Voyage119が出航しました


Voyage119が出航しました

2024年12月10日(火)・11日(水)、Voyage119が横浜港・神戸港より出航しました。執り行われた出航式では、ビクター・アリモフ船長が「皆さまをパシフィック・ワールド号にお迎えできたことをうれしく思います。乗組員一同、すべての皆さまにとって素晴らしい航海になるよう、全力を尽くします。今回は、ピースボートが初めて南半球を訪問してから25年目という特別なクルーズです。今日まで受け継いできたものを引き継げるということを大変光栄に思います。それでは、いってきます。」その言葉に、集まった方々から大きな拍手が起こりました。

送迎デッキにはお見送りに駆け付けた方の姿が見られ、手を振ったり連絡を取りあったり、和太鼓のパフォーマンスが行われたりとにぎやかな雰囲気に包まれています。そして迎えた出航の時。「いってきます!」「いってらっしゃい!」そんな声があちらこちらから聞こえる中、パシフィック・ワールド号はゆっくりと岸を離れていきます。さぁいよいよ南半球をめぐる世界一周クルーズの幕開けです。

日本を出航したパシフィック・ワールド号は、南半球へ。アフリカ大陸と南米大陸を訪れ、広々とした山々と美しい氷の世界が視界いっぱいに広がる白い大陸、南極へ。パシフィック・ワールド号での南極遊覧は、驚きと発見にあふれ、この旅の素敵な思い出になることでしょう。

今クルーズでは、「SDGsユース・プログラム」としてSDGsに関わる取り組みを行っている世界各国の若者が乗船し、海にまつわる事柄を学んだり、船内でも関連する講座を実施予定です。そのほか、大型客船の特性を活かし、寄港地のニーズに合わせて支援物資を届ける「UPA国際協力プロジェクト」などを行います。

寄港地だけでなく、洋上での時間をより充実したものにしてくれる「水先案内人」として、医師・作家の海堂尊さんや、国際ジャーナリストであり元朝日新聞記者の伊藤千尋さん、今クルーズで寄港するリオデジャネイロのファベーラについて詳しいジャーナリストの下郷さとみさんなど、世界各地から多くの方にご乗船いただき、寄港地を紹介する講座や文化を体験できるパフォーマンスステージなどを行っていただく予定です。

クルーズの様子は、クルーズレポートにてご覧ください。
Voyage119 クルーズレポートはこちら

地球一周の船旅 Voyage119
クルーズディレクター 田中 洋介

Voyage119では、ピースボートクルーズならではの南半球をめぐる航路です。地球が創り出した絶景が広がるアフリカ、南米、そして南太平洋の寄港地を訪れます。そして旅のハイライトとなる南極遊覧では、どんな風景に出会えるのか、期待が高まります。
日本をはじめ、世界各地からご乗船いただく皆さまと、洋上でお会いできる日を心より楽しみにしております。

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