クルーズレポート
旅を彩るライブミュージック
船内では日々さまざまな場所で、専属ミュージシャンたちによる生演奏が行われています。お気に入りのソファや椅子に腰かけて、ゆっくりと音楽にひたる――そんなひとときが船旅の日常に溶け込んでいます。コーヒーを片手に、海の景色を眺めながら。あるいはおしゃべりの合間に、ふと耳を傾けて。思い思いのスタイルで、美しく心地よい演奏を楽しむことができます。
ゼーブルージュ(ベルギー)に入港しました
ベルギー北部の港町ゼーブルージュから向かったのは、無数の運河が張り巡らされた「水の古都」ブルージュです。ハンザ同盟の中心都市として栄華を極めたブルージュには、中世そのままの美しい街並みが残され世界遺産にもなっています。ベルギービールやワッフルなどの名物をお供に、歴史を感じる街歩きを存分に堪能しました。
ゼーブルージュの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]歴史を刻むベルギーの古都を訪ねて
世界遺産モン・サン・ミシェルへ
ル・アーブルから足を延ばして、フランスでも指折りの人気を誇る世界遺産のモン・サン・ミシェルを訪れました。遠浅の海にそびえる岩山に建つ美しい修道院は、ときに要塞や監獄として使用されるなどフランスの歴史に翻弄されながら姿を変えてきました。院内の美しさはもちろん、夕日を背に佇むその光景は忘れられない思い出となりました。
モン・サン・ミシェルの掲載記事はこちら
[クルーズコレクション] 憧れの風景を訪ねて、時を行き交うセーヌ川クルーズ
ル・アーブル(フランス)に入港しました
フランス西岸に位置する港街ル・アーブルは、印象派絵画の発祥地として知られています。画家のモネやブーダンが作品を描いた場所や、フランス有数の印象派コレクションが収蔵された美術館を訪れるなど、芸術家たちが愛した風光明媚な風景を舞台にアートをめぐる街歩きを楽しみました。
ステンシルアートを体験
先日、迫力あるライブペイントを披露してくださった、アーティストのDRAGON76さん。今日はDRAGON76さんが描いた下絵の型に、染料で色をのせてオリジナルアイテムを作るステンシルワークショップが開催されました。スポンジを使ってTシャツやバッグなど手持ちのアイテムに好みの色をのせていくと・・・おしゃれでクールなオリジナルアートが完成しました!
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[水先案内人紹介]DRAGON76さん
水彩画展示会
カルチャースクールの水彩画教室では、講師のレクチャーを受けながらそれぞれの作品づくりに取り組んでいます。この日はこれまで描いた作品の中間展示会が開催され、色とりどりの絵画がずらりと展示されました。鑑賞に訪れた人たちは、寄港地で見た心に残る光景や美しい朝日や夕日など、旅のワンシーンが甦るような作品をじっくり味わっていました。
LIVE ON DECK
快晴のプールデッキでライブペイントを披露してくださったのは、世界を舞台に活躍する、ニューヨーク在住のアーティスト・DRAGON76さん。自由で力強い筆さばき、そしてダイナミックな色彩表現は観る人の心をわしづかみにします。世界を旅する船の上で、アートが生まれる瞬間に立ち会える貴重な機会とあって、たくさんの人がその熱気を体感していました。
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[水先案内人紹介]DRAGON76さん
ポルト(ポルトガル)に入港しました
ユーラシア大陸の西の果てに位置する、ポルトガル第二の都市ポルトに寄港しました。赤い屋根が連なる世界遺産エリア「ポルト歴史地区」や、伝統の装飾タイル「アズレージョ」で飾られた教会や駅舎など、美しい街並みの散策を楽しみました。ランチには本場のポートワインとともにポルトガル名物に舌鼓をうち、心もお腹も大満足の一日となりました。
現代政治における気候変動
2008年から2016年までドイツ環境評議会の委員を務め、環境保護活動や環境政策、気候政策の策定について国際比較の観点から研究を続ける、水先案内人のミランダ・シュラーズさん。この日の講座では、昨今の米国やヨーロッパの政治状況をふまえながら、それらの政治が気候変動政策にどのような影響を与えているかについてお話しいただきました。
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[水先案内人紹介]ミランダ・シュラーズさん
夜空に瞬く星たち
夜を迎えた洋上。その主役となるのは、漆黒の夜空にきらめく星たちです。街灯りや視界を遮るもののない海の上では、肉眼でもたくさんの星たちを眺めることができます。一日の終わりに、デッキチェアに横たわり見上げる星空――忘れかけていた自然の素晴らしさに気付ける、特別な時間が流れてゆきます。