PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第102回クルーズレポート

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Life Onboard

中東のリズム

馬儁人さん(ジャーナリスト、ミュージシャン) / ブロードウェイラウンジ

2019年11月23日


191123_4.jpgエジプトより乗船された水先案内人の馬儁人さん。台湾出身の馬さんはジャーナリスト、そして中東の太鼓奏者という一面をもった方です。今日の企画では中東の楽器の紹介と、楽器が生み出すたくさんのリズムの魅力に迫りました。中東でおもに話されているアラビア語、トルコ語、ペルシャ語などの言語でリズムを表す言葉はたくさんあり、リズム自体も200種以上あるそうです。実際にいくつかのリズムを音楽や演奏を交えながら紹介してくださいました。「フォックス」というリズムは、砂漠の長い旅で歩き続ける人の足音を表現する音で、実際に音楽を聴いてみると砂の上を歩く疲れた人の重い足取りが浮かび上がってきました。

191123_5.jpg「フォックス」以外にも、速くて愉快な「マックスーム」や狂気状態を表現する「カラチ」、酔っ払いの足音を表す「バンビ」といったリズムも紹介されました。会場の方たちも音楽を聴きながら体を動かしたり、手拍子をしてリズムを感じます。馬さんのお気に入りのリズムは「マルフーフ」。もともとは遊牧民族がよく音楽に取り入れていたリズムで、オアシスを求めて移動するラクダ、羊、人間がともに歩く音が太鼓一つで奏でられます。そして動物が迷子にならないようにつけられている鈴の音も聞こえてきます。またエジプト古典棍棒武道である「タヒティビ」も映像で紹介されました。この伝統舞踊はもともと武士が戦うために受けるトレーニングの一種だったといい、1900年代半ばにダンスとして表現されるようになりました。踊れる人が減ってきたことを受け、最近では大切な文化の再生と近代化に尽力する活動家もいます。同じ地域の中でも人びとの生活のさまざまな側面から全く違うリズムが生み出され、これらのリズムをメロディーに合わせることによって本当に多様な音楽が作り出されます。この企画を通して中東の文化を知り、リズムで体感することができました。世界中に影響を与え続けてきた中東の文化の魅力を感じる企画でした。

(文:吉川迪)

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