クルーズレポート
水彩画展示会
カルチャースクールの水彩画教室では、講師のレクチャーを受けながらそれぞれの作品づくりに取り組んでいます。この日はこれまで描いた作品の中間展示会が開催され、色とりどりの絵画がずらりと展示されました。鑑賞に訪れた人たちは、寄港地で見た心に残る光景や美しい朝日や夕日など、旅のワンシーンが甦るような作品をじっくり味わっていました。
LIVE ON DECK
快晴のプールデッキでライブペイントを披露してくださったのは、世界を舞台に活躍する、ニューヨーク在住のアーティスト・DRAGON76さん。自由で力強い筆さばき、そしてダイナミックな色彩表現は観る人の心をわしづかみにします。世界を旅する船の上で、アートが生まれる瞬間に立ち会える貴重な機会とあって、たくさんの人がその熱気を体感していました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]DRAGON76さん
ポルト(ポルトガル)に入港しました
ユーラシア大陸の西の果てに位置する、ポルトガル第二の都市ポルトに寄港しました。赤い屋根が連なる世界遺産エリア「ポルト歴史地区」や、伝統の装飾タイル「アズレージョ」で飾られた教会や駅舎など、美しい街並みの散策を楽しみました。ランチには本場のポートワインとともにポルトガル名物に舌鼓をうち、心もお腹も大満足の一日となりました。
現代政治における気候変動
2008年から2016年までドイツ環境評議会の委員を務め、環境保護活動や環境政策、気候政策の策定について国際比較の観点から研究を続ける、水先案内人のミランダ・シュラーズさん。この日の講座では、昨今の米国やヨーロッパの政治状況をふまえながら、それらの政治が気候変動政策にどのような影響を与えているかについてお話しいただきました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]ミランダ・シュラーズさん
夜空に瞬く星たち
夜を迎えた洋上。その主役となるのは、漆黒の夜空にきらめく星たちです。街灯りや視界を遮るもののない海の上では、肉眼でもたくさんの星たちを眺めることができます。一日の終わりに、デッキチェアに横たわり見上げる星空――忘れかけていた自然の素晴らしさに気付ける、特別な時間が流れてゆきます。
街のマーケットへ
テネリフェ島の街歩きでは、地元の人でにぎわうマーケットを訪れました。箱いっぱいに並べられた野菜やフルーツの数々。中には初めて目にする食材もあり、思わず足を止め見入ってしまいます。味や調理方法、その先にある人びとの生活に思いをはせる――旅で出会う未知なる光景は、いつも刺激にあふれています。
テネリフェ島(スペイン)に入港しました
船が寄港したのは、大西洋に浮かぶカナリア諸島最大の島、テネリフェ島です。本国スペインよりもアフリカ大陸に近く、その地理的特性から、さまざまな地域の文化交流の足跡が街を彩ります。世界遺産の歴史地区サン・クリストバル・ド・ラ・ラグーナでは、カラフルな家々や美しい教会が並び、大航海時代の街並みが迎えてくれました。
プラスティック汚染の脅威
日本ユネスコ協会連盟の元事務局長として、約30年にわたり世界遺産の保護や広報に携わってきた水先案内人の吉岡淳さん。今日は、近年ニュースなどでも耳にする「マイクロプラスチック」が、海を通じて地球規模で汚染を引き起こしている現状をお話くださいました。便利すぎる現代の暮らしを見直し、地球に負荷をかけない生き方を語る吉岡さんのお話を、皆さん熱心に聞き入っていました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]吉岡淳さん
ポルトガルの世界遺産
中国国家博物館や故宮博物館など、国内外の研究機関で世界遺産についての講座を行っている水先案内人のタン・ホァイユーさん。この日は、まもなく寄港するポルトガルにある世界遺産について、文明の興りやその時代背景を含め、丁寧に解説してくださいました。寄港前からその土地の文化や歴史にふれることのできるレクチャーは、訪れる国々での時間をさらに有意義なものにしてくれるでしょう。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]タン・ホァイユーさん
海をながめる時間
船が通過したあとに残る、白く波立つ“潮の路”――。「航跡」とよばれる波や泡の跡は、大海原をゆく船旅だから出会える特別な光景です。時には、彼方へと続いてゆく航跡が「これまでの人生と重なる」と語る方もいらっしゃるなど、海が見せるさまざまな表情が旅のロマンを誘います。