第94回地球一周の船旅(北欧、北極圏、フィヨルドをゆく地球一周)

2017年4月 出航 船名:オーシャンドリーム号

クルーズレポート

2017年7月25日 第94回ピースボート「地球一周の船旅」横浜帰港

オーシャンドリーム号は、横浜港大さん橋国際客船ターミナルに着岸しました!!長かったような、短かったような船旅も、いよいよ終わりを迎えます。季節はすっかり夏模様。デッキでは、おむかえに来てくれた家族や友人の皆さんに、手を振る人の姿も。横浜で降りる旅仲間を見送ったあと、オーシャンドリーム号は神戸港へ。さまざまな思いを乗せて、オーシャンドリーム号はいよいよ旅の終着点へと向かいます。

2017年7月20日 尺八教室発表会

横浜出航から数えて、100日目を迎えた今クルーズ。今日は洋上カルチャースクールのひとつ、尺八教室の集大成とも言える発表会が開催されました。受講者60名のうち、誰ひとり経験者はいなかったそう。音を出すことも難しく、さらに楽譜も見慣れないもの。最初は大変だったといいます。尺八だけでなく大正琴、二胡、オカリナとのコラボレーションを披露。美しい音色が会場に響きます。慣れ親しんだ曲になると、客席の歌声も重なります。アンコールでは、カラカス市民オーケストラのメンバーがよく演奏していたベネズエラの曲も。懐かしい友人たちにも思いを馳せる、そんなステキな時間になりました。

2017年7月16日 ボディパーカッションワークショップ

韓国のパフォーマンスチーム「ジェミロン」のメンバーである、パク・テジュさんのボディパーカッションワークショップが行われました。明るいパクさんの掛け声で、手を打ち合ったり、足を慣らしたり、リズムを刻みます。体を使って作り出されるリズムになんだか気持ちも楽しくなってきます!!笑顔あふれる企画となりました。

2017年7月15日 九州北部豪雨現状報告〜必要な支援のかたち〜

7月上旬、福岡県と大分県を中心におこった九州北部豪雨。現在も不明者の捜索が続いています。船内でも「被災した皆さんのために何かできないか」との声があがる中、現地で緊急支援活動を行っていたピースボート災害ボランティアセンターのスタッフ、辛嶋友香里さんが、現地の今を報告してくれました。現場はどうなっているのか、何を必要としているのかなど、生の声が届けられます。そして、もし自分も被災することがあったらどうすればいいのか…。会場に集まった人たちは真剣な表情で耳を傾けていました。

2017年7月14日 芸術パラダイス「ビートルズはなぜスゴイのか」

ハワイイよりご乗船されたカジポン・マルコ・残月さんの企画が始まりました!!文芸研究家として、歌舞伎やバレエ、クラシック、仏像についてなどをわかりやすくお話してくれるカジポンさん。今日はビートルズについてお話していただきます。約200曲の楽曲から、選りすぐりの名曲を紹介したり、文学的な歌詞、美しいメロディーラインなど、さまざまな角度からビートルズの魅力を語ります。大阪弁の軽快な語り口と、なによりビートルズが大好きな気持ちが伝わってきて、こちらも楽しくなってきます。部屋に帰ってビートルズの楽曲に浸りきってみようかな…そう思わせる企画となりました。

2017年7月13日 ホノルル(ハワイイ)寄港-オプショナルツアー編-

寄港2日目、幻の谷と呼ばれる聖地「カアラの谷」へ向かいます。ハワイイで一番高い山カーナマウナと真っ青な海に挟まれた谷間をカヤ・ウルと呼ばれる聖なる風が駆け抜けます。私たちを谷で受け入れてくれたのは、ハワイイ文化を伝えるブッチさん。聖なる土地に入る儀式を済ませ、ハレと呼ばれる屋根の下で、何百年も続くハワイアンが自然と繋がってきた生活を教えてくれます。伝統的な段々畑では、ハワイアンにとって大切なカロ(タロイモ)を栽培していました。実際にカロ畑に入り、作業のお手伝い!カアラの谷で触れた、ハワイイの生活。観光だけではないハワイイの魅力を感じることができました!!

2017年7月9日 第94回クルーズ洋上大運動会

ついに待ちに待った洋上運動会の日。多言語通訳が入りながらの世界にひとつしかないグローバルな運動会のスタートです。じゃんけん大会や玉入れ、世代代表リレーなど、年齢や体力差、国籍など関係なく楽しめるように実行委員メンバーが頭を悩ませてオリジナルルールを作ってくれました。もちろん、子どもたちも出場!!みんなで協力してひとつの競技に臨みます。最後は、涙と笑いと感謝の言葉で溢れています。3ヶ月ものクルーズをともにしながら、これほど多くの人数が参加した企画はこれまでありませんでした。いくつになっても本気になることは楽しい…そう肌身で感じる洋上大運動会でした!!

2017年7月4日 ウクレレワークショップ

ハワイイ・沖縄連合会2016年度会長を務めたトム・健・ヤマモトさんによるウクレレワークショップが始まりました!!陽気な音楽と力強い歌声が響きます。ワークショップの参加者もウクレレを持ち、簡単なコードを教えてもらいます。みんな真剣に、でも笑顔で楽しくウクレレを演奏します。丁寧に教えてくれるトムさんの魅力に、すでにファンが増えているようです!!ハワイイ寄港がますます楽しみになりました。

2017年7月1日 プエルトケツァル(グアテマラ)寄港

船はグアテマラへ寄港!天候にも恵まれ、絶好の寄港地日和!まず目に入ったのは、グアテマラ・レインボーと呼ばれる派手な色使いの織物。まるで原色の洪水!村によって、独自の色やデザインなどがあるとか。ここでは織物は女性の仕事で、母親から娘へと受け継がれ、物心ついた頃には機織りをしていたという女性もたくさんいるそうです。そして中米で食べたくなるのがセビーチェ。白身魚や海鮮を玉ねぎ、赤ピーマン、香菜などと一緒にレモン汁でしめた湾岸地方の料理です。レモンと玉ねぎの酸味に、汗も止まってサッパリ!!最後の中米の寄港地に別れを告げ、太平洋に乗り出します。

2017年6月30日 アカフトラ(エルサルバドル)寄港

今日は、エルサルバドルの女性たちと出会うオプショナルツアーへ参加します。訪れたのは、第2の都市サンタアナにある「シウダ・ド・ムヘル」というNGOの施設。施設内の幼稚園に通う子どもたちが、中南米の子どもたちのお祭りで使われる紙製のくす玉人形のピニャータ(pinata)で歓迎してくれます。ここでは、妊婦や母親たちが自分たちの権利を理解し、失われた自尊心を回復させる手助けなどを行っています。癌の治療中だという創設者ドクトラ・バンダ・ピナートさんも駆けつけてくださいました。突然の来訪に、施設の方々もとても嬉しそう!エルサルバドルの人びとの温かさを実感しました。

2017年6月28日 コリント(ニカラグア)寄港

ニカラグアへ寄港!到着したとたん、港で現地の若者たちによる歓迎の打楽器の大合奏!船から降りると、伝統衣装で迎えられ、おみやげを手渡してくれるほどの大歓迎ぶり!広場のまわりには、小さな食堂が何軒かあります。お肉の焼けるいい匂いに近づいてみると「ひとくち食べる?」と切り分けてくれました。ジューシーでとてもおいしい。夕方船へ戻ると、出迎えてくれたニカラグアの若者たちがたくさんいます。ソーラン節を披露すると、拍手喝采!どこからか音楽が流れ、一緒にダンスが始まります。あっという間に、美しい夕日が沈んでいきます。短い時間でしたが「楽しかった!」と声が聞こえました。

2017年6月26日 パナマ運河航行

船旅ならではの醍醐味、パナマ運河通航の日を迎えました!!進行方向に、ふたつの道。右は1914年に完成した運河。左は2015年に100周年を記念して新しくできた運河で、これにより、最大幅49mの船舶も通行できるようになりました。船がゆっくりと閘門に入ると、背後の門が閉まり、まるでプールの中にいるような状態に。このプールに大量の水が注入されると、船が徐々に上昇していきます。雨のあとで川の水は茶色く濁っていますが、時々晴れ間も見え、川沿いの街や鳥、自然を眺めることができます。80kmの運河をすべて通るには約8時間。ゆっくりと航行します。

2017年6月25日 クリストバル(パナマ)寄港

太平洋とカリブ海をつなぐパナマ運河のカリブ海側の玄関口となるクリストバルに寄港しました。港周辺にはショッピングモールやカフェなどがありにぎやか!さっそくレストランで、現地の方イチオシの白身魚のフライをいただきます。ニンニクなどでしっかり味付けされていますが、ライムをかけるとさっぱりした味に!パナマといえば、パナマ帽もオススメです。素材が固めのものから柔らかいものまで、色もさまざまですが、粗い目のやわらかいものが本来のパナマ帽なんだそう。のんびりしていると、あっという間に夜になってしまいました。明日はいよいよパナマ運河通航の日。楽しみです!!

2017年6月24日 今日の「子どもの家」

12名の子どもたちは、毎日「子どもの家」で元気に過ごしています。今日はスペイン語の日。先生と一緒に体操をしながら、スペイン語の数字を覚えます。音楽に合わせて「1(ウノ)!!2(ドス)!!3(トレス)!!」と声をあげて、いろんなポーズをとる子どもたちは楽しそう!!また、お母さんと一緒に病気の予防についてもお話を聞きます。北極から一気に中米までやってきたので、気温差には注意が必要です。クルーズも残り1ヶ月、最後までみんなで元気に過ごしましょうね!!

2017年6月24日 クナ族の文化紹介

パナマの先住民、クナ族の代表を務めるエイラ・エレーナ・エスキベル・アンドレベさんに、クナ族やパナマについてお話していただきます。100年近く自治権を持って生活しているクナ族の文化は独特で、クナ族の女性がつくる鮮やかな刺繍「モラ」はおみやげとしても人気があります。エイラさんが来ている民族衣装や、クナ族の暮らす島々の透明度の高い美しい海の写真を見て、集まった皆さんから、ワクワクした雰囲気が伝わってきます。日本ではあまり知ることのできない先住民の独自の暮らしに触れ、世界の広さと、まだまだ知らない文化があることを感じた講座でした。

2017年6月22日 ラグアイラ(ベネズエラ)寄港

船はベネズエラに寄港しました!!今日は、誰もが無料で音楽教育を受けられる「エル・システマ」の魅力を知るツアーへ参加します。「音楽は人の心を豊かにし、豊かな心を持った人は国を豊かにできる」という考えのもとつくられたエル・システマ。楽器をかついだたくさんの子どもたちが私たちを笑顔で迎えてくれます。幸運なことに、ちょうどオーケストラのリハーサルを見せてもらえました!日本から持ってきた楽器も贈呈しました。ここで、一緒に旅をしてきたオーケストラメンバーともお別れ。いつか彼らが世界的な音楽家として活躍する日を、その演奏が聴ける日を楽しみにしています!!

2017年6月21日 わが友、ウーゴ

ベネズエラ寄港に向けて、1967年以降50年間、ラテンアメリカの報道に携わってきたジャーナリスト伊高浩昭さんに、ベネズエラにまつわるさまざまなお話をしていただきます。2013年に亡くなった前大統領ウゴ・チャベスは、ベネズエラを大きく変えた人物です。伊高さんは彼に何度も取材をしたことがあるそう。その時のエピソードや、94回クルーズディレクターの田村美和子とともに、チャベスの功績や魅力、そして明日訪れるベネズエラについてもお話してくれた伊高さん。ベネズエラ寄港がさらに楽しみになる、そんな会となりました。

2017年6月19日 まぜこぜ社会・Get in touch!!

水先案内人の東ちづるさんは女優としてご活躍されていらっしゃいますが、アートや音楽、映像などワクワクを通じて「まぜこぜの社会」を目指している一般社団法人Get in touchの代表としても活動されていらっしゃいます。設立のキッカケは、東日本大震災だったそう。「いろんな個性を持っていることによって気を使ったり、疎外されている人がいることを知り、誰もが一緒に生きていける『まぜこぜの社会』を目指そうと思ったんです」そう笑顔で語る東さんの今後の講座に期待が高まります!!

2017年6月17日 ハミルトン(バミューダ諸島)寄港

今クルーズが初寄港地となるバミューダ諸島の首都・ハミルトンへ寄港しました!!カリブ海にあるバミューダ諸島は、たくさんの島々のほとんどが道路でつながっていて、端から端まで行っても車で約1時間ほど。そんなハミルトンの一番の見どころは、なんといっても海!!紺と青と水色のグラデーションが美しい海に飛び込むと、透明度が高いため体が透けて見えます。またイギリス領の名残でパブがたくさんあります。休憩にフィッシュ&チップスをオーダー。迫力も味も大満足でクラフトビールがすすみます!!天候にも恵まれた一日。ゆったりした気持ちになれる心地よい島でした。

2017年6月15日 音楽がたどるラテンアメリカの歴史〜寄港地編〜

音楽家、作家の八木啓代さんに、「音楽」という切り口からラテンアメリカの歴史を紐解いていただきます。お話いただいたのは、今クルーズで私たちが訪れるニカラグア。独裁政治や内戦など、これまで知らなかったニカラグアの姿に会場から「知らなかった!」と声があがります。寄港前に訪れる国のことを知る、大切な時間となりました。

2017年6月13日 ニューファンドランド沖遊覧

オーシャンドリーム号は、ニューファンドランド沖へ。外へ出てみると、なんだかモヤがかかっています。これは、水温0度にたいして気温が高いためなんだそう。午前中は天候が優れなかったものの、午後には少し霧も晴れてきました!!そのとき、「流氷だ!!」との声が。デッキに出てみると、大きな流氷がいくつも流れてきます!!流氷はあっという間に、船の脇を通って後ろへと流れ去っていきました。海に浮かぶ大きな氷は、地球の財産です。デッキではたくさんの人が、遠ざかって氷を名残惜しげに見送っていました。

2017年6月10日 北極圏通過

朝10時、オーシャンドリーム号は北極圏へ!!「あれ?!なんにも見えないね」そんな会話もつかの間、たくさんの流氷があらわれました!!真っ白な氷は太陽を浴びて、綺麗なブルーの影をつくっています。どんどん流氷の数が増え、なんだか迫ってきているみたい。その光景に「すごい!!」と声があがります。間近に見る流氷は青く輝き、地球の雄大さを体感できます。どれだけ見ていても飽きない…いえ、一瞬たりとも目が離せません。忘れられない思い出がまたひとつ増えました!!

2017年6月9日 レイキャビク(アイスランド)寄港

世界最北に位置する首都、レイキャビクに到着しました。大自然が魅力のこの場所。美しく咲き誇る花と緑が私たちを出迎えてくれます。レイキャビクといえば、島の南側一帯に広がるゴールデンサークルが有名です。迫力満点の間欠泉は、まるで地球が呼吸しているかのよう。約4〜8分くらいの間隔で熱水が噴き出します。その高さは時に40mも!!もっとも有名なゲイシールの間欠泉は、かつては60〜70mも吹き上げていたんだとか。その迫力に歓声があがります。よく晴れた空の下、自然の魅力を一日中浴び、なんとも満たされた気持ちに。船内も「大満足です!!」そんな言葉と笑顔が溢れていました。

2017年6月6日 ソグネフィヨルド遊覧

北欧航路の最大の見どころでもある、フィヨルド遊覧の日がついにやってきました!!木々にかかる雲や、遠くの山の雪がなんとも幻想的。船は、長さ204km、最深部1308mというヨーロッパでもっとも長く深いソグネフィヨルドを進みます。一番狭いところでは、すぐそばにはそそり立った山。ところどころに岩肌や、流れる滝、海面ギリギリに建つ家などが見えます。船が通ってきた跡がフィヨルドにむかってのびていく景色が心地いい!!デッキでは、静かに海を眺める人や、記念撮影をする人、フィヨルドを背景にサッカーやゴルフを楽しむ人も。船旅ならではの贅沢な時間を過ごすことができました。

2017年6月5日 ベルゲン(ノルウェー)寄港

北欧5ヶ国をめぐる今クルーズ。今日は北欧最後の寄港地、ノルウェーのベルゲンに寄港。オスロに続く第二の都市にして、最大の港町でもあるベルゲン。さっそく世界遺産にも登録されているブリッゲン地区へ向かいます。カラフルな木造家屋はハンザ同盟の時代に商人の家や事務所として使用されていました。カラフルな壁に挟まれた細道には、雑貨店や工房、お土産物屋さんなどが点在しています。次はケーブルカーに乗ってベルゲンの街を一望できるフロイエン山へ。山道を歩いていると、「魔女浮遊禁止」の看板や、トロールの像がこっそり顔を出していたりとファンタジーの世界に迷い込んだみたい。

2017年6月4日 世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい

映画監督で作家の森達也さんの講座が始まりました。普段、テレビやインターネットで放送されるものを見ている私たち。その反対側から見た視点は、視聴者である私たちにとって目からウロコなことも。とくに報道の自由やメディアリテラシーの話題になると、放送をする側からのお話に驚きの声も。また、取材などで北欧に訪れたことのある森さんは、「報道の自由度が高いランキング上位は北欧ばかり。日本は非常に順位が低い」そう警鐘を鳴らします。会場からも「答えを求めるのではなく自分で考えよう」との声も。様々な視点があること、自分で判断していくことの重要さをあらためて考えた企画となりました。

2017年6月2日 ストックホルム(スウェーデン)寄港

ストックホルムへ寄港しました!!近代都市でありながら中世の街並みが残る、見どころ満載の場所です。またこの季節は白夜で、日が沈むのは夜9時ごろ。そして朝4時半には日が昇り、空はずっと白いままです。反対に、冬には15時には日が落ちるというから驚き。ガムラスタン地区の道は、カラフルな壁と石畳で繋がり、ときどき人通りの少ない細道が。まるで映画のワンシーンのような風景です。迷路のような街並みを歩きながらいろんな発見を楽しむのが、ガムラスタン地区のおすすめの歩き方かもしれません。ここには、レトロな旧市街と近代的な建物、文明と歴史がぎゅっと詰まっていました。

2017年6月1日 タリン(エストニア)寄港

ラトビアのリガに続き、バルト三国のひとつ、エストニアの首都タリンに寄港しました。船が着岸した地点のすぐそばには旧市街があり、リガとおなじく街全体が城壁に囲まれています。旧市街への入り口となるのが、「ふとっちょマルガレータ」と呼ばれるスール・ランナ門。街の中はとても静か。薄いパステルカラーの壁と赤レンガの屋根に囲まれていると、絵のなかに迷い込んだよう。地元の市場に来ると、そこに住む人たちの生活を感じることができ、これぞ旅の醍醐味!!たった1日ではその国のすべてを知ることはできませんが、それでも、さまざまなタリンの顔を見ることができ、楽しい滞在となりました。

2017年5月31日 ヘルシンキ(フィンランド)寄港

ムーミンやサンタクロースの国としても馴染みのあるフィンランド。今回寄港したヘルシンキは、首都であり貿易港です。近くの沖には、小さな島と小さな家が見え、その風景に「かわいい!!」そんな声があがります。港近くのマーケットには、北欧デザインの手作り雑貨やウールのセーター、キノコや果物や野菜のお店、アイスクリーム店などが並びます。ヘルシンキ中央駅へ向かうと、近代的な雰囲気に。ブランドのビルが立ち並び、人が行き交います。都会は駅周辺に集中しているそう。船に戻ったのは夜。しかしこの季節の北欧は日の入りが21時くらいなので、夜でもまだ空が明るく輝いていました。

2017年5月30日 サンクトペテルブルグ(ロシア)寄港

旧ロシア帝国時代は首都として、また文化の中心地として栄えたロシア第2の都市、サンクトペテルブルグへ寄港しました。荘厳な街並みを運河から楽しみます!!見えてきたのはエルミタージュ美術館です。その姿が見えたとたん、あちらこちらから歓声があがります。約270万点の作品が、約1000の部屋に納められ、その壮大で美しい外観を見上げているだけでも、至高の美術品を見ているようです。おみやげには、マトリョーシカはもちろん、サンクトペテルブルグ付近でとれる琥珀をあしらった雑貨、ファベルジェと呼ばれる美しい七宝焼きも人気なんだそう。歴史と芸術を堪能した1日となりました。

2017年5月29日 混沌と幻想の街 サンクトペテルブルグ

サンクトペテルブルグ寄港を明日にひかえ、ルポライターの鎌田慧さんにサンクトペテルブルグの歴史や魅力をご紹介いただきます。数々の文学作品の題材となっているサンクトペテルブルグ。中でもドフトエフスキーについては、『罪と罰』ゆかりの土地をめぐるツアーも開催予定で、参加予定者は明日への興奮を高めていました。ほか、アレクサンドル・プーシキン『青銅の騎士』、ニコライ・ゴーゴリ『外套』などの名作に取り上げられるほど魅惑的な街のイメージが広がり、実際の訪問が楽しみになりました。

2017年5月28日 リガ(ラトビア)寄港

バルト三国のひとつ、ラトビアのリガに寄港しました!!「バルト海の真珠」と称されるリガの街には歴史的な建物も多く残り、「建築を見ればリガの歴史がわかる」ということで、街をのんびり散歩してみることに。旧市街のほぼ真ん中にある、聖ペテロ教会は13世紀初頭、先住民のリーヴ人による木造教会に始まり、その後、改築と修復を繰り返し今に至ります。高さ123mの尖った塔は、リガのシンボル。新市街には、映画館やショッピングモールが立ち並び、ユーゲントシュティール様式で造られた建物を見ることができます。歴史的建造物と現代が交差する街で、独特の雰囲気を楽しむことができました。

2017年5月27日 ロシアンダンス

ロシア生まれで、ダンサーであり、クバン州立大学講師の水先案内人、ジャニヤ・シュポットさんによるロシアの伝統舞踊のワークショップが始まりました。陽気でリズミカルな音楽に合わせ、ジャニヤさんの指導のもとみんなで踊ります。手をつないで作ったアーチをくぐったり、足を前後左右に動かしてリズムを作ったり、簡単な動きなのですぐに真似できます。シンプルだけれども大人数でやるとおもしろい!!ロシアの空気を肌で感じた楽しい時間でした。

2017年5月27日 コンサート・ホール 音響設計の世界

フランスから乗船された水先案内人の豊田泰久さんは、世界各地のコンサートホール建設を手掛ける音響設計家。豊田さんが日本で手掛けたコンサートホールは、サントリーホール、そして札幌コンサートホールkitaraなど。さらには、米国ロサンゼルスのディズニー・コンサートホールや、デンマーク・コペンハーゲンのデンマーク国立放送コンサートホールなど世界中で活躍されています。音楽やホールへの愛情とこだわりが垣間見える豊田さんの講座。ヘッドホンでも鮮明な音楽が聞ける現代だからこそ、生の音の魅力や、豊かな演奏を生みだす空間づくりについてその裏側を聞くことができました。

2017年5月26日 コペンハーゲン(デンマーク)寄港

デンマークの首都コペンハーゲンへやってきました!!中世の歴史ある建築物が残るコペンハーゲンは、市の条例により高い建物を建ててはいけないことが決められているそう。おとぎの国と呼ばれるのにぴったりの美しい街並みが広がっています。街を通り過ぎ、港の方へ向かうとニューハウンに出ます。コペンハーゲンといえばこのカラフルな木造家屋の並びが有名ですよね。運河に沿ってカフェやバーやナイトクラブが軒を連ねています。今は夏なので、テラス席が出てとてもにぎやか。明るい笑い声で溢れています。童話の国であり、深い歴史を持つ国であり、環境大国でもあるデンマークでした。

2017年5月22日 ルーアン(フランス)寄港-パリ編-

かつてノルマンディー公国の首都でもあった古都ルーアンへ寄港しました。2日間の寄港なので、今日はパリへと向かいます!!電車で約1時間30分、セーヌ川が真ん中を走るパリへと到着。まずは凱旋門へ。1806年、ナポレオンの命令により約30年かけて作られたこの凱旋門の高さは50メートル。上部から街並みを一望できます。パリのシンボル、エッフェル塔もはずせません!!まっすぐに空に伸びる均整のとれた鉄骨は美しく、見惚れてしまいます。さらにノートルダム大聖堂、 ルーヴル美術館、オペラ座、のみの市など、見どころ満載のパリ。あっという間に夕暮れを迎えました。

2017年5月22日 セーヌ川航行

ピースボートクルーズ初となる、セーヌ川航行の日!!全長780キロ、ロワール川に続いて、フランス第二の長さを誇るセーヌ川。約6時間をかけ、次なる寄港地ルーアンを目指します。川岸には、緑が続きます。ところどころ家やペンション、教会、牧場などが見え、自然の中に人びとの生活を感じます。もしも自分が画家だったらきっと絵を描きたくなるだろうな。デッキに出ると、船が進んできた跡が水の上に細長く尾を引いています。この船もまた、画家たちが描きたくなる景色の一部に溶け込んでいるのかなと思ったり。ゆっくりとのどかで美しい風景を眺め、大自然を感じるセーヌ川通航となりました。

2017年5月21日 ル・アーブル(フランス)寄港

フランスのル・アーブルに寄港しました。1年中雨が多いと言われるノルマンディー地方ですが、今日は晴天!!ガイドさんにも「運がいいですね!!」と言われるほど、絶好の天気です。フランスでも一番人気の世界遺産、モン・サン・ミシェルへと向かいます。1200年以上の歴史を持つモン・サン・ミシェル。フランス革命時には破壊と略奪のために解散しましたが、1966年には修道士たちも戻り、今では世界中から人が集まる場所になりました。360度大自然の中に、そびえたつ孤高の修道院。多くの人が足を運ぶ気持ちがよくわかります。フランスに来たら一度は訪れたい、美しく神聖な場所でした。

2017年5月20日 「血と骨」の世界

映画監督の崔洋一さんによる『「血と骨」の世界』が行われました。講座名の「血と骨」は、崔監督の代表作のひとつ、ビートたけしさん主演で、梁石日さんの小説を映画化したもの。キネマ旬報ベストテン2位ほか各賞、毎日映画コンクール作品賞、日刊スポーツ映画大賞作品賞などを受賞。講座では、ビートたけしさんへオファーをした時の反応や撮影エピソードなど、なかなか聞くことのできない裏話が盛りだくさん!!苦しくなるほどの暴力と焦燥が画面から溢れる作品の他にも、「クイール」のような胸が温かくなる作品も撮る崔監督。軽快な語り口と、たっぷりのユーモアで笑いの絶えない講座となりました。

2017年5月19日 洋上カフェスローオープン

元日本ユネスコ協会連盟事務局長で、カフェスローの代表を務める水先案内人、吉岡淳さんと一緒にスローライフについて考えていきます。吉岡さんは、南米エクアドルで先住民の生き方に触れたことをきっかけで、地域でできる地球に優しいライフスタイルを提案することを目的に、2001年、カフェスローを立ち上げました。吉岡さんの話を聞きながら、地球に優しい生活とはどんなものだろうと自分の生活を振り返ると、「生きるのに必要なものはそれほどないのかもしれない」そんな気もしてきます。世代を問わず、さまざまな切り口で地球の過去と未来に思いを巡らせる機会になりました。

2017年5月18日 ポルト(ポルトガル)寄港

ポルトガル第二の都市、ポルトへ到着。1996年、ポルト歴史地区としてユネスコの世界遺産に登録された旧市街地など、見どころ満載!!まずは軽く腹ごしらえ。ポルトガル伝統菓子で人気のパステル・デ・ナタを購入!!日本でいうエッグタルトのようなもので、甘さが控えめでいくつでも食べられそう。街を抜けると、ドン・ルイス一世橋が見えてきました。この橋は、ドウロ川にかかる道路・鉄道併用橋で、ポルト中心部とヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区を結んでいます。大きく高い橋と、オレンジ屋根のコントラストが美しい風景を作り出しています。料理もおいしく、そして人が優しい街でした。

2017年5月17日 こうして私は難民になった

1992年〜95年のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で、戦場となったサラエボから逃れ、難民となったジャーナリストのヤスナ・バスティッチさん。「24時間、スナイパーから身を隠して生活していました。平和だった街が、突然一般人も狙われる戦場に。家族とともに4年間、身をひそめていました」水を手に入れるのも命がけの日々。紛争が起こる前の明るい街の写真や、一転、狙撃から身を守る人たちの写真を見ていると、これがまだ22年前のことだとは信じられません。いつも笑顔を絶やすことのないヤスナさんの想像もつかない当時の話を聞き、あらためて平和の大切さを実感する講座となりました。

2017年5月17日 ヴァイオリニスト北牧香絵&ピアニスト大森雅彦 洋上コンサート

スペインのバレンシアからご乗船された、ヴァイオリニストの北牧香絵さんと、ピアニストの大森雅彦さん。北牧さんは、フランス国立リヨン高等音楽学院を首席で卒業し、パリ国際バッハコンクール、ベランコンクールなどで最優秀賞を受賞。2003年からフランス国立リヨン管弦楽団に在籍しています。大森さんも、さまざまな国際コンクールで優勝されており、2016年からソプラノ歌手であるフランソワーズ・ポレさんのプライベートレッスン伴奏者を務めていらっしゃいます。プロの音楽家が間近で演奏を聴かせてくれる、贅沢なコンサート。音楽しかない空間にひたり、特別な時間が流れました。

2017年5月16日 ジブラルタル海峡通過

オーシャンドリーム号は、スペインとモロッコの間にあるジブラルタル海峡通過の日を迎えました。デッキには人が集まり、「どれが海峡!?あれかな?」と見える島たちを指さします。海峡通過は日没とほぼ同じくらい、少しずつ空がオレンジ色に染まっていきます。「ザ・ロック」と呼ばれる岩山がシンボルのジブラルタルの横を通り抜けます。ここを抜けると、大西洋です!!

2017年5月15日 バレンシア(スペイン)寄港

今クルーズが初寄港となる、スペインのバレンシアへ到着しました。見どころでもある大聖堂は、イスラム教のモスクがあった場所に14世紀に建てられ、完成後も改築が進められ、ゴシックやバロック、新古典様式などさまざまな建築様式が混在しています。もうひとつの見どころは、世界遺産にも登録されているラ・ロンハ・デ・ラ・セダ。独特な窓や天井のデザインで、15世紀末の商品取引所とは信じられず、まるで美術館みたいです!!そのほか、闘牛場やビーチなど見どころがたくさん。「なんで今まで寄港しなかったの!?」と声があがるほど、大満足のバレンシアの1日でした。

2017年5月13日 カリアリ[サルデーニャ島](イタリア)寄港

今クルーズ初寄港となるイタリアのカリアリに到着!地中海で2番目の大きさであるサルデーニャ島の南の玄関口がカリアリです。オシャレなカフェやレストランが並ぶ路地を通りぬけ、街が一望できるという展望台「テラッツァ・ウンベルト」を目指します。カリアリ湾に浮かぶ船や遠く地中海まで見渡すことができ、レンガの赤と空と海の青が融合した美しい景色もみることができます。旧市街には、古く趣のある建物が並んでいます。さらに路地をのぼると、ロマネスク様式の教会が現れます。たくさん歩いたら、ピッツアでランチ。アンチョビたっぷりの美味しいこと。目もお腹も満足な一日でした!!

2017年5月12日 ラファエル・シャンボ アコースティックギターライブ

スペイン・バレンシア出身で社会学者であり、ミュージシャンでもあるラファエル・シャンボさんによるギターライブの開幕です!!立ち見のお客さんが出るほどの盛況ぶり。熱くのびやかな歌声に、客席から拍手喝采です!後半は、カラカス市民オーケストラとの共演も実現しました。息もぴったり、情熱溢れる演奏に酔いしれるライブとなりました。

2017年5月12日 イランのこれまでとこれから

平和のための博物館国際ネットワークのメンバーであり、戦争がもたらす悲惨な状況をたくさんの人に知ってもらい、平和の文化を広げる活動をしている「テヘラン平和博物館」の5名が、イランの四季、美術、音楽など文化の魅力について紹介します。少年ながらに「国を守るため」と少年兵としてイラン・イラク戦争に参加。そこで使われた化学兵器により何度も移植手術を受けたり、声が出にくくなったり、歩きづらくなったり、子どもへの影響を心配したりと、不安な日々を送っています。29年経った今も、戦争の傷跡は癒えることはなく、戦争の悲惨さ、平和の大切さをあらためて実感する講座となりました。

2017年5月11日 この海は、どこの海?

ジャーナリストの松本仁一さんによる講座は、「この海どこの海?」をテーマに大盛り上がり。「海とは、波さえなければ平らなんです。山を越えなくてもすぐに移動でき、荷物もたくさん詰める。国境を気にせず、海を見てみよう」と、海にまつわるクイズが始まりました。海の写真が時に南北逆さでも、客席からは「わかった!!」とちらほら手があがります。ここまで通ってきた海が出てくると、その時船から見た光景を思い出します。知らないことはまだまだあるけれど、自分が実際に通ったことで、世界が近くなったように感じました。きっとこれは、船旅ならではの醍醐味なのでしょうね。

2017年5月10日 ピレウス(ギリシャ)寄港

ギリシャのピレウスへ寄港しました!!港からアテネへは好アクセスで地下鉄やタクシーで簡単に移動することができます。さっそくアテネ市街へと向かいます。アテネといえば、「パルテノン神殿」。今から約2500年前に建てられた神殿は、1687年に戦争で大破してしまい、今も修復作業中が行われています。15年の歳月をかけ、完成したのは紀元前432年。今から約2500年前です。2500年…途方もない歴史を見つめて来たんですね。古代と現代が共存する場所、ギリシャ。難しいギリシャ文字も1日が終わる頃には、なんだか懐かしさを感じるほどに愛着が湧いてきます。

2017年5月9日 洋上のヒトコマ-エーゲ海を渡る-

スエズ運河を越え、エーゲ海を航海中のオーシャンドリーム号。小アジアとヨーロッパの中継点として栄えてきたエーゲ海は、古代から文明が発達し、2500以上もの美しく魅力的な島々が点在しています。夕方になると、船の右側に島が見えはじめました。遠くにギリシャ文明の発祥の地・クレタ島が見えました。うっすらと浮かぶ島の手前には、船の影もあります。多くの船が行き来するエーゲ海。あの船はどの島から来たのでしょう。夜になると、満月が船の行く手を照らしてくれます。まるで、ギリシャまでやってきた私たちを祝福してくれているよう。明日はいよいよピレウスへ寄港します!!

2017年5月8日 スエズ運河通行

今クルーズの見どころのひとつ、スエズ運河航行の日!!朝6時頃から、皆さん少しずつデッキへ集まってきました。初めて海ではない場所を通る私たち。見えてきたのは、スエズ運河にかかる唯一の橋、通称「平和大橋」。この橋は、日本からのODAによってつくられたことでも知られています。橋の名前には日本とエジプトの友好と、運河の両岸をつなぐ友好の意味がこめられているのだとか。 橋の下をくぐる瞬間、全員が息を呑みました。左右に続く長い長い橋を、感慨深く眺めます。天気にも恵まれ、存分に楽しんだスエズ運河航行。船でしかできない特別な体験が、またひとつ思い出に刻まれました。

2017年5月4日 武装ドローンではなく凧を飛ばそうワークショップ

「アフガニスタンの子どもたちは、空に怯えている。その理由は、武装ドローンが頭上を飛び、そして爆弾を落としてくるからです」そう話すのは、平和教育コーディネーターのエリス・ブルックスさん。本日は、エリスさんが所属するボランティア団体のプロジェクト名でもある「ドローンではなく凧を飛ばそう」をテーマに、参加型のワークショップを行いました。子どもの権利についてどう思うのか、エリスさんは参加者の声に耳を傾けます。またゲームをしながら、子どもが笑って過ごせる生活について考えていきます。誰もが安心して笑顔で生活できる日を目指し、エリスさんの活動は続きます。

2017年5月3日 浴衣着付教室

船内では、洋上夏祭りに向けて、自主企画・浴衣着付教室が行われました。「自主企画」とは、参加者が船の中で企画を構成し実施できるもの。スポーツもあれば、ダンス、手芸、県人会など、本当にさまざまです。日本で普段から着付けを勉強しているという企画者・萌さんが、着付道具の名前から使い方まで丁寧に説明してくれます。「今日は文庫結びにしましょう」と、基本的な帯の結び方を教えてくれました!参加した皆さん、真剣に帯の結び方を覚えています。夏祭りは華やかになりそう!!楽しみです!!

2017年5月2日 洋上バスケットボール大会

船内が麻雀大会で盛り上がっているころ、スポーツデッキではバスケットボール大会がスタート!!全10チームが参加し、皆さん気合十分です!!しっかりと準備体操をして、いざ、洋上バスケットボール大会、開幕!!各チーム、4名が参加して本気の試合が繰り広げられます。周囲からの声援も受けて、ボールを持つ手にさらに力が入ります。ときには、遠くからゴールをしたり、絶妙なファインプレーを見せる方も。ゴールが決まると大歓声!!真っ青な空と海のあいだで、思いきり汗を流した一日となりました。

2017年5月1日 世界がもし100人の村だったらワークショップ

池田香代子さんが再話を手がけた「世界がもし100人の村だったら」の体験型ワークショップが行われました。集まった皆さんには、「役割カード」が配られます。グループを作ってみると、どうやら英語、中国語、スペイン語などが多いよう。反対に1人しかいない言語の人もいて、「さびしい」とつぶやく声も聞こえます。また、同じ言語でもヨーロッパと南米だったりと、地域が異なる場合もありました。「そうか、植民地だったってこと!?」そう気づく声があがります。世界の縮図を体験することで、目に見えたことや気づきがあり、今の世界を実感する時間になりました。

2017年5月1日 わたしと原爆。

ピースボートが行っているプロジェクトのひとつ、「おりづるプロジェクト」。広島、長崎の原爆を体験した方々にご乗船いただき、訪れた寄港地でその体験を語りついでいます。今クルーズにも、2名のヒバクシャ、そして二世・三世の方々が乗船しています。今日は、4歳のときに広島で被爆した土田和美さんが、ご自身の体験を語ります。爆心地から約3km地点で被爆したという土田さんは無傷だったそうですが、一緒に歩いていた友人は火傷を負い亡くなったそう。「あと5年もしたら被爆の実体験を語れる人がいなくなる。どうやって伝えていったらいいのか知恵が欲しい」と話します。

2017年4月30日 The Panic Art

世界的パフォーマー、ちゃんへん.さんによる「The Panic Art」の開幕です!!ちゃんへん.さんは、独特な形の独楽(コマ)をヒモを使って自在に操る、ディアボロでいくつもの国際大会で優勝されています。音楽とジャグリングのパフォーマンスに会場は大盛り上がり!!ラップのCDをリリースをしたりと多方面で活躍しています。また在日としてのご自身の経験などを話す船内企画も。技の難易度の高さに少し失敗してしまいましたが、「できるまで!!」と間髪入れずに再チャレンジする姿に、彼が世界一になった理由を垣間見ました。そして見事成功!!大声援に包まれました。

2017年4月27日 コロンボ(スリランカ)寄港

船が寄港したのは、スリランカ最大の都市コロンボ。にぎやかな街中にあふれているのは、「トゥクトゥク」と呼ばれる三輪タクシー。目的地と値段交渉をし出発。真っ赤な縞模様、ジャミ・ウル・アルファー・モスクへ。その美しさに目を奪われます。トゥクトゥクの運転手さんのおすすめでやってきたのは、イギリスから独立した記念に建てられた独立記念の記念ホール。初代大統領はスリランカの英雄だとか。おみやげの人気は、紅茶。キャンディ、ウバ、ルフナなどスリランカ紅茶の銘柄を耳にしたことがあるかもしれません。パッケージもかわいらしく、値段もお手頃。ちょっとしたおみやげに最適です。

2017年4月26日 スリランカの今

レポーター、プロデューサであるチャン・タウ・チョウさんと人権弁護士ニラン・アンケテルさんによる対談が行われました。テーマは「スリランカの今」。この企画は英語のみにもかかわらず、たくさんの人が会場へ。「国の政策などが変わらないと、なにも変わらない」そう語るニランさんは現在、スリランカの憲法や人権にかかわる弁護士として、戦後処理に携わっています。ニランさんもタウ・チョウさんも、その仕事柄、命を狙われたこともあるそう。そんなお二人の大切なものは家族だと言います。家族を守りながらも、命をかけて正しい真実を追い求める姿勢に触れる、貴重な時間となりました。

2017年4月25日 合唱発表会〜歌で繋がろう〜

明日寄港するコロンボで下船されるミュージシャン、のはらヒロコさん。最後に、合唱発表会が行われました。オープニングは子どもたちによる歌、「7つの大陸」。元気な歌声が会場に響き渡ります。のはらさんの伴奏で、3グループそれぞれが練習した歌を発表します。「大人になって、こんなに自分を開放したことはなかった人も多いと思います」そう語る参加者にたくさんの共感の声が。世代や経験、国籍を越えて、歌を絆にひとつの空気をつくり、歌という大きな流れに乗って会場全体の空気がぐっと凝縮される、そんな感覚になります。いつまでも歌い続けていたい、そんな一夜になりました。

2017年4月24日 感覚の洗練日

今クルーズでは、モンテッソーリ教育を取り入れた洋上の保育園プログラム「ピースボート子どもの家」が開かれ、11名の子どもたちが参加しています。子どもたちがどんなことをしているのか、どんなふうに感じ、成長をしているのか、それを体験する『感覚教具』に、子どもの家プログラムのアドバイザーを務める深津高子さんとともに、みんなでチャレンジ。「人間の神経細胞は、手に40%、口に40%集まっています」そう話す深津さん。子どもたちは、五感をつかってたくさんのことを吸収しています。この洋上での生活をこの先どんな風に思い出すのでしょうか。未来に思いを馳せた時間にもなりました。

2017年4月23日 プーケット(タイ)寄港

インド洋を望むアンダマン海に浮かぶタイ最大の島、プーケットへ寄港!!観光客でにぎわう街にはレストランやおみやげ屋さんなどが立ち並びます。白くさらさらとした砂浜では、カニの穴がたくさんあります。ときどき、ちょこんと顔を出しますが、近づくとすぐに穴のなかに隠れてしまいます。お昼に「カーオ・パット・クン(海老入りチャーハン)」を注文。パラパラと炊きあがるタイ米が、チャーハンにぴったり!!海老と卵の甘みがマッチしてとってもおいしい!!時間ギリギリまで満喫することができました。プーケットに別れをつげて、次の寄港地、コロンボへと向かいます。

2017年4月22日 タイの文化紹介

プーケット寄港を明日にひかえた船内では、水先案内人で性的マイノリティ権利擁護活動家、パニサラ・サクンピシャイラットさんによるタイの文化紹介が行われました。訪れるプーケットは、とにかく海が綺麗で、中心街には寺院のほか、ポルトガルや福建省の建物があるので建物が好きな人にはおすすめだそう。ポイさんに出会わずにタイに行ったら、きっと知らなかったタイのことをたくさん知ることができました。そんな気づきを得られるのが、ピースボートの船旅の特徴でもあります。ポイさんとは明日のプーケットでお別れですが、この出会いはきっとプーケット寄港を豊かなものにしてくれるでしょう。

2017年4月21日 シンガポール寄港

初の寄港地、シンガポールへ到着!!しかし、とてつもなく激しい雷雨…さすがスコールの多い熱帯地域。どうなることかと思いましたが、空が見え始めたところで、街散策へ出発です。シンガポール最新のメイン観光スポット「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。熱帯雨林の巨大樹をイメージしたスーパーツリー群は圧巻!!もうひとつの見どころ「マリーナ・ベイ・サンズ」へ。地上200mもの高さは、まるでSF映画の世界に入り込んだよう。街中ではドリアンの臭いが…この独特の香りを嗅ぐと、日本とは違う国に来んだなぁと実感します。最後にマーライオンに別れを告げ、次の国・タイへ向かいます!!

2017年4月20日 安く、賢く、楽しく世界を旅するための超具体的スキル講座

株式会社TABIPPOの共同創業者であり、イベントマネージャーの小泉翔さん。「旅で世界を、もっと素敵に」を理念に、株式会社TABIPPOは、世界一周を経験したメンバーたちが学生時代に始めたとか。今回、さまざまな講師によって人生を充実させるサポートを受け、オンラインでの情報発信を学び、実践していくプログラム「TRAVELERS BOAT」を共同で行います。「TRAVELERS BOAT」で乗船しているメンバーは、人生でやりたいことリストを作成したり、 船内や寄港地での体験をTABIPPOやピースボートのメディアでライターとして発信していきます。

2017年4月20日 初の時差発生!!

船では、今クルーズ初めてとなる時差が発生しました。出航してから日本と同じ時間で過ごしてきましたが、シンガポールとの時差は1時間。このように、次の寄港地に合わせて、最大1日1時間の時差調整が行われていきます。こんな風に少しずつ時差が発生すると、旅に出ているんだなぁと実感します。窓からはいくつも船の姿が見えるようになりました。陸が近い証拠です。明日はついに、初めての寄港地、シンガポール!!ワクワクして眠れなくなりそうです!!

2017年4月19日 洋上のヒトコマ-イルカ-

「イルカがいるよ!!」誰かが声をあげ、みんなが甲板に向かいます。船が動くときに起こる波の中に、黒い影が現れます。船に並走するように、イルカが泳いでいるようです。2匹のイルカがまるで遊んでいるように、交互に浮かんだり沈んだりを繰り返します。「あそこ!!」「わぁ!!」「かわいいね」と、甲板から声があがります。10年以上ピースボートに乗船しているスタッフの「こんなに近くで泳いでいるイルカを見たのは初めて!!」との声に、さらに歓声が高まりました。「出航1週間でこんなに素敵なことがあるなんて、あと100日なにが起こるんだろう」と期待に震える声で呟やかれる方も。

2017年4月18日 カラカス市民オーケストラ船上デビュー・コンサート〜ベネズエラから遠く離れて〜

今クルーズの寄港地でもあるベネズエラからやってきたオーケストラメンバーの初のコンサートとあって、多くの方が来場しました。ベネズエラの無料音楽教育システム「エル・システマ」出身のメンバーは、ほとんどが20代。ふだんは船内で陽気に過ごしている彼らも、今日は堂々とした音楽家の顔です。誰もが知るクラシックの楽曲が数曲演奏され、会場にはゆったりと、そして優雅な時間が流れます。指揮者のダニエルのもと、メンバーは真剣な表情で音楽を繊細に響かせていきます。最前列の女の子たちは顔中を涙で濡らしながら「感動したね」と、泣き笑いの表情です。次回のコンサートが楽しみです!!

2017年4月17日 洋上のヒトコマ-朝日-

まだ薄暗い朝6時。デッキでは、太極拳がスタート。誰でも参加できるので、早起きをした方々が少しずつ集まり始めます。海風を浴びながらの太極拳は、まだまどろんでいる体にとても心地よく、体がほぐれていくのを実感します。すこしずつ空がピンク色に染まるにつれ、体もだんだん起きてきます。橙色の太陽が、ゆっくりと昇り、空と海を美しいグラデーションに染めていきます。デッキには朝焼けに誘われるように、次々と人が集まり、海を眺めていました。そして、運動のあとは朝ごはん!!体を動かしてからの朝食の美味しいこと。毎日この朝焼けが見られるなんてとても豪華。早起きも頑張れそうです。

2017年4月12日 第94回ピースボート「地球一周の船旅」横浜出航!

第94回クルーズ横浜出航の日を迎えました!!昨夜までの雨がウソのような快晴で、船の上からは富士山もくっきりと見えるほど。まるでわたしたちの船出を祝福してくれているようです。乗船される皆さんは、指折り数えてこの日を待っていたのでしょう。その顔に浮かぶのは、緊張と興奮。たくさんの期待とともに乗り込んでくる皆さんを、春の桜と生バンドで出迎えます。大きな音で汽笛が鳴り響き、ついに出航の刻。さぁこれから105日、わたしたちは地球一周の旅にでかけます!たくさんの家族や友人からの「いってらっしゃい」を浴びながら、私たちの地球一周が始まりました。

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