クルーズコレクション

ピースボートでゆく世界の寄港地 -リオデジャネイロ編-

リオデジャネイロ(ブラジル)

活気と自然が共存する、南米最大の都市リオデジャネイロを訪れる

陽光が降り注ぐ街並み、どこまでも続く青い海、そして山々に抱かれた美しい景観。リオデジャネイロは、ダイナミックな自然と活気あふれる文化が共存する街です。カーニバルやサンバの熱気が感じられる一方で、緑豊かな公園や静かな庭園では、地元の人びとがゆったりとした時間を過ごしています。都会でありながら自然がすぐそばにあるのが、この街の大きな魅力。歴史と伝統を守りながらも、新しい文化が次々と生まれるリオの街を歩けば、その多彩な表情に心を奪われることでしょう。

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Ⓒ Yoshida Taisuke

リオの海を感じる

リオの街を歩けば、青く輝く海と白い砂浜がどこまでも広がり、市内からさほど離れずとも美しいビーチが点在しています。ビーチ沿いでは人びとが音楽に包まれ、穏やかなひとときを楽しみながら、カフェやレストランでリラックスした時間を過ごす姿がうかがえます。ここでは、日常の合間に自然を楽しむことが当たり前で、開放的なライフスタイルを送ることがリオの人びとの魅力を作り出しているのです。

1 海辺のスポーツ

リオのビーチは、ただの観光名所ではなく、人びとの暮らしに深く根付いた場所。白砂が続くビーチでは、青い海を背景に地元の人びとが楽しげにサッカーをする姿が日常の風景です。フットサルはもちろん、よりテクニックを競うフッチメガや、足だけでボールを打ち合うフレスコボールなど、次々に新しいローカルの遊びが生まれるのも、ブラジルならではの光景。美しい海とともに、人びとの自由な発想や陽気な暮らしが垣間見える。それが、リオのビーチの魅力なのです。

2 踊るリオの夜

潮風が心地よいビーチ沿いのストリートで、どこから聞こえてくる陽気なサンバのリズム。カイピリーニャや冷えたココナッツジュースを片手に人びとが集まる場所に太鼓のビートが響き渡ると、自然と足が動き、見知らぬ人同士が肩を揺らし、手を叩き、笑顔が交わされる。観光客も地元の人びとも関係なく、音楽のリズムに身を委ねるこのひとときは、まるで魔法のような時間。ストリートサンバは、人びとがその場で感じる熱気や一体感こそが魅力であり、音と空気に包まれる夜のビーチにはリオの持つ“人生を楽しむ”というエネルギーが詰まっています。

3 ポン・ジ・アスーカル

ポン・ジ・アスーカルの頂上に立つと、視界いっぱいに広がるのは、緑濃い山々とどこまでも続く青い海のコントラスト。眼下に広がるビーチ、沖に浮かぶ小さな島々、そして果てしなく続く大西洋。時間とともに刻々と変わる光が海面に反射し、朝の静けさから日中の活気、そして夕暮れの幻想的な色彩へと表情を変えていきます。リオの海をこの高さから眺めると、その壮大さと息をのむ美しさに、ただ立ち尽くすばかり。自然の偉大さを肌で感じる瞬間が、ここにはあります。

Ⓒ Yoshida Taisuke

リオの自然を感じる

リオデジャネイロは、海だけでなく豊かな自然にも恵まれた街です。街の中心地からバスに揺られ20分もすれば、広大な緑や色とりどりの植物に出会えるスポットが点在しています。 熱帯気候ならではの美しい景観と、穏やかな空気が人びとを癒す。ゆったりとした時間を過ごしながら、都会とはまた一味違ったリオの一面に触れ、船旅の合間に自然を感じ楽しむことで、リオの魅力が旅の思い出をより深く彩り、またより深く味わえるでしょう。

1 リオデジャネイロ植物園

五感で楽しむこの緑の楽園は、自然が生き生きと息づく場所。中でもシンボルとなっているのは、空へとまっすぐ伸びるヤシの並木道。何世紀も前に植えられたこの並木は、時間がゆっくりと流れているかのような感覚を与えてくれます。森の奥に足を踏み入れれば、湿った香り、風にそよぐ木々の音、どこからか聞こえてくる鳥のさえずりが五感を刺激する。都市のすぐそばにありながら、まるでジャングルに迷い込んだような感覚を味わえるのが、この植物園ならではの魅力でしょう。

2 自然と味わう

そんな木々に囲まれた場所には、食事を楽しめる特別なレストランもあります。広々とした屋外エリアには、緑豊かな庭園の真ん中に配置されたテーブルが並び、爽やかな風を感じながら植物園や遠くのコルコバードの丘を眺めることができます。クラフトビール工場や心地よいリズムが響くライブミュージッククラブがあり、訪れる人びとを音楽の世界へと誘います。昼間の穏やかな時間から、夜のにぎやかなひとときまで、南米らしい多彩な楽しみ方が待っています。

3 黄金色の海辺

リオの人びとにとって、ビーチは生活の一部。朝はジョギングやビーチサッカー、昼は友人や家族とくつろぎ、そして夕暮れになると、思い思いの場所に集まります。

太陽がゆっくりと沈む時間は特別。ビーチに腰を下ろし、語らう人、音楽を奏でる人、ただ静かに波の音を聞く人——それぞれがこのひとときを楽しんでいます。空と海が黄金色に染まる光景を眺めながら、心がほどけていくような時間が流れるのです。

リオの名物を楽しむ

リオの街には、美しい景色だけでなく目を引く名物も数多く存在します。街を歩けば、色鮮やかなアートや独自の食文化にふれることができ、訪れる人びとの心を踊らせます。その土地を訪れたからには、歴史と芸術が融合した観光スポットや地元で愛される料理など、リオならではの名物をめぐりながら、ブラジルの文化を肌で感じてはいかがでしょうか。

1 セラロンの階段

街の一角に、ひときわ目を引くカラフルな階段があります。リオのラパ地区とサンタ・テレサ地区をつなぐこの階段は、215段すべてがカラフルなタイルで覆われ、まるで一つの巨大なキャンバスのよう。タイルは世界60カ国以上から集められたもので、よく見ると各国の文化や歴史を映し出すデザインが隠されています。訪れる人びとが持ち込んだタイルも加えられ、今もなお進化を続けるこの階段は、まさに“生きたアート”。光が当たる角度や時間によって表情を変えるため、どの瞬間も唯一無二の美しさを見せてくれます。

2 アサイボウル

街を歩けば、カフェや屋台で必ず目にするのがアサイボウル。観光客向けのおしゃれなカフェではフルーツたっぷりのスタイルが主流ですが、地元の人びとは砂糖を混ぜて甘くしたアサイをシンプルに楽しむことが多く、ビーチ沿いの屋台で買って、波の音を聞きながら味わいます。暑いリオの気候の中で、ひんやりとした一口が身体に染み渡る爽快感は、ここでしか味わえない贅沢です。

3 フェイジョアーダ

ここを訪れたら一度は味わいたい名物料理がフェイジョアーダ。そのルーツは、かつて農園で働いていた人びとが少ない材料で作った素朴な料理にあると言われていますが、今ではブラジル全土で親しまれる国民食になりました。週末になると、多くのレストランがフェイジョアーダの日を設け、ゆったりとした時間の中でこの伝統の味を楽しむのが定番です。

Ⓒ Yoshida Taisuke

ファベーラ:リオの素顔に触れる

リオの丘の斜面には、カラフルな家々が密集する「ファベーラ」と呼ばれるコミュニティが広がっています。もともとは20世紀初頭、地方から仕事を求めて移住した人びとが住み始めたのがはじまりです。当初は政府に正式な居住地として認められておらず、水道や電気といった基本的なインフラも整わず、家を立てても取り壊されることも多かったため、長い間、経済的な困難や治安の問題と結びつけられることが多かったファベーラですが、近年では新たな変化が生まれています。観光客向けのツアーが行われるなど、外の世界との交流が増加し、政府にも徐々に認められるようになってきました。住民同士の強い結びつきや、リオらしい活気に満ちた暮らしぶりを目の当たりにすれば、ファベーラは単なる「貧困地域」ではなく、ブラジルの文化と人びとのたくましさを象徴する場所であることに気づくはずです。

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