PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第86回クルーズレポート

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Life Onboard

沖縄-抵抗と希望の島-

鎌田慧さん(ルポライター)/ブロードウェイラウンジ

2015年02月24日

「沖縄の人々は、変わらない日本政府に絶望しながら反対し、自分たちの暮らす美しい島を守りたい、と闘っている」そう語るのは、水先案内人・鎌田慧さん(ルポライター)。今回は、鎌田さんが40年以上にわたって取材を続ける沖縄米軍基地問題をテーマにお話しいただきました。
鎌田さんとともに壇上にあがりマイクを取るのは、沖縄県で辺野古沖への基地建設反対の運動を続けている参加者の南研作さん。そして浦添市出身のピースボートスタッフ・西原由梨です。

「侵入し 侵入するなと 侵入者」 南さんはこんな川柳を紹介します。沖縄に入ってきた「侵入者(=米軍、日本政府、工事業者…)」が、抗議する地元の人々に「侵入するな」と言う。いったいどちらが「侵入者」なのか――米軍に、日本政府に、工事業者に、そして時に「本土」に、翻弄され蹂躙される。そんな、複雑な状況と、怒りや悲しみが込められた句に、会場は重い空気に包まれます。

続いてマイクを取ったのは西原。「自分は沖縄出身なのに、何も分かってなかった」と振り返ります。ピースボートスタッフとなる前、初めて参加した地球一周クルーズで、沖縄戦の歴史や基地問題について改めて学んだという西原。「今でもまだ分かってないと思う。でも、おじーとおばーから教えてもらった、うちなーぐち(沖縄ことば)は無くしたくない。だから、もっと沖縄のことを学んで、考えて、守っていかないといけないと思う」 そう語ります。

沖縄「返還」間もない時期から今日まで、幾度となく沖縄を訪れ、取材を続けてきた鎌田さんは、この40年の歴史と今を語ります。沖縄が「アメリカ」の一部だったこと、「返還」によって「日本」となったこと、「基地経済」の歴史と現在、本土からの「観光地」としての沖縄、そして普天間飛行場の廃止への動きと辺野古沖に進められる新基地、これらを巡る沖縄の政治や人々の思い――「本土」とは大きく異なる沖縄の姿に驚き、沖縄を「他人事」としてはいなかったかと複雑な思いを抱いた方も多かったよう。「うちなんちゅ(沖縄の人々)」の思いと、言葉に改めて耳を傾ける、大切な講座となりました。

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