキング。洋上でも毎日、朝昼2回、企画が行われています。大海原を見ながら仲間と一緒に気持ちのいい汗がかけると、大人気の企画となっています。2本の専用ポールを持って歩くことで、通常よりも運動効果が得られるというのがノルディックウォーキングの特長。企画ではポールの使い方や、正しい姿勢の指導もありますから、初心者でも心配なく参加できます。ほぼ毎日参加しているという方からは「これを始めてから、身体が少し軽くなった」なんて声も。船旅にはこんな楽しみもあるんですね。

2012年7月6日 災害支援企画〜PBV石巻活動紹介〜

東日本大震災後、宮城県石巻市を拠点に、炊き出しや家屋や道路の清掃、現在は漁業支援を行うなど、さまざまな活動を続けるピースボート災害ボランティアセンター(PBV)。今日の企画では、これまでの活動と今後の展望について語りました。登壇したのは石巻に長期滞在していたスタッフの鈴木隆之と、現地でボランティアを経験した4名の参加者。それぞれが見た被災地の様子や活動のエピソードを語ります。会場出口では、石巻の今の様子を伝える冊子や、PBVの中間報告書の販売、サポート会員の募集などが行われました。売り上げやサポート基金は、PBVが行う漁業支援プロジェクトなどに充てられます。

2012年7月5日 グリーンランド南端遊覧

早朝からデッキに広がる幻想的な風景——本船の右舷に望むこの景色は、グリーンランドです。「前方に大きな氷山が見られます」ここ数日ですっかり恒例となった船内アナウンスに、皆さんカメラを手に前方デッキへ。船の右前方には、巨大な氷山が——。ブリッジ(操舵室)で本船の進行案内を務めるアイスパイロットの粋な計らいで、船をさらに氷山へと近づけます。本船はこの巨大な氷山の周りをぐるりと一周。ほんの少し確度が変わるだけで、その姿、形、色合い、輝き……刻々とその表情を変えていきます。数千年、数万年という時間が創り出す風景に、改めて地球のかけがえなさを確認する1日となりました。

2012年7月4日 アースデイ

環境先進国と呼ばれる北欧地域を巡り、今自分たちにできるアクションをと、地球環境について考えるイベント「洋上アースデイ」が開催されました。今日は船内各所で、エコをテーマにしたイベントやワークショップ、ブース展示などが行われています。「エコの誓いの木」には、子どもたちもたくさん参加しています。それぞれ、気軽に取り組めるエコへの目標を葉っぱの形をした紙に書き、大きな幹の周りに貼り付けていきます。リサイクルや自然保護、周りの人や自分を大切にしていくことなど、さまざまな思いから大きな木が完成しました。

2012年7月3日 北極圏突入

オーシャンドリーム号は、北緯66度33分以北の地域・北極圏へと突入しました!オーシャンドリーム号の周りは、流氷が浮かぶ何とも神秘的な光景が広がります。船は凪の海を滑るように進みます。手を伸ばせば届きそうな、すぐそこを大きな氷の塊が流れていきます。自然が創り出した、青く輝く氷の美しさに思わずため息がもれます。次に船が目指すのは、グリーンランド南端の海域。ブリッジで、船の進行案内をしているアイスパイロットによると、グリーンランド沖ではさらにダイナミックな風景が見られる可能性が高いとのこと。期待が高まります。

2012年7月2日 レイキャビク(アイスランド)寄港

オーシャンドリーム号はアイスランドの首都レイキャビクに寄港しました。ここから訪れたのは、世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」。温泉大好きな日本人には、ハズせない場所です。ブルーラグーンは、地熱発電所が汲み上げた地下熱水を再利用した施設。70℃ほどの発電所からの排水を、38℃前後に調節し、温泉としているそう。アイスランドは国内のエネルギーの大部分をこうした地熱発電でまかなう、世界有数の地熱発電大国でもあります。日本もアイスランド同様、火山大国。地熱発電への取り組みや、エネルギーへの考え方は、私たちにも学ぶ点がありそうです。

2012年6月29日 八木啓代ファーストライブ

水先案内人・八木啓代さんによるファーストライブが開催!大学時代に交換留学生としてメキシコに留学し音楽を学んだという八木さん、現在は中南米各地で公演を行い、その美しい歌声と深い表現力から”絹の声”とも称されているそう。ライブではラテンミュージックを中心に9曲を披露。伸びやかで心地よい八木さんの歌声が響く、素晴らしい時間となりました。明日以降、八木さんにはライブだけでなく、ラテンミュージックやラテン文化と中南米の歴史についてお話しいただく予定です。激動の歴史を歩んだ中南米諸国で花開いた文化の背景を語る講座とあって、大注目のものとなりそうです。

2012年6月28日 フィヨルド遊覧

いよいよこの日がやってきました!今クルーズのハイライトの一つ、ソグネフィヨルドです!!絶好の「フィヨルド日和」に恵まれ、船はフィヨルド深部を目指します。ノルウェー最大のフィヨルドがここソグネフィヨルド。そのスケールから世界三大フィヨルドのひとつに挙げられます。船は、氷河が切り開いた切り立った山間をゆっくりゆっくりと進みます。その幻想的な景色は、言葉にできない美しさです。山頂からフィヨルドへと流れ込むこうした小川も、本当にキレイ。真っ白な雪を抱く山々——雄大な自然が創り出す景観は、見飽きることがありません。

2012年6月27日 オーシャンドリンピック〜バスケットボール大会〜

先日寄港したロンドンで、オリンピックの熱気を感じた方も多かったよう。そこでロンドンに負けじと(?)行われたのが「オーシャンドリンピック」と題したバスケットボール大会(※言うまでもなくオーシャンドリーム号とオリンピックを掛け合わせた造語です)。スポーツデッキの上には、素晴らしい青空が広がっています。バスケットボールは男女混合チーム。繰り広げられる熱戦に、選手もギャラリーも大いに盛り上がる1日となりました。実は、今日は今クルーズのちょうど折り返し地点に当たる日。旅も半分が過ぎたことになります。ここからの日々は後半戦。船内はますますの盛り上がりとなりそうです。

2012年6月26日 オスロ(ノルウェー)寄港

ノルウェーの首都オスロへ寄港しました。ここから訪れたのは、ノルウェー国王が暮らす王宮。1848年に完成したルネサンス様式の宮殿は、中世の建物のような派手さこそありませんが、間近に見ると上品な重厚感があります。王宮からオスロ中央駅へと続くカール・ヨハン通りは、オスロのショッピングスポット。カフェでのんびりくつろいだり、買い物をしたりと、多くの人で賑わっています。ただいまの時刻は午後10時。北欧からさらに北、北極圏を目指す航路とあって、まだまだこんなに明るいんです。夜の太陽に見送られ、オスロを出港します。

2012年6月25日 ヨーテボリ(スウェーデン)寄港

大航海時代、貿易の拠点として栄えた街ヨーテボリへと入港しました。17世紀、スウェーデン王国最盛期の国王グスタフ2世アドルフによって建設されたと言われる街。その名を冠したグスタフ・アドルフ広場には、街を見守るかのように、王の銅像が建っています。市民の足・トラム(路面電車)に乗って街へ繰り出し、向かったのはボルボ博物館。日本でも人気の外国車・ボルボはここスウェーデンが本拠地なんです。ボルボ創業当時に作られたものから現在のものまで、歴代のボルボがズラリと並びます。自動車ファンでなくとも、時代を感じる可愛らしいフォルムの車に心躍るひとときとなりました。

2012年6月24日 3.11後の世界-厳しい現実と未来への希望-

環境活動家であり、音楽フェスティバル『ap bank fes』で知られる「ap bank」の監事を務める田中優さんが洋上講座に登場。講座のテーマは、原発と放射能についてです。原発事故による放射能と生きることを余儀なくされる中、放射能汚染から身を守るには「免疫力」が重要だと田中さんは語ります。「免疫力を高めるには、身体の調子を整えるのはもちろんのこと、物事を前向きに捉えることも大切です。そのためにも、私たちは多くを学び知識を蓄えなければなりません」その言葉通り、多くの情報を用い、それを分かりやすくかみ砕いて語る田中さんの講座。今後も注目が集まりそうです。

2012年6月23日 環境先進国スウェーデン

イギリスから合流した水先案内人レーナ・リンダルさん。地球環境国際議員連盟「グローブ・インターナショナル」日本支部や、スウェーデン社会研究所・環境教育担当研究員などを歴任してきたレーナさんの講座、テーマはスウェーデンの環境政策についてです。「自然の中で遊ぶ体験を通じて、自然が好きになるんです」——時に”環境先進国”と呼ばれるスウェーデンの環境政策、その根本には、ひとりひとりが自然を当然守るべきものと考える教育や体験があると言います。環境先進国スウェーデンに学ぶこと、また共に考えていくこと——明後日の寄港へ向けてたくさんの事前知識を得る講座となりました。

2012年6月22日 ロンドン[ティルベリー](イギリス)寄港

地球一周の船旅はロンドンの外港ティルベリーに寄港。訪れたのは、オリンピック開催を控えた首都ロンドンです。タワーブリッジやビッグベン、ウェストミンスター寺院などロンドンの名所をめぐった後に向かったのは、近衛兵の交代式で有名なバッキンガム宮殿。宮殿前には、交代式を見に来たたくさんの人が。たくさんの歓声とカメラのフラッシュの中、赤い上着と毛皮の帽子、という制服姿の衛兵たちが、隊列を組んで歩いていきます。宮殿と衛兵と白馬と……何とも絵になる光景です。オリンピックに向けた熱気が高まるロンドンを後に、船はいよいよ北欧へと進みます。

2012年6月20日 ル・アーブル(フランス)寄港

オーシャンドリーム号が寄港したのは、セーヌ河河口に位置する湾岸都市、ル・アーブル。ここから向かったは、フランスが擁する数々の世界遺産の中でも特に人気が高い、モン・サン・ミッシェルです。島の入口から教会を見上げると、美しさの中に、どこか要塞や砦といった雰囲気を感じるのは、監獄としても使われていた歴史のためでしょうか。間近に見ると、遠目に見た儚げな風情とは異なり、なかなか迫力があります。潮の満ち引きが激しいモン・サン・ミッシェルでは島全体が水に囲まれ、かつては多くの巡礼者が命を落としたそう。この日は潮が引いていたこともあり、干潟を歩く人の姿も見られました。

2012年6月19日 知られざるフランス

水先案内人ベン・クレーマーさんによる講座、テーマはフランスについて。と言っても、環境問題やグローバリゼーション、核軍縮など幅広い専門知識を持つベンさんが語るのは観光や文化・風習ではなく、ガイドブックでは知ることのできない「フランス」。こちらはベンさんの発案から船内で行われた、核兵器に関するアート展。アート化することで興味を持つきっかけになる。こうした積み重ねが小さな変化となっていくのでは——ベンさんの呼びかけに、たくさんの作品が集まりました。参加者からは「実際に手を動かしたり、作品を前にしてみると、こうした小さな行動の意味に気づかされますね」といった声も。

2012年6月17日 ビルバオ(スペイン)寄港

スペイン北部・バスク地方のビルバオに寄港しました。地下鉄に乗って向かったのは、ニューヨークに本部を置くグッゲンハイム美術館の分館に当たる「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」です。この美術館は、米国人建築家フレンク・ゲーリーが設計したもの。エントランス付近には、美術館のシンボル「パピー」の姿も!これは米国人アーティスト、ジェフ・クーンズの作品で、色鮮やかな花々がその存在感とかわいらしさを引き立てています。平らな面が一切ないという輝く建物も、それ自体が壮大なアート作品となっています。この場所で、これらの”作品”を見られるというだけで、何とも贅沢な気分に。

2012年6月16日 芸術コンサート

横浜を出航してからこれまで、自主企画などを通じて練習を重ねてきた歌や演奏を披露する「芸術コンサート」が開催されました。ヴァイオリン、クラシックギター、フルートなどで編成された弦楽合奏やグランドピアノの独奏、管楽器の合奏などに続き、コンサートの最後に登場したのは、ピースボートスタッフ谷村千明紀が”まとめ役”を務める合唱チーム。『遠い日の歌』そして『Tomorrow』を披露します。美しく、また迫力ある混声合唱には大きな拍手が。歌う前こそ緊張からか少々不安げだった合唱団の皆さんが、声を出すうちどんどん明るい表情になっていくことも印象的でした。

2012年6月15日 リスボン(ポルトガル)寄港

地中海を抜け、本船はポルトガルの首都リスボンに寄港しました。向かったのは、16世紀に建てられた「ベレンの塔」。当初はテージョ川を行き交う船を監視する要塞として、その後は税関や灯台として、たくさんの船を見送ってきました。この塔からテージョ川に沿ってしばらく歩くと、大航海時代の人々が刻まれた「発見のモニュメント」があります。これは1960年、エンリケ航海王子500回忌を記念して作られたもの。モニュメントには、エンリケ航海王子を先頭に、ヴァスコ・ダ・ガマやフェルディナンド・マゼラン、フランシスコ・ザビエルなど同時代の探検家や芸術家、科学者、宣教師などの姿が刻まれています。

2012年6月14日 初夢亭一門会

本日のメインイベントは、「初夢亭一門会」による寄席。この一門会は、水先案内人・古今亭菊千代さんと、菊千代さんの呼びかけで集まった”お弟子さん”(参加者有志の皆さんです)による会。もちろん皆さん落語初挑戦。お馴染みの与太郎小咄を選ぶ方もいれば、手話を交えた落語に挑戦する方も!そして大トリには菊千代師匠が登場!お弟子さんたちの落語も素晴らしかったですが、やはり師匠の語りはスゴイ。大歓声と鳴りやまない拍手の中、初夢亭一門会は終幕。憧れの高座にあがった皆さん、いい笑顔です。すばらしい一夜となりました。

2012年6月11日 Dragon in the house-Live Paint Show-

今日は世界的なペインター、Dragon76さんによるライブペイントショーが開催!!使用するのは、青・赤・黄・白・黒の5色のペンキだけ。それらをパレットの上で混ぜ合わせ、自由自在に色を操ります。作業開始から3時間、夕刻を迎えます。しかしDragon76さんの筆は止まりません。流れる音楽に身体を揺らしながら、完成へのイメージをさらに大きくふくらませながら描き続けます。ついに完成!テーマは『FREEDOM』。これは、今クルーズで船が港を離れる際に必ず流れる出航曲のタイトルでもあります。Dragon76さんを中心に、船内はますますの盛り上がりとなりそうです!

2012年6月11日 「情熱の国」の表と裏

バスク出身の水先案内人イニーゴ・アルビオルさんです。バスクの歴史や文化、スペイン内戦を専門とするイニーゴさんに、さまざまな角度からスペインという国についてお話しいただきました。日本では観光地としてのイメージの強いスペインですが、長い内戦の歴史やバスク自治州などにおける独立運動については、詳しくない方も多いもの。また、昨今は経済危機のニュースで名前を聞くことも少なくありません。イニーゴさんはこうしたトピックをひとつひとつ丁寧に解説。ガイドブックを開いても、こうしたお国事情はなかなか見えてこないもの。続く講座もますますの人気となりそうです。

2012年6月10日 カタニア(イタリア)寄港

オーシャンドリーム号はイタリア・シチリア島、第二の都市カタニアに寄港しました。船を下りて向かったのは、リゾート地として名高いタオルミーナです。タウロ山中腹の標高約200メートルに細長く広がる街からの風景はまさに絶景!かすかな噴煙を浮かべるエトナ山を望む様は、一枚の絵のよう。リュック・ベッソン監督、ジャン・レノ主演の映画『グラン・ブルー』の舞台となったイソラ・ベッラ。ここでしばし休息。深い青色の海が広がります。世界中からこの土地を目指して観光客がやってくるのも頷けます。

2012年6月8日 ピレウス(ギリシャ)寄港

オーシャンドリーム号は、ギリシャ・ピレウス港へ入港しました。首都アテネへは、港にほど近い駅から電車で1本の好アクセスです。アテネへ到着し向かったのは古代ギリシア文明の栄華を今に伝える「アクロポリスの丘」。ギリシャでも一番の観光地とあってたくさんの人で賑わっています。続いて訪れたのは、オリンピックの旗がはためくパナティナイコ・スタジアム。この場所で1896年、第一回近代オリンピックが開催されました。座席は全て大理石!!美しい史跡はじめ、アテネの魅力を満喫する1日に皆さん大満足の様子。次なる寄港地はイタリア。華やかな地中海の寄港地が続きます。

2012年6月7日 ミコノス島(ギリシャ)寄港

地球一周の船旅はギリシャ、ミコノス島に寄港しました。ここは『エーゲ海に浮かぶ白い宝石』とも称される場所。真っ青な海と抜けるような青空に映える白壁の家々、これらのコントラストが何とも美しい、リゾート地です。船を降り、さっそく街へと向かいます。道すがら、振り返ると岸壁に停まるオーシャンドリームの姿が。エーゲ海の真っ青な海と空に映える白い船体——ポストカードのような風景が広がります。ミコノス島のシンボルともいえる風車。小麦を挽くために造られたものですが、現在はその役目を終えているそう。それでもこの可愛らしい建物は、当時のままに残されています。

2012年6月5日 ポートサイド(エジプト)寄港

地球一周の船旅はポートサイドに寄港。港からバスで向かったのは、カイロ近郊に位置するギザの三大ピラミッドです。カイロ市内をしばらく進むと現れたのは、三大ピラミッドで一番大きいクフ王のピラミッド。約2.5トンの石を230万個あまり積み重ねて造られています。その迫力にしばし言葉を失います。再びバスに乗り、ピラミッドから離れること約1.5キロ。三大ピラミッドが一度に見渡せる展望スポットに到着しました。用意周到なまでにラクダが待っているあたり、さすがアラブ商人の国です。ラクダの方も慣れたもので、立ったり、座ったり、ポーズを決めたり(?)。ラクダまでしっかり商人気質です。

2012年6月4日 スエズ運河通航

船は地球一周のハイライトのひとつ、スエズ運河通航の日を迎えました。紅海と地中海を結ぶこの巨大運河が出来たのは1869年のこと。着工から実に10年もの歳月を費やしたと言います。今日ばかりは船内企画はすべてお休み。人類が創り出した壮大な航路をたっぷりと満喫します。船団を組み、普段よりもゆっくりと進むオーシャンドリーム号。心地よい風を感じながら、少しずつ変わる景色が楽しめます。「WELCOME TO EGYPT (エジプトへようこそ)」の文字が、目指す寄港地エジプトが近いことを知らせてくれます。

2012年6月3日 インドネシアンナイト

安全で快適な船旅のために、私たちの船内生活のサポートや船の運航業務に尽力する本船クルーの皆さん。普段は”縁の下の力持ち”の彼らですが、今夜はちょっと趣向を変えて、インドネシア出身クルーによる「インドネシアンナイト」が開催されました。ひときわ盛り上がったのは、ケチャやマルガパティなどのバリ舞踊。艶やかで賑やかなインドネシア伝統舞踊に皆さん興味津々の様子。ラストは「ポチョポチョ」というダンスを、みんなで輪になって踊ります。普段は船内サービスや運行部門で働くクルーが見せた新たな一面に、親しみを感じた方も多かったよう。こうした出会いも船旅ならではです。

2012年5月30日 パレスチナシリーズ(1)〜超初級編・パレスチナ問題ってなに?〜

まもなく紅海へと進むオーシャンドリーム号。目指すはスエズ運河、エジプト、そして地中海沿岸の国々です。こうした土地をめぐるにあたって、忘れてはならないのが中東問題。中東地域への寄港こそありませんが、地中海をめぐるにあたって、その歴史や背景を知ることは欠かせません。そこで行われたのが、中東問題について知るシリーズ企画。1回目の今日は「イスラエル・パレスチナ問題」をテーマに講座が開かれました。問題の根源と推移、そしてその捉え方を解説し、今日の企画は終了。中東問題、ひいては世界の紛争について考えるシリーズ企画に、今後も大きな注目が集まりそうです。

2012年5月25日 サリーを着よう!

アジア各地をめぐってきたオーシャンドリーム号。各地のお土産として人気なのが民族衣装ですが、中でもサリーを購入されたという方は多いよう(※サリーと言えばインドの民族衣装ですが、インド系の方も多く暮らすシンガポールやスリランカでもよく着られています)。5メートルほどの長い1枚布を巻き付けるだけ、というシンプルな衣装だけに、着方がわからなければ”ただの布”。そこで行われたのがサリーの着付け企画です。船内でアジアの文化を身をもって楽しむ、素晴らしい体験となりました。

2012年5月24日 リフレッシュデー

インド洋を航海するオーシャンドリーム号。いつもに増してのんびりとした時間が流れています。それもそのハズ、今日は船内企画は全てお休み。その名も「リフレッシュデー」です。プールデッキでは、本日限定のビアガーデンがオープン!青空の下、あちこちから「カンパイ!」の声が聞こえてきます。太陽の光が眩しいジャグジースペースも、のんびりお湯につかったりまっすぐに伸びる航跡を眺めたり、潮風を感じながら読書をしたりと、皆さん思い思いの時間を過ごされています。船旅ならではの贅沢な時間を存分に満喫してココロもカラダもリフレッシュ。明日からはまた、たくさんの企画が始まります!

2012年5月23日 コロンボ(スリランカ)寄港

スリランカのコロンボへ寄港、ここから訪れたのは象の保護施設です。スリランカで象は神聖な動物とされていますが、焼畑農業の影響で住処を奪われたり、象牙密漁の犠牲となったり、3年前まで続いていた内戦時に埋められた地雷の被害に遭ったりと、人間との共存が難しい状況にあります。こうした象を保護し、象の糞からリサイクルペーパーを作ることで、人と象の共存を探る施設を訪れました。まずは象とご挨拶。2人一組で象に乗せてもらい広場を一周します。一歩、一歩と歩みを進める度に左右に大きく揺れ、慣れるまではちょっとコワイもの。とはいえ象に乗るなんてなかなか出来ない体験です。皆さん象の背中を楽しみました。

2012年5月22日 感覚の洗練日-モンテッソーリ教具を体験しよう-

洋上の保育園「ピースボート子どもの家」のアドバイザー、深津高子さんによる企画。今日行われたのは、モンテッソーリの「教具」を、実際に使ってみようというワークショップです。こちらは「はめ込み円柱」と呼ばれる木製の教具。高さや太さの異なる10個の円柱を、ぴったりの正しい穴に戻していきます。視覚を頼りに円柱を穴にはめ込みますが、これが意外と難しい……。何回かトライし、感覚が掴めるようになるとスムーズに出来るようになっていきます。実際に体験することで、改めてモンテッソーリに興味を持った方も多かったよう。「ピースボート子どもの家」にもますますの注目が集まりそうです。

2012年5月21日 テレビと国際政治-もうだまされにために-

日本でも有数の中東専門家で、テレビのコメンテーターなどでも活躍する高橋和夫さんによる講座。今日はテレビが世界に発信する「情報の力」についてお話しいただきました。「テレビが映し出す世界は『本当の世界』なんでしょうか?」こう問いかけた後、テレビが番組制作において行うさまざまな工夫を紹介します。中にはやらせと紙一重の演出や、涙ぐましい細かな作業も。 多くの情報と経験に裏打ちされた深い考察、そして軽妙なトークで乗船の度に人気を集める高橋さん。今回もすっかり参加者の心をつかんだよう。次回の講座が楽しみです。

2012年5月21日 スリランカ 平和への道

スリランカの人権派弁護士で、コロンボ大学で教鞭を執るマリオ・ゴメスさん。今日の講座では、スリランカ内戦とその終結後の3年間の変化についてお話しいただきました。内戦「終結」から3年が経ちますが「まだまだ乗り越えるべき課題は山積している」とゴメスさんは言います。その一例として、人権問題や女性の地位向上、民族間の相互理解などを挙げ、ゴメスさんらが行っている取り組みを紹介。かつて国際法律家委員を務め、数々の紛争や平和構築に携わってきたゴメスさんならではの視点とアイデアに、参加者の皆さんも興味津々の様子。講座終了後も質問や意見が続出する、活発な企画となりました。

2012年5月20日 遠いようで近い国スリランカ

スリランカの文化や宗教、食など、スリランカの文化をさまざまな視点から研究する、水先案内人・澁谷利雄さんによる講座が行われました。「遠いようで近い国」と銘打って、意外と知らない日本とスリランカの繋がりについてお話しいただきました。「スリランカと日本、どんな共通点があると思いますか?」そう問われても、すぐには思いつかないもの。「仏教国であること。お米を主食としていること。島国であること……いろいろありますよね」と澁谷さん。日本との共通点を軸に語られるスリランカに、親近感を抱いたという参加者も多かったよう。スリランカ寄港までの間、今後も続く企画に注目です。

2012年5月20日 若者がスリランカの平和な未来を作る

先日の交流企画から、船内ではすっかりお馴染みの存在となった、ピースボート国際奨学生(International Students / 通称:IS)の皆さん。この船旅には、シンガポールとスリランカから、現地のNGOらで活動する若者4名が参加しています。今日は、スリランカの平和団体で活動する若者たちが、彼らの活動について語りました。日本からの観光客も多いスリランカですが、内戦が「終結」したのは2009年、わずか3年前のこと。日本とは異なる歴史や文化、背景をもつ国における平和団体の活動や、ボランティアの内容に興味を抱いた参加者も多かったよう。企画終了後も、彼らを中心に新しい輪が生まれていました。

2012年5月20日 フルーツパーティ

シンガポールを出港したオーシャンドリーム号。デッキで感じる風は夏そのものです。そこで行われたのがこちら、フルーツパーティー!デッキには、シンガポールで仕入れた色鮮やかな南国フルーツが並びます。マンゴー、パイナップル、パパイヤ、バナナ、スターフルーツ、ドラゴンフルーツ、ドリアン……どれもみんな美味しそう!感想を伺うと、「ジューシーで美味しい!」と皆さん笑顔。本船専属バンド「ブルースカイ」による生演奏に耳を傾けながら、色鮮やかな南国フルーツを堪能する——目にも耳にも楽しい、そして美味しいひとときとなりました。

2012年5月19日 プーケット(タイ)寄港

オーシャンドリーム号はピースボート初寄港となる、タイ・プーケットに寄港しました。タクシーに乗って訪れたのは、カタ・ビーチ。プーケットの一番人気はパトン・ビーチだと聞いていましたが、今回はあえてこちらへ。パトン・ビーチの方が人やお店が多いそうですが、カタ・ビーチなら静かにゆっくり過ごすこともできるよ、と運転手さんもオススメしているそう。ここはシュノーケリングスポットとしても有名、とは聞いていましたが、この透明度なら頷けます。プーケットが時に「アンダマン海の真珠」とも呼ばれる由縁もわかります。美しいタイの海を堪能する、大満足の1日となりました。

2012年5月17日 シンガポール寄港

オーシャンドリーム号は、アジアの金融拠点として目覚ましい発展を遂げるシンガポールに寄港。またこの国は、インド系、アラブ系、マレー系、中華系とさまざまなルーツを有する人びとが暮らす多民族国家でもあります。船を降り、向かったのはマーライオン・パーク。時に”世界三大がっかり”なんて言われちゃうマーライオンですが、なかなかの迫力です。写真に収めると、やっぱりちょっと小さい?……とも思いますが、これはマーライオンが小さいのではなく、後ろのビルが大きいんです。とはいえ、ここはやはりシンガポール観光の中心地。たくさんの人で賑わっていました。

2012年5月15日 アカリトライブ〜灯と音楽で心をつなぐ〜

横浜出航から今日まで、たくさんのイベントに出演して船内を盛り上げてきた水先案内人GAKU-MCさん。残念ながら明後日、シンガポールで下船されます。今夜のライブのメインイベントは、GAKU-MCさんと参加者有志による、一夜限りの特別バンド。皆さん、今日のステージのためにGAKU-MCさんの指導のもと、練習を重ねてきました。披露したのは『今日からみんな友だち』、『夢の叶え方』の2曲。バンドメンバーだけでなく、会場の皆さんも声を合わせます。GAKU-MCさんと過ごした時間は、参加者にとって忘れられない思い出に。GAKU-MCさん、素晴らしい時間をありがとうございました。

2012年5月15日 パソコン教室

地球一周の約3ヶ月という時間は、新しいことを始めるにはピッタリの期間。こちらは、洋上でパソコンに挑戦したいという方向けの企画です。パソコンが一般化した今だから、逆に今さら始めにくい、という方も多いもの。画面やキーボードにしばらく向き合ううちに、だんだんと操作にも慣れてきたよう。こうなると新しい興味やギモンが出てきます。「デジカメの画像をCD-ROMに入れたい」、「カメラの画像をメールで送るには?」、「航海日記を書きたい」……などなど、さまざまな声があがります。旅はこうした意欲を高めてくれるもの。旅とパソコン、考えてみると、いい組み合わせです。

2012年5月13日 男か女か?決めるのは誰?

水先案内人パニサラ・サクンピシャイラットさん(通称:ポイさん)は、「タイ・トランスジェンダー同盟」のメンバー。身体的/遺伝子的な性別とは異なる性自認をもつトランスジェンダーの人びとの支援活動を行っています。「男性か女性、このいずれかしか受け入れられないという固定観念にとらわれず、自分自身をどう感じるか、他の人をどう受け止めるか、その気持ちが何よりも大事」ポイさんは語ります。「改めて『男って?女って?性って』と考えてみると、簡単なようで難しい」という感想も出るなど、皆さん自身の「性」について考える時間となったよう。ポイさんの次回講座にも注目が集まります。

2012年5月12日 厦門(中国)寄港

最初の寄港地、中国・厦門に寄港しました。中国5大経済特区の一つに指定され発展めざましい一方、情緒あふれる街並みや古くからの寺院も多く、また世界遺産・福建土楼へのアクセスポイントとして、近年人気を集めています。ここから訪れたのは、唐代に建設された仏教寺院「南普陀寺」。寺の奥には、「佛」という大きな文字が彫られた有名な仏寺石が。その奥にも、さらに遊歩道が続きます。夜、出港の時を迎えます。デッキに集まった皆さん、それぞれに厦門での体験を語り合います。こうした小さな出会いと別れを繰り返し進むのが地球一周の船旅。オーシャンドリーム号が目指す次の港はシンガポールです。

2012年5月11日 世界遺産と私〜福建土楼編〜

旅する世界遺産研究家——そんな一風変わった肩書きを持つ、久保美智代さん。アナウンサー、キャスターの仕事をしながら、これまで300ヶ所以上の世界遺産を巡ってきたという、驚きの経歴の持ち主です。今日の講座のテーマは、世界遺産「福建土楼」について。福建土楼の歴史や魅力はもちろんのこと、数々の世界遺産を旅した久保さんならではの”楽しみ方”も紹介します。「郷に入れば郷に従え、が旅を楽しむ秘訣。地元の言葉で簡単な挨拶ができるだけで、異文化交流は何倍も楽しくなりますよ!」久保さんのイキイキとした語りに、皆さんすっかり引き込まれたよう。今後も続く講座から目が離せません!

2012年5月11日 ふつうってナニ?-違いを許さない社会を生きるために-

「あなたにとって”普通”ってなんですか?」そんな問いかけから企画は始まります。マイクをとったのは、ピースボートスタッフの恩田夏絵と井上直のふたり。今クルーズで行われている洋上のフリースクールプログラム「グローバルスクール」について語りました。恩田自身、10代の頃、学校に順応できず不登校、そして引きこもりに。こうした状況を変えたいと19歳の時にピースボートの世界一周クルーズに参加しました。いろんなヒトがいる。だから世界は多様でおもしろい——そんなメッセージは多くの参加者にも届いたよう。世界でも類を見ない洋上のフリースクールに、改めて大きな注目が集まりました。

2012年5月9日 ウェルカムパーティー

出航から2日目の夜は船長主催のウェルカムパーティーが開催。皆さん、思い思いのオシャレをしてラウンジへ集まります。入り口でウェルカムドリンクを受け取って会場に入ると、本船専属バンド「ブルースカイ」が私たちを迎えてくれます。出航を祝う船長の乾杯に続いて、今クルーズのクルーズディレクターを務めるピースボートの井上直がステージに登場。水先案内人のサルサダンサーNANAさんと、軽快なサルサを披露します。長年ペアを組んできたかのような息の合ったダンスに、会場からは大きな手拍子が起こります。旅の始まりを彩る、華やかな一夜となりました。

2012年5月8日 第76回ピースボート「地球一周の船旅」出航!

待ちに待った第76回ピースボート「地球一周の船旅」出航の日を迎えました!皆さんがデッキに集まったところで出航式がスタート。司会の合図で、空に舞うのは色鮮やかな紙テープ!岸壁の皆さんも、弧を描く紙テープをしっかりとキャッチします。船旅ならではのこの風景、これこそ出航の醍醐味と言えるかもしれません。さあ、いよいよ出航です!向きを変えて、船首を海へと向けたらいよいよ準備完了。オーシャンドリーム号が、少しずつ小さくなっていきます。これから3ヶ月、どんな出会いがあるのか、どんな風景が待っているのか——たくさんの夢と期待を乗せた地球一周が始まります!

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