クルーズレポート
夏祭り
南米大陸に向けて航海を続けるパシフィック・ワールド号の船上では、夏祭りが開催されました。屋内ブースでは、ヨーヨー釣りや輪投げ、的当てなど、童心に返って楽しめる催しも登場。陽気に照らされた屋外エリアでは、さまざまな国や地域のダンスが披露され、最後は盆踊りタイムも!夕景に染まるデッキは、いつまでも夏祭りの熱気と余韻に包まれていました。
ラパ・ヌイとペルーを結ぶ:公海の新時代
ラパ・ヌイ(イースター島)から乗船された、海洋生物学がご専門の水先案内人ステファニー・トレスさんの講座が行われました。海洋保護や気候変動対策の提唱、そして世界的環境フォーラムにおいて若者の代表を務めるなど、海洋環境や生態系への理解促進に情熱を注がれてきたステファニーさん。この日の講座ではラパ・ヌイとペルーという、遠く離れた海域をつなぐ深海生態系を紹介してくださるとともに、海洋環境の保護と国際協力のあり方についてお話しくださいました。
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[水先案内人紹介]ステファニー・トレス Stefanie TORRESさん
星空観望会
夜のデッキで行われていたのは、水先案内人で関西モバイルプラネタリウム代表を務める、小関高明さんによる『星空観望会』。小関さんの解説を聞きながら、頭上にまたたく星たちを眺めました。クルーズが始まった頃の北半球と比べて、現在航行する南半球では、星座の位置や向きが逆さまに見えます。普段とはちがう星の並びや、星空の不思議を感じながら、洋上の「天然のプラネタリウム」を堪能しました。
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[水先案内人紹介]小関高明さん
自然が寄り添うクルーズライフ
窓越しに見えた青い空に誘われて、360度の大海原が見渡せる14階のデッキへ。全身を海風と波音が包み、思い切り深呼吸したくなります。人それぞれ、個性豊かなクルーズライフが営まれているピースボートクルーズですが、その日常にはいつも、美しく壮大な自然が寄り添うように広がっています。
世界のビールを味わおう
ピースボートクルーズでは、寄港地はもちろん、洋上でも世界の食文化をお楽しみいただけるよう、船内でもさまざまなメニューを提供しています。ビールも世界各地の港で入荷しており、この日は先日寄港したタヒチとイースター島のビールを紹介する催しが行われました。参加された方たちはビールの紹介を聞きながら実際に複数のビールを飲み比べ、香りやのどごし、味わいの違いを体感されているようでした。
洋上成人式
この日アトリウムで行われたのは「洋上成人式」。成人の節目を迎えた参加者の方たちが一堂に会し、世界一周中の船上という特別な空間で成人式が開催されました。名前入りの証書を手に、船長と一緒に記念撮影に収まる成人の皆さんの表情は、とても晴れやかで誇らしげでした。周りの乗客の方からも「おめでとう!」と温かい声がかかるなど、世界をめぐる船の上で迎えた、一生に一度の特別な時間を楽しまれていました。
海図
船内の主要な施設が揃う7階のプロムナードデッキの一画には、海の地図である「海図」が貼り出されています。海図は毎日、本船の事務局長が手書きで、船の現在地や今後の航行ルートを書き入れています。海図が更新されると写真におさめたり、持参されたご自身の地図に書き込む人の姿も。旅のルートが可視化され、少しずつ船が進んでゆく様子がわかる海図は、海を通じて世界がつながっていることを教えてくれる存在でもあります。
神秘の島で
現在も約8,000人ほどの人びとが暮らすイースター島。島内唯一の村であるハンガロア村では、モアイが立つ光景の中に人びとの営みが垣間見られ、観光とはまた違う島の“いま”を感じることができます。モアイ像はもちろん、イースター島の不思議で奥深い歴史や文化にふれることのできた今回の旅。この神秘の光景が未来へと継承されてゆくことを願いながら、名残惜しさを胸に船へと帰船しました。
「トキ・ラパ・ヌイ」ライブパフォーマンス
これまで船内で演奏会やワークショップなどを多数開催してくださった、水先案内人のマハーニ・テアーウェさん。そんなマハーニさんの故郷であるイースター島寄港中の船内で、彼女が設立したイースター島初の音楽学校「トキ・ラパ・ヌイ」の生徒の皆さんがライブを開催してくださいました。たくさんの方々が集まったアトリウムに響き渡る、美しい歌声と楽器のハーモニー。島民の皆さんの誇りやアイデンティティが感じられる、素晴らしいパフォーマンスを見ることができました。
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[水先案内人紹介]マハーニ・テアーウェ Mahani TEAVEさん
憧れのモアイが目の前に
小型ボートでイースター島へと上陸し、ついにモアイ像と対面です。まずは、写真や映像で何度も観てきた、15体のモアイ像が並び立つアフ・トンガリキへ。海を背に、虚空を見つめて佇むモアイ像はとても神秘的。荒涼とした大地が広がる光景も相まって、時間を忘れて眺めてしまいます。他にも、製造途中のモアイが残るラノ・ララクではさまざまな姿のモアイたちを見ることができ、一日かけて憧れのモアイ像との時間を堪能しました。
イースター島の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]謎とロマンに彩られた絶海の孤島