PEACE BOAT 地球一周の船旅

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旅行企画実施 株式会社ジャパングレイス 観光庁長官登録旅行業第617号 一般社団法人日本旅行業協会正会員

第76回クルーズレポート

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Life Onboard

コロンボ(スリランカ)寄港

2012年05月23日

オーシャンドリーム号はアジア最後の寄港地、スリランカのコロンボへと寄港しました。シンハラ語で「光り輝く島」という意味を持つスリランカ。その名の通り、人々の笑顔が印象的な国です。ここで訪れたのは象の保護施設。スリランカで象は神聖な動物とされていますが、焼畑農業の影響で住処を奪われたり、象牙密漁の犠牲となったり、3年前まで続いていた内戦時に埋められた地雷の被害に遭ったりと、人間との共存が難しい状況にあります。こうした象を保護し、象の糞からリサイクルペーパーを作ることで、人と象の共存を探る施設を訪れました。

まずは象とご挨拶。2人一組で象に乗せてもらい広場を一周します。おそるおそる象にまたがってみると、象の背中は想像よりもゴツゴツしています。一歩、一歩と歩みを進める度に左右に大きく揺れ、慣れるまではちょっとコワイもの。とはいえ象に乗るなんてなかなか出来ない体験です。皆さん、目を輝かせて象の背中を楽しんでいました。

象の糞から作るリサイクルペーパーの製造所へ。象の糞と古紙の配合率は50%ずつ。糞は殺菌のため、太陽の下で長時間乾燥させた後、丸1日グツグツと茹でます。こうして柔らかくなった糞と古紙を、大きな機械で混ぜ合わせ、紙の原料・パルプとなります。

ここからの作業は、人の手で進みます。パルプを水槽流し込み、型枠を使って紙すき。これを20枚ほどを重ねてプレスして水気を絞ったら、一枚ずつ棒にかけて自然乾燥させます。こうしてリサイクルペーパーの完成です!

私たちも紙すきに挑戦!…しかし、これがなかなか難しい。熟練の技が必要なんですね。

完成したものは、カットして製品化。メモパッドや絵はがき、小物入れなどになります。仕上げ作業は、近隣の若者たち60名ほどが担当。カット、型抜き、絵付けなどすべて手作業で行います。カットする際に出た余分な紙は、再度パルプ行程に戻され、リサイクルぺーパーの一部になります。この一連の仕組みは象との共存はもちろん、地域の活性化や雇用に繋がるものとして、世界的にも注目されています。

昼食のレストランへと向かう道すがら、後ろから大きな大きな足音が…。振り返ると、象の群れがのっしのっしとこちらに向かってくるではありませんか!これにはびっくり!しかし現地の人たちは平気な顔。こうした景色も日常の一コマのよう。

私たちが訪れたレストランは、象の水浴を間近で見ながら食事が出来ることで有名なだそう。間近に見る象の群れ、その仕草や迫力に、箸を止めて見入ってしまうことも。

ランチのメインはやっぱりカレー!何種類ものカレーがテーブルの上に並べられています。ビュッフェ形式なので、みなさん少しずつお皿にとって味比べ。スリランカ式の食べ方にならって手で食べることに挑戦してみる参加者も。

私たちのランチの後は、象さんたちもランチタイム。バナナを差し出すと、長い鼻を器用に使ってもぐもぐ…。「お鼻がながいのね~♪」なんて歌いながらバナナを差し出す参加者も。

最後に訪れたのは「象の孤児院」と呼ばれる場所。長い内戦の影響で親を亡くし、孤児となった象やケガをした象が保護されています。片足を失った象や、失明した象の姿に、戦争で傷つくのは人間だけでないことを痛感させられます。
…と、遠くで「パーン!」と乾いた音が。するとバラバラだった象たちが幼い子象を中心に円陣を組むように1ヶ所に集まってきました。象には幼い者を守る本能があり、それは家族であっても「孤児」たちの集まりでも変わらないものなんだそう。この姿に、胸が熱くなったという参加者も。
※銃声のようにも聞こえたこの音は、近所の村のお祭りの合図でした。

可愛らしい象たちの姿をしっかりと目に焼き付けて、船へと戻ります。
まもなく出港の時刻。ここで下船される水先案内人の皆さんに、感謝の気持ちと再会の約束をこめたたくさんの紙テープが投げられます。「ありがとう!また日本で!」「行ってらっしゃい。この後も楽しんで!」そんなやりとりを交わしながら、船はゆっくりと岸壁を離れます。この後船はインド洋へ。次の目的地は紅海を抜けスエズ運河を抜けた先、エジプト・ポートサイド港です。

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