2025年4月出航世界一周クルーズ「Voyage120」が出航しました

2025年4月出航世界一周クルーズ「Voyage120」が出航しました

2025年4月23日(水)・24日(木)、Voyage120が横浜港と神戸港から出航しました。これから始まるのは、心が躍るようなクルーズライフと個性豊かな寄港地をめぐる旅。待ちに待った旅の幕開けです。

パシフィック・ワールド号は、アジアの寄港地をめぐったのち、アフリカ地域へ向かいます。ポートエリザベスやケープタウンなど、自然の美しさと多様な文化が魅力の地を訪問します。旅の中盤では、数々の世界遺産が待つヨーロッパ、そして初夏の北欧をめぐります。その後、船は北米地域へ。圧倒的なスケールの大自然が広がるアラスカを訪れ、流氷や氷河が織りなすダイナミックな風景の中、アラスカフィヨルドの航行をお楽しみいただきます。

また、船上では船旅をより充実したものにしてくれる「水先案内人」として、世界各地から多彩な分野の方々をお迎えします。 ジャーナリストであり元朝日新聞編集員の加藤千洋さん、ミュージシャンののはらヒロコさん、アラスカ寄港時には、現地の自然や文化を知り尽くしたスペシャリストの安藤正康さん、そして核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の事務局長を務めるメリッサ・パークさんの乗船も予定されています。
寄港地に関する深い学びを得られる講座や、各地域の文化を体験できるパフォーマンスステージなども実施予定です。

戦後80年を迎える今年、ピースボートの創設からのテーマ「過去の戦争をみつめ、未来の平和をつくる」を、世界をめぐる船旅であらためて希求し、今なお戦禍の中で生きる人びとともに平和を考える、戦後80年特別プロジェクト「TIME FOR PEACE(今こそ平和を)」を実施します。

さらに今回の航海は、ノルウェーのノーベル平和センターとピースボートが提供協定を結び開設をしたノーベル平和賞洋上特別展「A Message to Humanity」を実施する初めての航海でもあります。ノーベル平和賞を受賞した日本被団協[2024年受賞]や、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)[2017年受賞]のメンバーも船にお迎えします。戦争の被害を知る世界中の人びととつながり、国境をこえて記憶をつなぎ、世代をつなぎながら、地球一周の旅を通して平和のメッセージを世界へ届けてまいります。

ノーベル平和賞洋上特別展「A Message to Humanity」

クルーズの様子は、クルーズレポートにてご覧ください。
Voyage120 クルーズレポートはこちら

地球一周の船旅 Voyage120
クルーズディレクター 田村 美和子

Voyage120では、107日間をかけて21の寄港地を訪れます。日本をはじめ、世界各地からご乗船いただく皆さまとともに、かけがえのない時間と感動の体験を分かち合えることを、心より楽しみにしております。

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