クルーズレポート
ドキュメンタリー映画「JARA(傷跡)」
現在船が航行する南太平洋・ポリネシアの海域は、かつて多くの核実験が行われた場所でした。本日は、同じく1949年から40年以上に渡って旧ソ連による核実験が行われた中央アジアのカザフスタンを舞台に、現地で生きる人びとの苦悩や、環境破壊の実情に焦点を当てたドキュメンタリー映画を上映する企画が行われました。核実験は過去の話ではなく、数十年経った今も人びとを苦しめ続けていること――映画の上映を通して、あらためて世界一周の旅の中で“世界の今”を目の当たりにする時間となりました。
ワールド・カルチャー・ショー
この日行われたクルージングパーティーのテーマは、「ワールド・カルチャー」。世界各地の文化にふれることのできる、さまざまなイベントが開催されました。ステージでは世界の各地域の踊りや歌を披露するショーが行われ、バリ舞踊やアルゼンチンタンゴ、フラやアリラン、日本舞踊など伝統と美しさが感じられる素晴らしい演目が次々と披露されました。観覧に訪れた人たち、もそれぞれの地域の民族衣装や訪れた寄港地にちなんだ装いをするなど、特別な時間を過ごしていました。
ハワイの文化 ~フラと音楽~
ハワイ沖縄連合会の会長を務め、ハワイ州教育省や小学校教員など長年に渡りハワイの教育に携わってこられた水先案内人のトム・健・ヤマモトさん。本日の講座ではハワイの文化として、おもにフラや音楽にまつわる歴史的・文化的な意味合いをお話しくださいました。フラやハワイアンミュージック、ウクレレなど、世に知られたものが多いハワイの文化。その背景にある歴史や神話の伝承などを知り、ハワイの文化がより一層魅力的なものに感じられました。
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[水先案内人紹介]トム・健・ヤマモトさん
ある伝言のゆくえ
長年ペルーに居住してきた水先案内人の義井豊さん。写真家として活躍する一方、幼いながらも働かざるを得ないペルーの子どもたちを支援するNGOの代表を務めるなど、ペルーの子どもたちの声に耳を傾けてきました。そんな義井さんがお話しくださったのは、19歳で4人の命を奪った永山則夫死刑囚が遺言で残した「ペルーで生きる貧しい子どもたちへの想い」。永山死刑囚の生い立ちや贖罪、そして彼はなぜペルーの子どもたちを支援したいと願ったのか――義井さんのお話を通して、貧困や教育、死刑制度などさまざまな視点から「公正な社会とはなにか」を考える時間となりました。
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[水先案内人紹介]義井豊さん
ナプキンアート
船内の公共スペースに、一枚のナプキンでかたちづくられた美しいナプキンアートが飾られていました。これは本船のクルー(乗組員)たちの手によってつくられたもの。近日中に参加者向けのナプキンアート教室も開催される予定で、道行く人たちも立ち止まってその繊細な技を眺めていました。
人気のプールエリア
船の屋上デッキには、2つのプールと3つのジャグジーが備えられています。暖かい気候が続くときは、プールで泳いだり、日光浴を楽しむ人の姿も見られます。プールサイドにはデッキチェアやタオルも用意されており、リフレッシュや健康維持など、さまざまな目的で幅広い年代の方たちに利用されています。
旅の間も美しく
長期間にわたるクルーズ旅行では、散髪やヘアカラーなど、髪のみだしなみが気になる場面も出てきます。そんなときに利用したいのが、船内にある美容室。カットやカラー、パーマはもちろん、パーティーや発表会でドレスアップする際のヘアセットにも対応しています。最近では、寄港前に髪を整えてから街歩きを楽しむという声も聞かれるなど、クルーズライフには欠かせない施設のひとつとなっています。
オロンゴ岬を眺めて
3日間の寄港を終え、イースター島沖に停泊中の船はゆっくりと動き出します。船が島を横切る際、鳥人伝説の残るオロンゴ岬が見えました。オロンゴ岬は、かつて島の戦士たちが険しい崖から海へと飛び込み、対岸にそびえるモトゥ・ヌイ島から海鳥の卵をいち早く持ち帰るための競争が行われた場所。船のデッキから眺めるイースター島は、今なお神秘的な雰囲気をまとい、いつまでも眺めていたくなる光景でした。
ラパヌイ・パフォーマンスステージ
イースター島沖に停泊中の船に、地元のミュージシャンやダンサーで構成された「ラパヌイ民族舞踊団」の皆さんをお招きし、島に伝わる伝統楽器やダンスで魅せるパフォーマンスステージが開催されました。リズミカルな演奏と、勇壮でしなやかなダンスを披露してくださったメンバーの皆さん。普段はなかなか接することのできないラパヌイの音楽やダンスにふれ、あらためてこの地に残る文化の奥深さに惹きつけられました。
イースター島(チリ)に入港しました
島内に約1,000体のモアイ像が残るイースター島は、現地の言葉で「ラパ・ヌイ(大きな大地)」と呼ばれています。15体のモアイが立ち並ぶアフ・トンガリキや、かつてモアイの製造工場だったといわれるラノ・ララクなどを訪れました。またモアイだけでなく、島の文化を継承する現地の人びととの交流も楽しみ、特別な時間を過ごしました。
イースター島(チリ)の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]謎とロマンに彩られた絶海の孤島