クルーズコレクション

ピースボートでゆく世界の寄港地 -オークランド編-

オークランド(ニュージーランド)

ニュージーランド最大の都市オークランド。街を歩けば、高層ビルのすぐそばに広がる緑や海の風景に心が躍ります。多文化が息づく街角では、マオリの伝統にふれたり、アートやグルメに出会えたりと、新しい発見の連続。そして、かつての環境破壊を乗り越えたこの街では、エコでエシカルな暮らしが日常に溶け込み、旅の中でもその心地よさを垣間見ることができます。

新しい発見と感動が待つ世界一周クルーズの資料をお届けします[無料]

Ⓒ Social Good Photography Inc.

自然と文化が織りなす「帆の街」

オークランドは、都市でありながら自然と密接に関わることができる場所です。​市内には50以上の死火山が点在し、その中でもマウント・イーデンは標高196メートルと手軽に登れるスポットとして人気です。スカイタワーやハーバーブリッジ、美しい海を含め、街全体を一望できます。湾が入り組んだ地形のため、小型船舶の登録数が世界最多を誇り、「帆の街」ともよばれています。海沿いを歩けば、青い海と空、白いヨットの帆が織りなす、爽やかな景観が広がります。

1 ワイタケレ自然公園内アラタキ・ビジターセンター

市内から少し郊外に出るだけで、ため息が出るようなニュージーランドの大自然が迎えてくれます。ワイタケレ自然公園は、手つかずの森林と豊かな生態系を守る広大な保護区。アラタキ・ビジターセンターでは、マオリ文化や自然保護に関する展示と、壮大な眺望を楽しめます。

2 ピハビーチ

黒砂の海岸と力強い波が印象的なピハビーチは、サーファーに人気のスポット。ライオンロックとよばれる岩山がシンボルで、迫力ある海岸線の風景とともに、自然の厳しさと美しさの両方を感じられます。街の喧騒を離れて壮大な海に向き合える場所です。

3 ワイヘキ島

透き通る海と緑豊かな丘が広がる自然の楽園、ワイヘキ島。フェリーで気軽に訪れることができ、ビーチ散策や森林ウォークなどの自然体験が楽しめます。島内にはアートギャラリーやクラフトマーケットも点在し、創造性と自然にあふれた島時間を楽しめます。

Ⓒ Social Good Photography Inc.

自然と調和したライフスタイル

自然とともにある暮らしを大切にするニュージーランドの人びと。都市の中でも緑に囲まれて食事を楽しみ、買い物では環境負荷の少ない製品を選ぶなど、サステナブルなライフスタイルが根づいています。こうした価値観の背景には、先住民族マオリの人びとが持つ「自然と共生する」という哲学が深く影響しているのでしょう。経済や効率が優先されがちな現代社会において、オークランドで出会える「地球にも人にも優しい暮らし」は、訪れる人にとって、学びと癒やしの体験となるはずです。

1 ビーチはみんなのリビング・ダイニング

ビーチは人びとの憩いの場。ピクニックをしたり、読書をしたりと、日常の中で海辺の時間を楽しむ文化があります。公園にはバーベキュー用の公共コンロもあり、家族や友人が集い、交代で利用しながら、自然の中での食事を楽しんでいます。

2 "エコでエシカル"が選択肢の中に

日々の買い物でも、環境や倫理に配慮した選択肢が自然に根づいています。アップサイクル商品や量り売りの店舗、動物福祉に配慮した食品など、消費活動そのものが地球と調和するよう工夫されていて、ひと味ちがうお土産選びが楽しめます。

3 ワインの宝庫

気候と土壌に恵まれたオークランド周辺は、上質なワインの産地です。自然農法で育てられたブドウを使ったワインは、つくり手の哲学や土地の個性を感じさせてくれます。美しい風景の中で味わうワインは、旅の特別なひとときです。

Ⓒ Social Good Photography Inc.

マオリの精神にふれる

オークランドは、ポリネシア文化圏最大の都市として、マオリの文化が今も色濃く息づく場所です。ヨーロッパ人の入植以降、マオリの人びとは激しい弾圧を受け、一時は文化消滅の危機に瀕しましたが、マオリ自身のたゆまぬ努力と、ニュージーランド全体での取り組みにより、現在ではその歴史と精神が広く尊重されています。ニュージーランド代表ラグビーチームが試合前に披露する「ハカ」も、マオリの伝統舞踊のひとつです。
また、国内には、マオリの子どもたちが自らの言葉や歴史、アイデンティティを学ぶための学校も設けられており、文化の継承と誇りを育む教育が実践されています。

1 言葉の再生に向けて

マオリ語は、英語・ニュージーランド手話と並ぶ国の公用語のひとつ。絶滅の危機を乗り越え、教育や公共の場でも使われています。これは国名を「アオテアロア(Aotearoa)ー長く白い雲のたなびく地ー」とマオリ語でも表記し、国際的にも尊重されていることからも伺えます。

2 大地と魂を結ぶ緑の石

ポウナム(ニュージーランド翡翠)は、マオリの人びとにとって特別な意味を持つ聖なる石のお守りのようなもの。釣り針型は旅の安全、渦巻き型は成長と再生を象徴します。文化的な意味を知ることで、手に取るお守りがより深い思い出になります。

3 船の上でも国際交流

ピースボートクルーズには、ロトルアにあるマオリ学校「Te Kura Motuhake o Tawhiuau」の学生たちが乗船し、歌や踊り、伝統文化を通じて国際交流を深めています。異なる背景をもつ人びとが互いの文化にふれ、理解し合うこの出会いは、平和の土台となる「対話の力」を実感できる貴重な機会となるでしょう。

今だけ!旅の魅力が詰まった
パンフレットをお届け!

今資料請求をいただいた皆さまには、世界一周クルーズがもっと楽しみになる情報が満載のパンフレットをお送りします。この機会にぜひ資料をご請求ください。

TOP