クルーズレポート
カヤオ(ペルー)に入港しました
太平洋を渡ったパシフィック・ワールド号は、南米ペルーの港町カヤオに寄港しました。マチュピチュ遺跡やインカ帝国時代の首都クスコなど、数々の世界遺産を擁するペルーの海の玄関口で、たっぷり4日間の滞在を楽しみます。この日はまず、アンデス文明の聖地とされる世界遺産のマチュピチュへ。曲がりくねった山道を登った先に広がる幻想的な光景は、ただただ圧巻としか言いようがありません。雲がかる山間に佇む神秘の遺跡、そしてこれらを生み出した人びとや文明に思いを馳せながら、世界遺産マチュピチュでの時間を堪能しました。
マチュピチュの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]聖なる巡礼地・マチュピチュを訪ねて
カフェで過ごす時間
アトリウムやレセプションなどが隣接する5階エリアには、「インターナショナルカフェ」が設けられています。コーヒーや紅茶などのドリンク類に加え、パンやケーキ、ホットサンドといった軽食メニューも充実。海を望む席でゆったりとくつろいだり、ご友人との歓談の場所としたりと、日々たくさんの笑顔で賑わっています。
タオルアート
バスタオルやフェイスタオルを使って、動物などの可愛らしい姿を作り上げるタオルアート。クルー(乗組員)の説明を聞きながら、ねじったり折り込んだりを繰り返すと・・・なんとも愛らしいタオルアートが完成しました。1枚のタオルが自在に姿を変えていく様子は魔法のようで、参加された皆さんはクルーの手順を確認しながら、楽しそうにそれぞれの作品を仕上げていました。
航路と航海の雑学
本船事務局長による、今クルーズの航路や航海にまつわる雑学を楽しむシリーズ企画がはじまりました。この日は、神戸出航以降の航路を振り返り、ここからリオデジャネイロまでの航路が紹介されました。また、船の特殊な構造についてや、ここでしか聞けないような航海にまつわる専門的なお話もあり、会場に集まった方たちは熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
国連公海条約発効を記念して
ピースボートクルーズは、国連の「SDGs(持続可能な開発目標)」を推進するキャンペーンシップです。17の目標のうち、とりわけ14番目の目標「海の豊かさを守ろう」を重視し、これまで海洋生態系の保全に取り組む若者たちを船に招くなどさまざまな企画を実施してきました。
そしてこの日、2026年1月17日は、地球の過半を占める公海(国際水域)の海洋生物を保護するために締結された『国連公海条約』が発効された記念すべき日。そんな歴史的な日を洋上で迎えるにあたり、「海の豊かさを守りたい」という共通の想いを込めて“青いもの”を身に着けた皆さんが集合し記念写真の撮影が行われました。まさに公海を航行中の今、洋上から国連公海条約の重要性を発信する貴重な機会となりました。
生演奏で楽しむ社交ダンス
船内のバーで行われた社交ダンスパーティーでは、本船専属バンドの弦楽奏に合わせて踊る人たちの姿が見られました。日頃から素晴らしいライブミュージックを奏でてくれる弦楽バンドの生演奏をバックに、優雅にステップを刻む特別な時間――皆さん、生演奏ならではの贅沢なひとときを楽しまれていました。
夏祭り
南米大陸に向けて航海を続けるパシフィック・ワールド号の船上では、夏祭りが開催されました。屋内ブースでは、ヨーヨー釣りや輪投げ、的当てなど、童心に返って楽しめる催しも登場。陽気に照らされた屋外エリアでは、さまざまな国や地域のダンスが披露され、最後は盆踊りタイムも!夕景に染まるデッキは、いつまでも夏祭りの熱気と余韻に包まれていました。
ラパ・ヌイとペルーを結ぶ:公海の新時代
ラパ・ヌイ(イースター島)から乗船された、海洋生物学がご専門の水先案内人ステファニー・トレスさんの講座が行われました。海洋保護や気候変動対策の提唱、そして世界的環境フォーラムにおいて若者の代表を務めるなど、海洋環境や生態系への理解促進に情熱を注がれてきたステファニーさん。この日の講座ではラパ・ヌイとペルーという、遠く離れた海域をつなぐ深海生態系を紹介してくださるとともに、海洋環境の保護と国際協力のあり方についてお話しくださいました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]ステファニー・トレス Stefanie TORRESさん
星空観望会
夜のデッキで行われていたのは、水先案内人で関西モバイルプラネタリウム代表を務める、小関高明さんによる『星空観望会』。小関さんの解説を聞きながら、頭上にまたたく星たちを眺めました。クルーズが始まった頃の北半球と比べて、現在航行する南半球では、星座の位置や向きが逆さまに見えます。普段とはちがう星の並びや、星空の不思議を感じながら、洋上の「天然のプラネタリウム」を堪能しました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]小関高明さん
自然が寄り添うクルーズライフ
窓越しに見えた青い空に誘われて、360度の大海原が見渡せる14階のデッキへ。全身を海風と波音が包み、思い切り深呼吸したくなります。人それぞれ、個性豊かなクルーズライフが営まれているピースボートクルーズですが、その日常にはいつも、美しく壮大な自然が寄り添うように広がっています。