クルーズコレクション

フランスの歴史薫る、ノルマンディーをめぐる旅

ル・アーブル、ルーアン(フランス)
Ⓒ Yoshida Taisuke

フランス北西部、イギリス海峡に面したノルマンディー地方は、歴史を重ねた中世の街並みや人気の世界遺産、洗練された港町など、ジャンルを超えた見どころが集積した魅力ある地。また、ノルマンディーの風光明媚な自然は多くの芸術家たちを魅了し、この地を舞台に珠玉の風景画が描かれてきました。フランスの重厚な歴史が息づく世界遺産を訪ね、名画の舞台となった地をめぐり、とっておきの地元グルメを食す――“フランス”というイメージから連想される華やかさとはまたちがった、奥深く趣きある旅路がノルマンディーの地に待っています。

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世界遺産となった近代都市

フランスの海の玄関口として知られるル・アーブルは、かつて第二次世界大戦時のノルマンディー上陸作戦に続く戦闘で壊滅的な被害を受け、のちに街全体が再建された歴史をもちます。街を歩くと、高さ107mの巨大な八角形の塔がそびえ立つサン・ジョセフ教会や、均整のとれた外観の市庁舎や集合住宅など、コンクリート造りの建物が整然と立ち並ぶ光景は見応えがあります。一見すると“灰色”に見える街並みですが、現在ではその革新的な建築技術と、光の当たり方で色合いが変わるコンクリートの美しさが評価され、近代建築としては珍しい世界遺産に登録されています。

Ⓒ Endo Kazuhide

芸術家たちが愛した風景

ル・アーブルは、フランスの画家モネが『印象・日の出』を描いた場所としても知られることから、“印象派のふるさと”とも呼ばれています。モネは幼少期をこの街で過ごし、生涯を通じて故郷の海や港の情景を愛し、描き続けました。アンドレ・マルロー近代美術館には、モネをはじめとする名だたる印象派の画家たちの作品が並び、フランス第2の印象派の殿堂となっています。美術館の近くの港には、モネが実際に作品を描いた場所を示すパネルもあります。街が再建されたため当時とは風景は変わっていますが、彼らが捉えようとしたル・アーブルの独特な「光」は今もこの街を照らし続けています。

Ⓒ Kawano Momoko

世界遺産モン・サン・ミシェル

ル・アーブルから足を延ばして訪れたいのが、フランス随一の人気を誇る世界遺産モン・サン・ミシェルです。遠浅の海に浮かぶ岩山に建つ美しい修道院は、建立から約1,000年もの間、多くの人の手で改築や修復が繰り返され、その姿を築き上げてきました。さっそく島へと続く道を渡り、重厚な門をくぐれば、そこはさまざまな年代の建築様式が混在する異次元の空間。中世以来カトリックの重要な巡礼地として栄えてきた修道院は、英仏百年戦争の際には要塞に、フランス革命時には監獄に転用されるなど数奇な運命を辿った過去も。時代に翻弄されながら姿を変えてきたその様は、フランスの歴史そのものです。

複雑に入り組んだ修道院を見学したあとは、現在では遊歩道となっている城壁を歩きます。島が難攻不落の砦だった頃の面影を伝える城壁からは、モン・サン・ミシェル湾の美しい光景が一望できます。島内のメインストリートにはレストランやみやげ物屋が軒を連ね、名物のふわふわのオムレツを食べたり、ノルマンディーの特産品を眺める楽しみも。島を出て対岸から島を望めば、かつて巡礼者たちが命がけで救いを求めて島へと渡ったことが思い起こされます。建立から1,000年以上経た今も厳かな空気を醸すモン・サン・ミシェル。類まれなる景勝美と刻まれた歴史が、多くの人びとを魅了し続けています。

Ⓒ Yoshida Taisuke

中世フランスをめぐる

ル・アーブルからセーヌ川を遡った先にある古都ルーアンも、ぜひ訪れてみたい美しい街。この地方独特の木組みの家が並び、ゴシック様式の建物が多数残るルーアンの街は、旅人たちを中世へと誘います。フランスでも指折りの美しさと謳われるノートルダム大聖堂は、印象派の巨匠モネが描いたことでも知られています。さらに、ここルーアンは英仏百年戦争の際に“救国の少女”と称えられたジャンヌ・ダルクが最期を迎えた地。彼女が処刑された跡地に建つ教会や幽閉された塔、大聖堂には彼女の生涯を描いたステンドグラスもあり、街のあちこちに中世フランスの歴史を感じます。

Ⓒ Yoshida Taisuke

ノルマンディーの豊かな味わいを

ノートルダム大聖堂と旧市街を結ぶ歩行者道路の上には、14世紀末に建てられたルネサンス様式の大時計が設置されています。グロ・オルロージュ (Le Gros-Horloge)と呼ばれる街のシンボルの大時計、針の先端にはかつて羊毛業で栄えた歴史を伝える金色の羊のモチーフが付いています。木組みの家が広がる美しい旧市街では、ノルマンディーの味が楽しめるレストランやカフェが軒を連ねます。名産のガレット(そば粉のクレープ)、シードルやカルヴァドスといったリンゴ酒、発祥の地であるカマンベールチーズなど、美食の国・フランスを体感できるさまざまなグルメの誘惑も楽しみのひとつです。

© Yoshida Taisuke

心ときめく“芸術の都”

せっかくフランスに来たのなら、船を離れて陸路でパリを訪れるのも良いでしょう。美の殿堂であるルーブル美術館をはじめ、フランス革命100周年を記念して建てられたエッフェル塔や数々の寺院など、名だたる名所が顔を揃え、どこから行こうか迷うほど。憧れをぎゅっと詰め込んだパリの街は、歩くだけで心が弾みます。歴史的な建造物はもちろん、街を飾る看板や家々の装飾までもが美しく、街全体が美術館のようです。オペラやバレエなどのエンターテインメントも豊富で、さまざまな楽しみ方、味わい方が叶うのがパリの魅力といえるでしょう。

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