クルーズレポート
便利なショップ
“手ぶらでできる世界一周”をコンセプトに、さまざまなアイテムを取り揃えている船内のショップ。日用品から文房具、お菓子や飲み物、寄港地の工芸品まで、あらゆるものが揃う場所です。旅の間に「あれがほしい!」「足りなくなった!」というときでも、ショップをのぞけば大抵揃うとあって、日々たくさんの方に利用されています。
アトリウムでくつろぎの時間を
船の中央には、4層吹き抜けの開放的なアトリウムがあります。各階にはバーやカフェはもちろん、たくさんのデスクやソファが配されており、待ち合わせ場所としても人気のスポット。静かに書き物をしたり、ご友人同士でリラックスして過ごすなど、皆さんくつろぎの時間を楽しまれているようです。
オープンGETスペイン語
洋上で語学を学ぶプログラム「GET(Global English Training)」では、有料クラスの他に、無料で参加できるオープンクラスも用意されています。この日行われていたのは、今クルーズの寄港地でも活用できるスペイン語。簡単なあいさつや数字など、少し知っているだけで旅がより楽しめるフレーズが学べるとあって、日々多くの方が参加しています。
ジムでリフレッシュ
船内にあるフィットネスセンター(スポーツジム)は、旅をしながら健康を維持したり、日々のトレーニングを続けたい方に人気のスポットです。利用は無料で、数多くのマシーンが揃うとあって、幅広い世代の方に活用されています。目線の先にはどこまでも続く海――開放的な空間で体を動かし、リフレッシュが叶う場所です。
音楽という名の希望
先日のライブで力強いパフォーマンスを見せてくださった、アフリカンバンド「オレダブエコ」。この日はお二人の出会いや、ジョージさんが生まれ育ったケニアの現状、そのケニアで取り組むプロジェクトについてお話しいただきました。歌や踊りをとおして平和や協調性の大切さを伝えようと活動するお二人のお話しを聞き、あらためて音楽に宿る希望の力を感じました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]オレダブエコさん
旅で楽しむ食事
寄港地での食体験はもちろん、船内での日々の食事も「毎日の楽しみ」として挙げる方も大勢いらっしゃいます。2つあるレストランのうち、今日はメインダイニングでコース料理をいただきました。前菜、スープ、メインプレートにデザートと、数種類の中から好きな組み合わせで選べるのもうれしいポイント。今日一日を振り返りながら、美味しい食事をゆっくりと味わいました。
近代化以降の日本のあゆみ
戦後80年を迎えた今年、「TIME FOR PEACE(今こそ平和を)」と題した特別プロジェクトを実施中のNGOピースボート。これは、「過去の戦争を見つめ、未来の平和をつくる」というピースボート創設時の理念を掲げ直し、世界の平和を改めて希求する取り組みです。この日行われたのは、世界の平和へと目を向けるとともに、近代化以降の日本のあゆみを今一度振り返るための企画。知っていた、学んでいたつもりだった事実をもう一度捉え直し、歴史を振り返ることで未来に向けて何ができるのかを考える機会となりました。
「TIME FOR PEACE」の詳細についてはこちら
(NGOピースボートのサイトへ移動します)
夕暮れのひととき
一日の終わりを静かに告げる、海に沈む夕日。空と海が溶け合うその瞬間は、言葉では言い尽くせないほどの美しさがあります。波に揺られながら眺める、大海原に広がる夕暮れのグラデーションは、クルーズだからこそ味わえる、特別な贈り物です。ただ眺めているだけで、心は穏やかに満ちていくのを感じました。
罪と罰とは何か
水先案内人としてご乗船いただいている、作家で映画監督の森達也さんとともに、死刑制度について考える講座が行われました。ご自身の著作である『死刑』での取材経験をもとに、死刑制度の仕組みや、在置国・廃止国それぞれの考え方、メディアの報じ方をお話しくださった森さん。死刑制度について深く、多角的に考察する時間となりました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]森達也さん