水先案内人

ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。

ビデオメッセージ

これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)

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ウ・スンミン Woo Seung min

(作家、旅行コーディネーター)

大手建設会社の研究所で10年間勤務した後、突然思い立ち福岡へ渡航。” 近くて便利 ”という理由から日本旅行を始め、親切な人々やおいしい日本料理に魅了されるように。暇さえあれば日本を訪れるうちに、いつしかその回数は100回を超す。その後、旅行で訪れるだけではなく移住しようと思うようになり、2011年に生活の拠点を福岡へ移す。現在は韓国企業と日本企業の架け橋として企画およびコンサルティング業務を手掛けるほか、韓国多数の放送局で日本食関連番組の監修やアドバイザーを務める。各種メディアに日本旅行やグルメ関連の記事を寄稿している。著書に『福岡にほれる』『ソソロマン、日本小都市旅行』(日本未刊行)。

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権 容奭 クォン・ヨンソク KWON Yongseok

(一橋大学大学院法学研究科准教授)

ソウル出身。幼少期から日韓を行き来し、日韓の「境界人」として生きている。専門は日本外交史、東アジア国際関係史で、外交・歴史だけでなく、文化面も含め幅広く日韓関係を研究している。一橋大学国際公共政策大学院准教授・早稲田大学韓国学研究所招聘研究員兼任。著書に『岸政権期のアジア外交』、『「韓流」と「日流」―文化から読み解く日韓新時代』、共著に『日中韓ナショナリズムの同時代史』、『韓国文学を旅する 60 章』、『韓国文学ガイドブック』、『教養としての法学・国際関係学』などがある。その他『ニューズウィーク日本版』『世界』『中央公論』や報道番組など多様なメディアを通じて発信を続けている。

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鄭 宇 ZHENG You

(揚琴演奏家、元女子十二楽坊日本プロデューサー)

中国長沙市生まれ。7才より揚琴を学ぶ。15才の時に飛び級で湖南師範大学芸術学院に入学。卒業後、湖北芸術学院民族音楽学部で更に研鑽を積む。1982年中国文化部主催による第一回民族楽器コンクールで「表演賞」を受賞。その後、中国でコンサートをしながら大学の音楽教師を務める。1990年に来日。1995年3月千葉大学大学院にて音楽教育修士 課程を修了。柏市立高等学校国際科で非常勤講師を13年間務め、2016年から放送大学千葉学習センターで講師に就任。アジアと日本各地で多彩な演奏活動など数々のアーティストと共演している。

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ティーター・ジェニファー・ルイーズ TEETER Jennifer Louise

(京都精華大学講師)

米国シカゴ郊外出身。京都精華大学講師。2002年に来日し、富山県の高校で英語教育に触れ、国際交流団体を経て、大学教育の道に。旅や仕事で50カ国以上を訪れ、マイノリティ主導の教育への取り組みを学ぶ。現在も人種・民族やジェンダー、アイデンティティの問題、またそれらの問題への理解を深める教育方法を探求している。

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岡﨑 享恭 OKAZAKI Takayuki

(同志社大学グローバルコミュニケーション学部准教授、 アオテアロア・アイヌモシリ交流プログラム事務局長)

1978年奈良県出身。ハワイでの大学院生活から、先住民族を取り巻く多数派のあり方に関心を持つ。帰国後、アイヌやマオリなど先住民族との交流に関わり、アオテアロア(ニュージーランド)、北海道や関東を中心に通訳として同行。現在は、多言語・多文化共生、言語復興について教鞭をとる傍ら、アイヌ語を学ぶシャモ(和人)でもある。また多数派であるパケハ(ヨーロッパ系ニュージーランド人)のマオリ教育への関わりをインタビューを中心に調べ、博士論文を執筆中。

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島田 あけみ SHIMADA Akemi

(「チャシ・アン・カラの会」代表)

1956年、北海道静内に生まれる。両親はともにアイヌ。1976年、就職のために上京。結婚して、二児をもうける。2003年からアイヌとしての活動を始める。2009年と2010年に、米国、ニュージーランドの先住民族リーダー育成プログラム「アンバサダー・プログラム」に参加し、アイヌとして生きる自信を得る。2012年、ニュージーランド先住民族マオリの取り組みから学び、次世代のアイヌのリーダーを育成するアオテアロア・アイヌモシリ交流プログラム実行委員会を結成し、これまで3回、アイヌ代表団を率いてニュージーランドを訪れると共に、マオリの来日を受け入れている。

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ず~まだんけ ZOOMADANKE

(けん玉パフォーマンスコンビ)

コダマンとイージーによるけん玉パフォーマンスコンビ。“けん玉のイメージを変える”をモットーに、【音楽】や【ダンス】をけん玉と融合させたパフォーマンスは見る人すべてを魅了する。教育機関、商業施設、企業パーティーなど、日本全国で活動。また世界からも高く評価され、海外公演も18ヶ国30回を超える。年齢、性別、人種、関係なく、けん玉の楽しさを伝え続けている。NHK紅白歌合戦にはけん玉ギネス記録挑戦で8年連続出演。

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関根 健次 SEKINE Kenji

(ユナイテッドピープル株式会社代表取締役、映画プロデューサー)

ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役、一般社団法人 国際平和映像祭代表理事。ベロイト大学経済学部卒。大学の卒業旅行の途中、偶然訪れた紛争地ガザ地区で世界の現実を知り、後に平和実現が人生のミッションとなる。2002年、世界の課題解決を事業目的とするユナイテッドピープル株式会社を創業。2009年から映画事業を開始。2014年より誰でも社会課題・SDGs テーマの映画上映会を開催できる「cinemo(シネモ)」を運営開始。映画『もったいないキッチン』プロデューサー。2021年9月21日、ピースデーにワイン事業「ユナイテッドピープルワイン」を開業。

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田中 優子 TANAKA Yuko

(江戸文化研究者、法政大学名誉教授、法政大学前総長)

法政大学社会学部教授、学部長、法政大学総長を歴任。専門は日本近世文化・アジア比較文化。『江戸の想像力』(ちくま文庫)で芸術選奨文部大臣新人賞、『江戸百夢』(朝日新聞社、ちくま文庫)で芸術選奨文部科学大臣賞、サントリー学芸賞受賞。2005年、紫綬褒章受賞。朝日新聞書評委員、毎日新聞書評委員などを歴任。「サンデーモーニング」(TBS)のコメンテーターなども務める。江戸時代の価値観、視点、持続可能社会のシステムから、現代の問題に言及することも多い。 また、「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」を立ち上げるなど、女性や子ども、社会的弱者の目線に立った政策の必要性を訴えている。

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ウスビ・サコ Oussouby SACKO

(京都精華大学全学研究機構長、京都精華大学前学長)

マリ共和国生まれ。高校卒業と同時に国の奨学金を得て中国に留学。北京語言大学、南京東南大学を経て91年来日。99年、京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。専門は空間人類学。「京都の町家再生」「コミュニティ再生」など、社会と建築の関係性を様々な角度から調査研究しており、暮らしの身近な視点から多様な価値観を認めあう社会のありかたを提唱している。バンバラ語、英語、フランス語、中国語、関西弁を操るマルチリンガル。2018年から2022年まで京都精華大学学長を務める。著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』(朝日新聞出版)、『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』(大和書房)など。2025年日本国際博覧会協会副会長・理事・シニアアドバイザー。

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