サルヴァドール
サルヴァドール
アフロ文化が語るブラジルの発祥の地
ビーチ
世界遺産
現バイーア州の州都・サルヴァドール。コロニアルな街並みが美しく、ポルトガル統治時代の首都として交易で栄えました。「サンバやブラジル音楽」発祥の地とも言われています。
大航海時代に交易で栄えた街
バロック建築ではブラジルの最高峰と言われる「サンフランシスコ教会」。外観からは想像しえない、金色に統一された内装の煌びやかさから、「黄金の教会」と呼ばれています。 そして、「サルバドール・デ・バイア歴史地区」の一角にあるのが、カラフルな街並みが魅力的な「ペロウリーニョ」。かのマイケル・ジャクソンがプロモーションビデオを撮影した場所としても有名で、お土産店やレストランが並ぶ散策を楽しめます。広場からは、サルヴァドールの街並みを一望することができるので、カフェのテラスでのんびり過ごすのもおすすめです。
アフロ・ブラジル文化
大西洋に面したサルヴァドールは、300年に渡り続いた奴隷制度による黒人たちのブラジル到着港でもありました。苦しい現実をこの地で生きることになった彼らによって「アフロ・ブラジル文化」は生まれました。 アフリカからもたらされた音楽や衣装、ダンスなどがブラジル文化とミックスされ、サンバが生まれ、ダンスのような格闘技・カポエラへと発展したと言われています。街のどこからともなく聞こえてくるサンバのリズム、カンドンベの音色がその文化を物語っています。そんな「ブラジル」を体感することが、この街一番の見どころかもしれません。