水先案内人

ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。

ビデオメッセージ

これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)

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ヘレン・ジア Helen ZIA

(ジャーナリスト、作家、ヴィンセント・チン研究所創設者)

ジャーナリスト・作家。最新の著書『Last Boat out of Shanghai: The Epic Story of the Chinese who Fled Mao’s Revolution』は、上海から香港、台湾、米国などへ渡った人たちの70年にわたる大移動の物語。アジア系米国人の歴史を題材としたもうひとつの著書『Asian American Dreams: The Emergence of an American People』は、米国の大学や高校でテキストとして広く使われる。北米とアジアで幅広く講演活動を行う。1972年に初めて中国への研究旅行を行って以来、アジア各国の対米関係や、それらの国際情勢が米国内のアジア人に与える影響を研究する。プリンストン大学が男女共学になった初めての学生として同大学を卒業。サンフランシスコ大学とニューヨーク市立大学ロースクールからの名誉学位を持つ。

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鐙麻樹 ABUMI Asaki

(北欧ジャーナリスト、写真家)

ノルウェーの首都オスロを拠点にノルウェー、フィンランド、デンマーク、スウェーデン、アイスランドに関する情報を発信して15年目。上智大学フランス語学科卒、オスロ大学大学院メディア学修士課程修了(副専攻:ジェンダー平等学)。2022年、同大学院サマースクール「北欧のジェンダー平等」修了。ノルウェー国際報道協会理事会役員。多言語学習者(8か国語)。ノルウェー政府の産業推進機関「イノベーション・ノルウェー」より活動実績表彰。著書に『北欧の幸せな社会のつくり方: 10代からの政治と選挙』『ハイヒールを履かない女たち:北欧・ジェンダー平等先進国の現場から』(かもがわ出版)がある。

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金藝率 KIM Yesol

(Lilla Elefant 創設者・デザイナー、IKEA UXアクセシビリティデザイナー)

スウェーデン在住、韓国出身の産業デザイナー。受賞歴多数。6歳の時に障害を負い車椅子生活となった経験が自身の手がけるデザインに影響してきた。また、このパックグラウンドが2020年にスウェーデンの大工と共に家具ブランド「リラ・エレファント」を立ち上げるきっかけともなる。リラ・エレファントは車椅子ユーザーの自立と尊厳を大切にした高品質の家具をデザイン・製造することで、障害をめぐる社会規範のあり方を問い、インクルーシブなデザインの重要性を広める。キム・イェソルは家具のデザインだけでなく、IKEAでデジタル製品のUXアクセシビリティデザイナーとしても活躍。デザイナーとして誰もが生きやすくなる世界に関われる方法について、講演を多数行う。

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マヤ・ミリン コ ヴ ィッチ Maja MILINKOVIC´

(ファドシンガー)

受賞歴多数で国際的に活躍するアーティスト。サラエボ生まれ、リスボン在住。サラエボ音楽アカデミーを卒業。ピアノとギターを弾き、歌手、作曲家、音楽アレンジャー(編曲家)として活動しておりこれまでに8枚のアルバムをリリース。ビロードのような声、力強さと美しさ、そして何よりも、彼女が伝える感情の豊かさで、バルカンとポルトガルで最高のボーカリストの一人として名を馳せ、「ボスニアのアマリア・ロドリゲス」とも呼ばれる。マヤ・ミリンコヴィッチの音楽は、ポルトガルのファドとバルカンのセヴダという二つの文化を組み合わせた彼女独自の音楽スタイル「ファドリンカ」としても知られる。
公式ホームページ https://www.majamilinkovic.com/

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馬繼康 MA Chi Kang

(世界遺産観光講師)

観光を専門とする活動家。ツアーガイド、講演者、講師、作家、テレビ・ラジオ番組の出演といった仕事を掛け持ち、旅行の美しさに加えて自身のライフスタイルや価値観を発信。台北世新大学、国立台湾師範大学講師。台湾太魯閣国家公園(たいわんたろここっかこうえん)ボランティアガイド、世界遺産協会講師、国際観光ガイド。台湾のテレビ・出版業界の「金鐘奨」「金鼎獎」評議員。ヨーロッパ、アジア、アフリカの54ヵ国を訪問。著書に『788分の1の感動~世界遺産紀行~』や『玩味台湾』など、世界遺産にまつわる書籍多数。近年は世界遺産関連のプロモーションと教育活動に注力している。

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檀怀宇 TAN Huaiyu

(文化研究家、世界遺産講師)

中国国家博物館、故宮博物院、敦煌研究院、雲崗石窟博物院、龍門石窟研究院、大足石刻研究院などの研究機関や、中国国内外の多くの大学と専門学校で世界遺産に関する講座を行っている。これまでに、52ヵ国の321の世界遺産を訪問し、86日連続で世界中を旅行した経験も。中国国営放送局である北京電視台の文芸・交通・都市情報・中国国際放送などのチャンネルに長年ゲストとして出演してきた。また、コラムニストや旅行家、切手収集家としての顔も持つ。

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王淼 WANG Miao

(海洋NPO「无境深藍」(Better Blue) 創立者、マーメイドライフコーチ、極地旅行ガイド)

ダイビングを通じて、より多くの人に海に親しんでもらうことが海洋NPO「无境深藍 (Better Blue)」の使命。Better Blueは毎年平均200回以上の海洋保護に関する活動を行い、一緒に活動をする著名人は50名を超える。2018年、王淼(ウァン・ミャオ)氏は国連主催の「Young Champions of the Earth」(18~30歳の環境に関する起業家へ贈られる賞)を中国人として初めて受賞。2020年、ファッション誌『VOGUE』主催の「BVLGARI AVRORA AWARDS Inspiring Women」(様々な分野の第一線で活躍する10人の女性への賞)にも選ばれた。国連総会、国連環境総会(UNEA)等で講演する他、気候変動について語る「TED Countdown」青年理事会の理事なども務める。

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荒木由美子 ARAKI Yumiko

(俳優、タレント)

1977年、アイドル歌手としてデビュー。その後、俳優・タレント業に転じ、1979年に主演したドラマ「燃えろアタック」で人気を博す。中国でもこの作品が「排球女将」(主人公名:小鹿純子)というドラマ名で放映され、視聴率80%以上という大ヒットとなった。1983年に歌手・タレントの湯原昌幸と結婚、芸能界を一時引退する。結婚後、わずか2週間後に倒れた義母を20年にわたって介護する。2004年、自身の介護体験を基に「覚悟の介護」を出版。芸能活動を復帰する。2003年 中国 IT 最大手、アリババ.com に招待され、上海、杭州、北京を訪中し、以降、現在も多岐にわたり、中国での活動を続けている。

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田中熙巳 TANAKA Terumi

(日本被団協代表委員、埼玉県原爆被害者協議会会長)

1932年中国東北部(旧満州)生まれ。東京理科大学物理学科卒業。博士(工学)。1938年父の死亡により、父母の姉たちがいた長崎に移住。1945年8月9日、県立長崎中学校1年在学時、爆心地から3.2キロの地点で原爆被爆。爆心地付近にいた二人の伯母を含む親族5人の命を一挙に奪われ、母方の伯母を野原で荼毘に付す。1972年から被爆者運動に関わり、宮城県原爆被害者の会や日本被団協の役員を歴任。2000年6月より、日本被団協事務局長を務める。2017年6月より日本被団協代表委員。

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胡 晓姗 HU Xiao Shan

(安塞切り絵継承者、安塞女性手芸協会副事務局長)

幼少期より切り絵作家の母に安塞(あんさい)切り絵細工*を学ぶ。10歳の時に切り絵作品「ロバに乗ったおばちゃん」が『安塞切り絵』に収録される。2005年、第1回中国安塞切り絵コンクールにて「魚人形」が優秀賞を受賞したほか、第10回中国東西貿易投資交易会の女性手工芸品展、第3回中国農民絵画書道展、第5回中国金壇国際切り絵美術展など数々のコンクールで入賞。2011年に陝西省女性手芸競技会に出場、切り絵部門で2位を獲得し、省女性連盟より「陝西省女性手芸名人」の称号を授与された。*安塞切り絵細工:中国陝西省北部を代表する歴史的な文化。民間の芸術家たちの長年の努力によって受け継がれてきた。安塞切り絵細工の職人は、下絵を描くことなく、はさみを動かしながら、頭でイメージした図柄を切っていく。

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