地球一周の船旅 2028年4月 Voyage129(ヨーロッパ&アラスカコース)
寄港地のご案内
コースの寄港地
各訪問地は季節や曜日、時間帯によっては、営業していないことがあります。
国土の大半が美しい森と清らかな湖に覆われた、北欧の国フィンランド。人びとは愛する自然の中でサウナやハイキングを楽しみ、ささやかで丁寧な暮らしを営んでいます。
本場でサウナ体験
近年、日本でもトレンドのサウナは、フィンランドが発祥。「Sauna」はフィンランド語で、フィンランドの人びとはサウナをリラックス、そして家族や友人との団らんの場として利用しています。フィンランドの伝統的なサウナは、薪を燃やして室内を温めるタイプ。入ると、木の香りと柔らかな蒸気が全身を包みます。サウナのあとは、プールや湖でクールダウン。ヘルシンキ市内にも気軽に利用できる公共サウナから、スタイリッシュな雰囲気の最新サウナまでさまざまなサウナが揃い、地元の人に混じっての本場のサウナ体験が楽しめるでしょう。
緑に包まれたひとときを
フィンランドの人びとは、国や民族のことを「スオミ(Suomi)」と呼びますが、その語源は湖や池を意味する「スオ(Suo)」からきたと言われています。国土の80%が森や湖沼、河川や農耕地という、まさに自然の宝庫であるフィンランド。首都ヘルシンキの郊外にあるヌークシオ国立公園には、濃緑の森と静かな湖が広がり、地元の人びとが自然の中でリラックスする光景が見られます。誰もが自然の恵みを享受することができる「自然享受権」が根付いた北欧の国。心地よい空気に満ちた自然の中を歩けば、自然を分かち合い、敬うフィンランドの人たちの哲学にふれられます。
ぬくもりに満ちた北欧デザイン
ヘルシンキでの楽しみのひとつが、機能性とデザイン性にあふれた「北欧デザイン」との出会いです。長く暗い冬が続く北欧の国では、家の中でいかに快適に心地よく過ごすかが大きなテーマ。何気ない食卓を飾るカラフルな食器や、温かみを感じる照明。使い手のことを考えられたインテリアなど、良質なアイテムが生活を豊かに彩ります。食事に訪れたレストランでも、北欧らしい遊び心ある色使いや、洗練されたインテリアが出迎えてくれるでしょう。食事はもちろん、インテリアやテーブルウェアなど、目でも舌でも“北欧の味”が堪能できます。