クルーズレポート
マンサニージョ(メキシコ)に入港しました
「太平洋のエメラルド」ととも呼ばれる、メキシコの港町マンサニージョに寄港しました。カジキマグロをはじめとする水産業や貿易業で発展した町では、新鮮な魚介類をふんだんにつかったメキシコ料理を堪能しました。カラフルな街並みやビーチはリゾート感にあふれ、メキシコの太陽のもとのんびりと街歩きを楽しみました。
海を望みながら
長期のクルーズ旅行では、ご自身の趣味や、ずっとやりたかったことに挑戦される方も大勢いらっしゃいます。楽器を持参される方も多く、開放的な船内のさまざまな場所で、楽器演奏を楽しむ方の姿を見かけます。青空と澄んだ海を望みながら音を奏でるひととき――好きなことに思う存分向き合える豊かな時間が、ゆっくりと紡がれてゆきます。
メキシカンナイト
マンサニージョ寄港を前に、一足先にメキシコの文化を体感する「メキシカンナイト」が開催されました。メキシコのお祝い事にも登場する丸いくす玉「ピニャータ」を割って楽しんだり、メキシコを代表するお酒「テキーラ」を使ったカクテルも登場!現地在住の方から興味深いお話を聞いたり、Casa Hogar Los Angelitos A.C 民族舞踊団の皆さんの華麗なダンスも堪能し、会場はメキシコ一色に包まれました。
メキシコのダンスを踊ろう!
水先案内人として乗船中のメキシコの舞踊団「Casa Hogar Los Angelitos A.C 民族舞踊団」の皆さんと一緒に、メキシコの伝統的なダンスにトライする企画が行われました。初心者でもできる簡単なステップからはじまり、時には手拍子を入れたりしながら楽しく身体を動かします。陽気なラテンのリズムにのって、心も体もリフレッシュできました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]Casa Hogar Los Angelitos A.C 民族舞踊団さん
夜のプールを楽しむ
夜のプールデッキに響く、楽しそうな声――普段は太陽のもとで入るプールも、星空を背景にすると雰囲気が一変します。ご友人と楽しんだり、ゆっくりくつろいだりと、いつもとは違った特別な時間を過ごせたようです。
色彩あふれる工芸品
国土の4分の1以上が、自然公園や国立公園に指定されているコスタリカ。そんな環境先進国では、大自然の中に息づく、多様な生物たちをモチーフにしたお土産と出会えます。カエルやトカゲ、カメなど、中南米の雰囲気を感じさせる色彩豊かな置物を、旅の記念に購入しました。
プンタレナス(コスタリカ)に入港しました
寄港したプンタレナスは、中米コスタリカの太平洋に面した港町。国名が表す「豊かな海岸(コスタ・リカ)」の名のとおり、市街地から少し足を延ばせば豊かな自然が広がります。エコツーリズム先進国としても知られ、自然保護区でカラフルな樹上の鳥や野生動物たちを観察したり、マングローブの森をリバークルーズでめぐるなど、美しい自然を堪能しました。
ラテンフィエスタ
盛り上がる夜のデッキで行われていたのは、ラテンフィエスタ。サルサ、メレンゲ、バチャータなどの陽気なラテンミュージックが流れる中、見よう見まねで踊ったり、おしゃべりに花を咲かせたり――皆さんそれぞれに楽しいひとときを過ごしていました。
路上に生きる子どもたち
世界に1億人以上いるといわれる、路上や公共の空間で暮らす「ストリートチルドレン」。なぜ子どもたちは、リスクの高い路上での暮らしを選ばざるを得ないのか――この日の講座では、30年以上に渡り世界各地で取材を続けている水先案内人の工藤さんからお話を伺いました。子どもたちを取り巻く現実や、その背景にある深刻な貧困や格差について知ることで、「私たちにできることはなんだろう」と考える大切な時間となりました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]工藤律子さん
システマティックな通航劇
パナマ運河の魅力は、水と電気の力を駆使した緻密な通航シーン。運河の内陸部は海抜26mと高いため、標高差を超えるための閘門(水門)が何ヵ所も設けられています。細い水路に船が入ると閘門が閉じられ、両側の陸地を走る電気機関車が船を牽引。水位を上げて船を上昇させることで、標高差を超えてゆくのです。途中、豊かな自然に囲まれた湖や橋の下を通航するなど、約9時間かけて壮大な通航劇を楽しみました。