クルーズコレクション

西ヨーロッパレポート

2024年6月27日

クルーズレポートダイジェスト

Voyage117は、西ヨーロッパへ。ポルトガル、フランス、イギリスなど有名な寄港地をベストシーズンに訪れ、美しい街並みの散策やツアーなどを楽しみました。船内では、寄港地にちなんだコンサートやイベントも行われました。

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Yoshida Taisuke

ポルトガルの首都リスボン

ポルトガルの首都リスボンに入港しました。リスボンは「7つの丘の街」とも呼ばれ、坂が多い街。移動のおすすめは、街中を走る路面電車「トラム」です。細い路地や小高い丘を走る車窓からは、中世ヨーロッパの面影を残す美しい街並みを見ることができます。街を流れるテージョ川のほとりには、エンリケ王子を先頭に船乗りや歴史家、宣教師など、大航海時代を象徴する33名の姿が刻まれた「発見のモニュメント」が建っています。そのほか、街には隆盛を誇った時代に築かれた建造物が多く残され、西洋史を語るうえで欠かせない歴史的な見どころにあふれています。また、情緒豊かな港町の雰囲気も、この街の大きな魅力です。

リスボン(ポルトガル)の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]大航海時代、はじまりの地へ

Yoshida Taisuke

ポルトガルの文化を楽しむ

リスボン寄港を前に船内では、ポルトガルの民族歌謡「ファド」シンガーのマヤ・ミリンコヴィッチさんによるコンサートが行われました。国際的に活躍するマヤさんは、ポルトガルのファドとバルカンのセヴダという二つの文化を組み合わせた彼女独自の音楽で、バルカンとポルトガルで最高のボーカリストの一人として名を馳せています。ビロードのような声、力強く美しい、豊かな感情をのせた歌声に多くの人が聞き入っていました。また、コンサートだけでなく、ファドの歴史やポルトガルの人たちにとってのファドの大切さや文化などもお話いただきました。観光だけではない話を聞いて実際にリスボンに行けるのは、ピースボートならではの体験です。

Yoshida Taisuke

ル・アーブルからオンフルールへ

船は、ル・アーブルへ入港しました。ここからは、セーヌ川の河口に位置するオンフルールへ。石畳が続く歴史地区の道には、この地方らしい木組みの民家が並んでいます。ここは、ブーダンやモネの作品が所蔵されるウジェーヌ・ブーダン美術館や、作曲家サティの生家、芸術家のギャラリーなど、芸術で知られる街でもあります。まるで中世にタイムスリップしたかのようなかわいらしい街並みの中でゆったり過ごすことができました。

Yoshida Taisuke

見どころたっぷりのロンドン

パシフィック・ワールド号が入港したのは、ロンドンの外港ティルベリーです。ここからバスに乗って、ロンドンを訪れました。 多様な文化や民族が調和するコスモポリス・ロンドンは、エリアによって異なる表情が見られ、格調高い伝統と最新カルチャーが入り交じった姿にふれることができます。また、ロンドンには多くの有名な観光地や世界遺産が存在しています。ロンドン塔や時計台“ビッグ・ベン”、荘厳なウエストミンスター大寺院はぜひ訪れたいスポットです。そのほかにもシンボルのタワーブリッジや、ロイヤルファミリーの住居バッキンガム宮殿など、見どころは尽きません。

ロンドン[ティルベリー](イギリス)の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]世界都市の文化にふれる

Yoshida Taisuke

英国の食文化を体験

イギリスには、「サンデーロースト」と呼ばれる伝統料理があり、日曜日のランチやディナーで食べる習慣があります。ロンドン寄港はちょうど日曜日。パブでサンデーローストを楽しみました。サンデーローストのメインはオーブンでじっくりと焼いたお肉。お肉は、ビーフ、ポーク、チキン、ラムなどから選べます。そのほか、お皿にはシュークリームの皮のようなヨークシャープディング、ローストしたポテトやニンジン、付け合わせの野菜が添えられ、グレービーソースをかけていただきます。ボリューム満点のイギリスの味を楽しむことができました。

Yoshida Taisuke

マスカレードナイト

ヨーロッパを航海中の洋上では、マスカレードナイトが行われました。事前に手作りのマスク(仮面)を作る企画が実施され、好きな色や形、模様などオリジナルの装飾を施したマスクをつけた方の姿も見られました。ドレスアップしたり、仮装したりと、思い思いのおしゃれをされて、船内はとても華やかな雰囲気に。ダンスパーティーやファッションショーも行われ、楽しい時間となりました。船内での催しに参加したり雰囲気を味わったりするのも船旅ならではの楽しみのひとつです。

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