クルーズレポート
南アフリカの歴史
南アフリカに向かって航海中のパシフィック・ワールド号。船内では、ヤコブ・マイリングさんによる南アフリカに関する講座が行われました。ヤコブさんは南アフリカなどで若い世代のリーダーシップ育成などを行う財団で働いています。講座では、南アフリカのアパルトヘイトの歴史や偏見、争いなどについてお話いただきました。
学びの時間
NGOピースボートでは、洋上や寄港地で地球規模の問題に対して体験をしながら理解を深める「地球大学」プログラムを実施しています。今クルーズでもさっそく授業が開始され、受講生たちは、ゲストの方々の話を聞きながらメモを取ったり自分の考えをまとめたりと、意欲的に取り組んでいました。
音楽を楽しむ時間
バーやイベントなどでおなじみの専属バンドやミュージシャンによる、スペシャルライブが開催されました。誰もが知る名曲をはじめさまざまな曲が演奏され、一緒に歌ったり手拍子をしたりと、みなさんで音楽を楽しむことができました。
ポートルイス(モーリシャス)に入港しました
インド洋に浮かぶモーリシャスは、青い海が広がりリゾート地としても人気が高い場所です。かつては植民地時代が続き、アフリカやインドなどから「契約移民労働者」が送られてきていた歴史があり、さまざまなルーツを持つ人が混ざり合いそこからモーリシャスのクレオール文化が誕生しました。美しい海はもちろん、歴史や文化を学ぶオプショナルツアーも実施され、有意義な時間を過ごすことができました。
星空観望会
船以外のあかりがなく、建物など空をさえぎるものがない海の上では、どこまでも広がる星空を見ることができます。デッキで行われた南半球の星空を眺める観望会では、夜空にきらめくたくさんの美しい星を見ることができました。
水彩画教室
カルチャースクールの水彩画教室は、初心者でも講師の先生が丁寧に解説してくれるので安心です。「趣味を広げたい」「寄港地の思い出を水彩画で残したい」と、たくさんの方が受講しています。
和太鼓を体験
各国の文化を知るイベントとして「加茂網村太鼓」の代表による和太鼓教室がひらかれました。撥の持ち方や叩き方などがレクチャーされ、参加したみなさんは、真剣な表情で取り組んでいました。
日本文化を体験
国際色豊かなピースボートクルーズでは、各国の文化を知るイベントが多数行われます。今回は、尺八の演奏やかるた、けん玉、お手玉、書道などの日本文化を体験するイベントが実施され、たくさんの人で賑わいました。
カンボジア地雷問題検証ツアー報告会
NGOピースボートでは、カンボジアなど地雷埋設国で地雷除去を実施している政府機関やNGOを支援する「地雷廃絶キャンペーン(P-MAC)」プロジェクトを行っています。今クルーズでは、香港で船を一時下船しカンボジアへ向かい、地雷被害者の自立を支援する団体や、プロジェクトの支援により地雷が除去された村を訪問する5日間のオプショナルツアーが実施されました。ツアーに参加したメンバーによる報告会が行われ、多くの人がメンバーの声に耳を傾けました。
地雷廃絶キャンペーン(P-MAC)についてはこちら
(NGOピースボートのサイトへ移動します)
地雷廃絶キャンペーン(P-MAC)の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]旅先で出会った地雷問題