南米レポート

パシフィック・ワールド号は南米区間へ。寄港地では、雄大な自然が織りなす絶景に息をのみ、南米ならではの文化や歴史に触れることができました。さらに船内では、ゲストによる寄港地に関連する講座やイベントが開催され、学びと発見に満ち、次の寄港地への期待が高まる時間となりました。
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アマゾンの先住民の暮らし
これから寄港するブラジルや南米地域について講座を行ってくれたのは、ジャーナリストの下郷さとみさんです。下郷さんには、ブラジルのアマゾンの先住民族の暮らしや、かつて日本から南米へ渡った「移民」について、下郷さんが撮影した写真も交えてお話しいただきました。アマゾンでの先住民族の生活、日本からの移民が始まった歴史的背景や数々の困難、そしてどのように未来を切り開いていったのか。講座に参加した方々は真剣な表情で聞き入っていました。
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[水先案内人紹介]下郷さとみさん

キリスト像が見守る街
リオデジャネイロ
世界三大美港のひとつにも数えられる、南米を代表する港湾都市リオデジャネイロ。コパカバーナビーチやイパネマビーチなど、さまざまなビーチがあります。その中でも特に広く美しいバーハ・ダ・チジュカ・ビーチへ。ここは透明度が高く、マリンスポーツを楽しんだり、海辺でゆったり過ごしたりと、地元の人びとや観光客にも人気の場所です。夕暮れ時に訪れると、黄金色の夕日がゆっくりと海に沈んでいく素晴らしい風景を目にすることができました。
リオデジャネイロ(ブラジル)の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]ブラジルのリズムが息づく街

サンバのリズムに誘われて
世界最大規模の祭典、リオのカーニバルの開催地でもあるリオデジャネイロの街を歩けば、どこからともなく心地よいサンバのリズムが聞こえてきます。ミュージシャンが奏でる軽快な音楽に誘われて、人びとが集まっている一角へ。地元の方々も観光客も手拍子をしたり一緒に踊ったり、思わず笑顔になります。「次はカーニバルの時に来てみたい!」そんな気持ちになりました。

リオデジャネイロの自然を体感
リオデジャネイロは「大都市」と「豊かな自然」が融合した都市であり、熱帯雨林と都市の共存が魅力です。巨大なキリスト像がそびえ立ち、街のランドマークでもあるコルコバードの丘の麓にあるリオデジャネイロ植物園には、絶滅危惧種を含むブラジル原生の植物など、約6,500種以上の植物が植えられています。ヤシの並木道や美しい蘭の花、日本庭園など広大な敷地の中にさまざまな見どころがあり、落ち着いた雰囲気で自然と触れ合うにはぴったりのスポットです。

ブラジル音楽とダンスの旅
ブラジル音楽やダンスを紹介してくれるパフォーマーの方々にご乗船いただきました。船内やオープンデッキでは、多様な文化や歴史から生まれた豊富なジャンルが特徴のブラジル音楽を楽しむ特別ステージが開催されました。情熱的なリズムに合わせて繰り広げられるダンスパフォーマンスには圧巻で、会場全体が一体となって楽しむことができました。笑顔あふれ、心弾む楽しいひとときを過ごしました。

世界遺産イグアスの滝へ
船を一時離れて、世界三大瀑布のひとつ、イグアスの滝を訪れました。毎分36億リットルの水量と約4kmにも及ぶ広大な川幅。大小300もの滝が集合してできているこの滝は、世界最大の滝として知られています。アルゼンチンとブラジルにまたがっており、その両方のスポットから自然が作り出す素晴らしい絶景を見ることができます。轟音とともに大量の水が流れ落ち、霧が立ち上がる光景は圧巻です。
イグアスの滝の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]絶景・秘境の宝庫、南米大陸をゆく

南米有数の大都市
ブエノスアイレス
アルゼンチンの政治、経済、文化の中心として発展した南米有数の大都市であるブエノスアイレスでは、赤、青、黄、緑などカラフルにペイントされた家が並ぶ「ボカ地区」へ。どこを切り取っても絵になる光景が広がっています。またここは、アルゼンチンタンゴ発祥の地とも言われており、街のいたるところで叙情的なリズムと華麗なステップが魅力のタンゴを見ることができます。素晴らしいパフォーマンスに思わず見入ってしまいます。
ブエノスアイレス(アルゼンチン)の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]南米屈指の美しき街を歩く

歴史ある街ルハン
ブエノスアイレス郊外の歴史ある街ルハン。石畳が続く通りには歴史ある建物やおしゃれなカフェなどが並び、ゆっくりと街歩きを楽しむことができます。そんな街にそびえ立つのは、約106メートルの高さの塔が目を引くルハン大聖堂です。ここはキリスト教の方々にとって重要な巡礼地のひとつで、年に1度の大巡礼の日には多くの人びとが訪れます。

アルゼンチン名物を楽しむ
ランチタイムには、アルゼンチン名物のアサード(バーベキュー)をいただきました。アルゼンチンでは週末や祝日に家族や友人が集まり、アサードを囲んで会話を楽しむのだそう。お肉は低温でじっくりと時間をかけて焼かれており、外は香ばしく、中は驚くほどジューシーな仕上がりでした。たくさんの人がワインを片手に、のんびりとした休日を過ごしていました。

絶品ピザに大満足
ブエノスアイレスにはヨーロッパ系の人びとが多く移り住んだことでヨーロッパ風の街並みが広がり、ときに南米のパリとも呼ばれています。そのような歴史から、ブエノスアイレスではスタンド形式のピザ屋が人気で、街のあちらこちらで見かけます。出来立てをすぐに味わえるのが、スタンド形式のいいところです。たっぷりの特製ソースと、チーズがたっぷりのったピザは絶品!あまりのおいしさに、あっという間に食べ終えてしまいました。
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