水先案内人

ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。

ビデオメッセージ

これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)

...
ステファニー・トレス Stefanie TORRES

(海洋生物学者・海洋教育者、SOAペルー代表、SDGs ユースプログラム・パタゴニア航海2024参加者)

海洋生物学が専門の環境活動家。海洋保護区、気候変動対策の提唱、小規模漁業に重点を置きつつ、若手リーダーや沿岸コミュニティが海洋保護に取り組めるよう尽力している。国連海洋会議、国連気候変動枠組条約(COP27およびCOP28)、2024年国連生物多様性会議(CBD COP16)、国際海底機構総会など、世界的なフォーラムで若者の代表を務め、若者の声明の作成と交渉に貢献してきた。ペルーでは彼女の提言が「マール・トロピカル・デ・グラウ国立保護区」の創設と、深海採掘の一時停止のための全国的な要請に貢献した。また科学、政策、そして地域の知見を結びつける若者ボランティア・プログラムや、革新的な海洋教育イニシアチブを共同開発している。海洋環境や生態系への理解促進とそれらをわかりやすく伝えることに情熱を注ぎ、積極的に海洋問題に取り組む次世代を育成する創造的なプログラムを設計している。

...
ムン・アヨン MOON A-Young

(ピースモモ創設メンバー・代表)

コスタリカの国連平和大学(UPEACE)にて平和教育学修士号取得。小学校教員として韓国国内の学校に務めた後、ユネスコアジア太平洋国際理解教育センターのジュニアプログラムスペシャリストとして勤務。入試中心の教育現場に失望する中で平和教育というテーマに出会い2012年にピースモモを設立。以来、人々の「学び合い」の経験の場を多く作り提供してきた。ファシリテーションのプロフェッショナルとして、多数のワークショップをリードするだけでなく、国際会議にも韓国代表として多数登壇する他、軍備統制・軍縮を研究するストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の年鑑を韓国語に翻訳・要約する作業や、韓国教育庁の諮問委員会メンバーも兼任するなど、幅広い層の人々の厚い信頼を得ながら携わる活動は多岐にわたる。

...
イヒラウ・ピトン Ihirau PITON

(科学・文化コンサルタント、社会科学修士課程学生)

マオヒ・ヌイ/フランス領ポリネシアの歴史、文化、そして人々の声を伝えることに情熱を注ぐ、タヒチ島の先住民。NGOや大学、政府機関との協働を通じて、文化や環境問題についての啓発活動をしている。文化財団、学生のリーダーシップ、アドボカシー活動に積極的に関わることで世代間の架け橋を築き、若者が自らのルーツを再発見しつつ、ビジターたちと有意義な対話ができるように後押ししている。その文化振興活動には、彼の教育・地域奉仕・研究の経験が活かされている。タヒチ島、モーレア島、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校などでプロジェクトを発表し、常に先住民族であるマオヒの視点を強調してきた。講演では物語の話術、文化的知識、そして自分の民族への強い責任感を融合させている。イヒラウは、インスピレーションと理解こそが、すべての人々のための、より良い世界を構築する強力な手段だと信じている。

...
マハーニ・テアーウェ Mahani TEAVE

(ピアニスト、NGOトキ・ラパヌイ共同創設者)

受賞歴のあるピアニストで、故郷のイースター島出身者で唯一のプロのクラシック演奏家。人道支援活動家としての側面も有する、クリエイティブな世界と教育・環境活動をつなぐ先駆的なアーティストである。デビューアルバムの『ラパ・ヌイ・オデッセイ(Rapa Nui Odyssey)』はビルボードチャートで1位を獲得し、批評家から絶賛された。BBCミュージック・マガジンは彼女の「自然体のピアノ演奏」と「見事な芸術性」を称賛している。彼女のドラマチックな半生は、15回のエミー賞受賞歴を持つ映画監督ジョン・フォーセンによる新作ドキュメンタリー『Song of Rapa Nui』で描かれている(Amazon Prime Videoで全世界に配信中)。キャリアが急上昇しつつあった30歳の時に故郷に戻ることを決意し、イースター島初の音楽学校「トキ・ラパ・ヌイ」を設立。生態系を重視したこの学校は自立的に運営され、再生可能な天然資源や急速に失われつつある島の文化遺産について子どもたちに教育する場となっている。

...
本橋 哲也 MOTOHASHI Tetsuya

(英文学者、翻訳家)

1955年東京生まれ。東京大学文学部卒業。イギリス・ヨーク大学大学院英文科博士課程修了。2025年3月に東京経済大学教授を退任。専門はイギリス文学、カルチュラル・スタディ一ズ。さまざまな出来事を自分事として捉え、自分の言葉で応答することに重きを置いている。2021年より国際演劇評論家協会日本センター会長も務める。主な著訳書に『映画で入門 カルチュラル・スタディーズ』『カルチュラル・スタディーズへの招待』『ほんとうの「ゲド戦記」』(大修館書店)、『本当はこわいシェイクスピア』(講談社選書メチエ)、『ポストコロニアリズム』(岩波新書)、ガヤトリ・スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』(共訳,月曜社)、ロバート・ヤング『ポストコロニアリズム』(岩波書店)等。

...
トム・健・ヤマモト Tom Ken YAMAMOTO

(イリアヒ小学校の元教育者、ハワイ沖縄連合会(HUOA)の元会長)

ハワイ州教育省に32年間勤務したのち、イリアヒ小学校の教員として働いた。在職中は副校長、学級担任やリソースティーチャーを務め、ウクレレプログラムや生徒会のアドバイザーも担当。2016年にはハワイ沖縄連合会(HUOA)の会長を務め、毎年実施されている「ハワイ・沖縄学生交流プログラム」の調整と運営を担当。また、過去27年間にわたり「琉球古典安冨祖流音楽研究朝一会ハワイ支部」に所属し、琉球古典音楽に取り組んできた。歌三線においては、3段階ある資格のうち2つ目の認定を受けている。さらに「ハーラウ・カウラカヒ」のメンバーとして40年以上フラを踊り、世界的に有名な「メリーモナーク・フラ・フェスティバル」にも参加した経験がある。

...
リン・ジェイミー・ラプ・トゥキ Lynn Jaime RAPU TUKI

(ラパ・ヌイ(イースター島)文化大使)

ラパ・ヌイの人々の芸術と伝統を広める著名な推進者。1969年にラパ・ヌイで生まれ、幼い頃から故郷の文化に深い関心を示した。現在、彼が教える多くの知識は、教師であるパピアノ・イカ、ルイス・パテ・パオア(キコ・パテとして知られている)、リカルド・ヒトなどから学んだものである。1996年、音楽、舞踊、言語、祖先の習慣を自由に教えるための場としてマアラヌイ文化アカデミーを設立。同じ年にカリ・カリ文化バレエ団を創設。このグループは、ラパ・ヌイ文化を国際的に広めるうえで重要な役割を果たしている。文化人類学者であり、アオ・トゥプナ財団の共同創設者でもあるマイマ・チン・チー・イェンと結婚しており、彼女と共にラパ・ヌイの文化と言語の保存と促進を目的とした様々なプロジェクトに取り組んでいる。

...
ロス・チョロス Los Cholos

(ペルー伝統音楽グループ)

1999年からペルーの様々な伝統音楽の調査、解釈、普及に取り組む音楽グループ。現在のメンバーは、ヘンリー・ゲバラ(声楽、管楽器、パーカッション)、ゴメル・バルベルデ(ギター、声楽)、リカルド・ガルシア(チャランゴ)、バシリ・ゴイティゾロ(アンデス管楽器、ベース、パーカッション)の4名。約26年にわたる活動の中で6枚のアルバムを制作し、国内外を問わず絶え間なく作品を発表し続けている。その活動は、ペルーの伝統的音楽文化の中で評価されている。

...
ダニエル・カセレス・バルトラ Daniel CÁCERES BARTRA

(サステナブル・オーシャン・アライアンス(SOA)ヒスパノアメリカ代表、海洋生物学者)

海洋生物学者であり、ダイビングインストラクター、環境保全イニシアティブ「Darwin200」のメンバーを務める。海洋保護の活動家として持続可能な海洋活動の推進や人々に行動力を与えることに情熱を注ぎ、2015年に「Cuidando el mar(海を見守る)」を設立、2017年にはSOAペルーを立ち上げた。SOAペルーは現在、ペルー国内で最大の若手海洋リーダーネットワークとなっている。大統領候補ヴェロニカ・メンドーサの海洋アドバイザーも務め、エド・マラガ議員および気候変動委員会と共に、ラテンアメリカ初となる深海採掘モラトリアム法案を提案した。2016年には、ペルーの持続可能な開発に最も貢献した若者として「ペルー版フレルヤック・メダル」を受賞。2023年にはフォーブス誌により「ラテンアメリカで最も気候問題に取り組む人物100人」に選ばれ、2025年にはExplorers Clubより「今年の探検家50人」にも選出された。

...
張 樑 ジャン・リャン ZHANG Liang

(登山探検家)

中国深圳市登山戸外運動協会会長。2000年から2018年までの18年間に36回の登山を行い、そのうち標高8000メートルを超える14の雪山登頂を達成、さらに七大陸最高峰の完全制覇を成し遂げた。2005年12月には7日間で120キロを歩き南極点に到達、2008年5月には20日間で600キロを歩き北極点に到達。この「14(8000メートル峰)+7(七大陸最高峰)+2(両極点)」という総合チャレンジを達成した中国初、世界で2人目の人物である。「生死を超越し、ひたすら前進せよ。誰もが自らが思い描く高峰を超えられる」と語る。人類の登山探検における究極の夢への挑戦以外にも、様々な社会公益事業に尽力している。

1 2 3 4 5 29
TOP